2006/10/11

泣いた話(ねたばれ)

毎週、週刊少年ジャンプを買っている(いまだに)。一応、全作品に目を通すようにしている。

普段はあんまり気合を入れて読んでいない『ワンピース』。
先週号で、主人公たちの海賊団が絶体絶命の危機に瀕したとき、一人が「何かの声」を聞きつける。彼は号泣しながら「助けに来てくれたんだ!!!まだ俺たちには……!!仲間がいるじゃねェかァっ!!!」と叫ぶ。すると、海賊団の船(その名もゴーイング・メリー号)が、廃船寸前の状態になりながら、仲間たちを助けにやってくるお話だった(もちろん船は船なのでお話はできないのだが、メリー号の「帰ろうみんな!」「また・・・冒険の海へ!」さらに「迎えに来たよ!」という心の声が、海賊団のみんなにだけ響く・・・というお話)。

先週の結果:号泣。メリー号の船首はかわいい羊の顔がついているので、ただの船に見えないんだよう。。

今週号。仲間を危機から救ったメリー号は力尽き、これ以上の航行ができなくなってしまう。海賊団は、限界を超えてしまったメリー号を、海の底で永遠に眠らせることを決意する。メリー号に火をつける船長。涙を止められない海賊団。燃えてゆくメリー号の声がまた聞こえる。
「ごめんね、もっとみんなを遠くまで運んであげたかった…」
「ごめんね ずっと一緒に冒険したかった…」

今週の結果:号泣。しかも旅先の電車の中で。彼氏に「なんで泣いてんの??」と聞かれ、「ゴーイングメリー号との別れに感動して・・・」というと、「フン(笑)」と鼻で呆れられた。

はー。泣くって大切だよね。心のデトックスですな。
ちなみにこのBlogを書きながらも泣いていました。

毎夏、お台場で「お台場冒険王」というフジテレビのイベントがあり、そこにゴーイング・メリー号の実物が登場している。実際に乗って航行もするのだが、来年はどうなるんだろう・・・。「おかえり、メリー号!」とかになるのか、それとも新造船になるのか・・・気になるなぁ。。

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