2006/12/31

大晦日

もう、大晦日!早いなぁ・・・。
この年末年始は、実家には帰らず、家で過ごすことにした。実家に帰ると、正月料金で片道3万円、往復で6万円もかかってしまうためだ。ただ実家に帰ってテレビを見たりしてぐだぐだするのなら、もっと別の時期に帰ったほうがどう考えてもお得だ。。

のんびりやのねこたんは、今日になってやっとお正月の準備をする気になった。
今日これからやることは、
 ・お買い物:おせちの材料、お雑煮の材料、鏡餅など
 ・おそうじ:大掃除とまではいかないけれど、部屋を全体的に掃除
 ・年賀状作成:まだやってなかったのか。。
うーん。とりあえず、順序としては「年賀状作成→お買い物→おそうじ」かな・・・。
年賀状作成だけで3時間くらいかかりそうだけど。。

そうそう、こんど初めて自分で小さなおせち料理を用意してみるつもりだ。といっても、黒豆とかごまめとか数の子とか、ほとんど買ってくるものばかりなんだけど、筑前煮だけは一から作るつもり。
お雑煮は昨年度も作ったけれど、関東では四角いお餅しか売ってないのね・・・。ねこたんの出身地では丸いお餅がスタンダードだったので、なんとなく違和感を感じてしまう。まるいお碗にまるいお餅が入ってるから平和な気分になれるんじゃないのかー!と心の中で叫んだのであった。

2006/12/25

業務用を親しげに見せるには?

ねこたんの仕事は、企業が使う財務や受発注などの業務用システムを提案して導入することだ。
もちろん、自分が勤めている会社にもそういうシステムがあって、備品を買ったりしたときは、請求書をシステムに入力すると、支払日に自動的にお店に代金が振り込まれるようになっている。

このシステムの入力画面が、業務用だからなのか、非常にとっつきにくい画面になっている。正直、業務システムが専門のねこたんですら、ちょっと入力は面倒くさい。ねこたんの勤める会社はITを扱う会社なので、PCやシステムを使うことにそれほど抵抗のない人が多いはずだけれど、それでも入力を面倒に思って締切日ギリギリになってイヤイヤ入力する人は多い。
締切日ギリギリの入力だと、経理部の人は請求書と入力内容のチェックに大わらわである。それで、毎月経理部の人は「締切日ギリギリの入力は避けてください!」と呼びかけることになるのだ。

この状況、なんとかできないか。みんなが喜んで入力とまではいかなくても、「入力イヤだなぁー」と思わなくてすむような工夫はできないだろうか。
もちろん、ユーザーインタフェースを使い勝手よくしたり、視覚的デザインを改善するのも重要なことだけれど、もっと全然違う視点で、入力する人の気分を和らげるようなことができないだろうか。

と、ここまでマジメに書いておきながら、思いついたアイデアのあまりのくだらなさにちょっと自分で気後れしてきたのだが、せっかく思いついたので書いてみよう。

(1)ちょっとラッキーと思える工夫
入力画面の右上あたり(ヘッダーの邪魔にならないところ)に、窓の絵を設ける。
窓からは外が見える。時間によって青空だったり夕暮れだったりするとなおよい。
ここに、謎のキャラクターが通りかかることがある。
キャラクターは、その業務システムの中でログオンしている人の画面に現れるが、同時に1つの画面にしか現れない。つまり、その時刻、キャラクターに会えるのは会社のなかでただ1人だ。
キャラクターは、窓の外からこちらをのぞいたり、夜だと窓を開けてカップラーメンをくれたりする。
運用時には、「このキャラに会えるとラッキー」というウワサを流す。
できれば、「写真を撮る」ボタンを装備しておいて、キャラクターが出ている間にそのボタンを押すと、キャラクターの写真が撮れるようにしておきたい。貴重な目撃情報となり、社内でちょっとした話題を提供できる。

(2)占いを出す
朝、テレビで「今日の星座占い」をやっていたら、占いに興味がない人でも、ちょっと見てしまうものではないだろうか。
そこで、入力した伝票情報の中から、任意の項目(タイムスタンプとか、金額とか)の値を使っておみくじ「今日の運勢」を生成し、ログアウト時に表示して楽しんでもらう。
伝票入力後ではなく、ログアウト時に表示するのは、一度に何枚も伝票を入力することがあるためである。
任意の項目については、取引先名称や口座情報などのクリティカルな項目は避け、数値項目等を使うのがよいだろう。
そして、このおみくじの内容は完全にランダムではなく、たとえば請求書を受け取った日付とシステム入力日付が近いほど大吉とか、ちゃんと入力してくれた人にいいおみくじが出るようにしたい。

つまりは、業務と全然関係ない、ちょっとしたお楽しみがあるといいなぁ、ということなのだ。。
ただし、これらの開発にかかるコストに対して、各部署での入力早期化、ひいては決算の早期化というメリットにどれだけ寄与するかは正直わからない。。ユーザーの心理負担軽減という定性的効果はあっても、決算がこれで3日早く終わります、という定量的効果が、はたしてあるのかどうか・・・。それをお客様に説得できない限り、この仕組みは採用されそうにないな・・・。

2006/12/20

かっぱえびせん マヨネーズ味

ねこたんには密かな趣味がある。
それは、「かっぱえびせんの新しい味が出たら必ず買って食べる」ことだ。

かっぱえびせんは、期間限定でちょっと変わった味のものが出されることがあり、ある程度の期間がたつと、また次の新味が出るというサイクルになっている。
ちょっと前までは、「フレンチサラダ味」が販売されており、フレンチドレッシングの酸味と塩味があいまって、かなり面白い味で、何回か買って食べた。好評だったのか、ちょっと長めの期間、販売されていたように思う。

そして今日、コンビニで新製品「マヨネーズ味」を発見!さっそく購入して食べてみた。
感想は・・・思ったよりも「マヨネーズ感」がなかった。。確かに、普通の塩味バージョンにくらべるとマヨネーズっぽいかな?という気がするのだが、もっとマヨマヨしてるのかと思っていた。案外普通。。
マヨネーズ味のお菓子ってあんまりないような気がするが、世の中にはマヨラーがたくさんいるようなので、この普通さはうまくいけば定番の味となりそうな気がする。
真のマヨラーは、通常のかっぱえびせんを本物のマヨネーズにディップして食べるのだろうが、ねこたんはマヨラーではなく、むしろマヨネーズ単体の味はあまり好きでないので、かっぱえびせん程度のマヨさ加減がいいのかもしれない。


2006/12/14

今日だったんだ・・・

今日、お昼ごろに東京タワーの近くをうろうろしていたら、修験者のような格好をした人たちが、「どーん、どーん」と太鼓を鳴らしながら、50人くらいの行列で歩いていた。
通りの反対側から遠目に見たので、「なんだろう?何かの宗教団体?」などと思っていたのだが、あとから調べてみると、今日は赤穂義士の討ち入りの日だったことが判明。あの人たちは修験者ではなく、火事場装束に身を包んだ赤穂義士たちだったのだ。

12月14日が討ち入りの日だったとは初めて知った。。
そして、今日は日本のあちこちで、赤穂義士のお祭りがあったようだ。私が見た行列も、きっとその中の1つだったのだろう。
赤穂義士は47人。実際にその行列を見ると、かなりの人数に感じた。なんとなくテレビで見ていると、あんなに大勢な感じじゃなかったのに。
来年見かけたら、ちゃんと写真とっとこう。。

2006/12/13

取扱説明書

ご存知ですか、郵便局が発行している「インクジェット写真用年賀葉書」に、取扱説明書があることを・・・。
平成19年用年賀はがき特集 - インクジェット写真用年賀葉書の取扱説明書

私は今年初めてこの取扱説明書を読んだ。
(1)取扱い上の注意
・この葉書は一般室温環境下(温度15~25℃、湿度40~60%)で使用してください。

私の実家は山奥にあり、冬の夜の室温は下手すると2℃とかですが、何か?

(2)印刷時の注意
・一度にセットできる枚数は、プリンタの機種によって異なります。ご使用になるプリンタの取扱説明書及び各メーカーのホームページをご確認ください。
・葉書が正しく給紙されない場合は、ご不要になった葉書1枚を先にセットし、後からインクジェット写真用葉書を1枚ずつ給紙してください。なお、プリンタによっては、最後の1枚を正しく給紙するために、「給紙補助シート」が必要なタイプがありますので、ご使用になるプリンタの取扱説明書をご確認ください。

うーん、これって、「年賀葉書」の取り扱い説明なのだろうか。。
どっちかというと、プリンタの説明になっちゃってるような気がするけれど、ここに書いてあるって事は、きっと誰かが郵便局に問い合わせたのだろう。郵便局もいろいろ大変だなぁ。

★ご使用のプリンタにより印刷時の注意、制限事項が異なる場合があります。それらについては、以下のプリンタメーカーのホームページ(アルファベット順)でご確認ください。
【URL】 Canon : canon.jp/pixus
EPSON : http://www.epson.jp/
HP : http://www.hp.com/support/japan

すすすごーい!郵便局のサイトに、プリンタメーカーのサイトへのリンクがあるよ・・・。
「(アルファベット順)」って書いてあるのがお役所ぽいけど、よっぽどプリンタ関連の質問が多かったんだろうな・・・。端的に「印刷できないんだけどー」とかの・・・。

取扱説明書も読んだし、早く印刷しないとなぁ。

2006/12/06

Blogger のコメントとトラックバック

ねこたん日記を始めて、約半年。
これまで、知り合いの方から個人的に感想をいただいたことはあった(ありがとう!)が、ブログ上でコメントやトラックバックをいただいたことはまだなく、「やっぱり始めてすぐには、コメントとかは付かないものなんだなー。役に立つ記事もあんまり書いてないし・・・」と思っていた。

ところが2~3日前、この「ねこたん日記」を眺めていて、ふと気がついた。
他のブログサイト(はてなダイアリー等)には、「この投稿へのトラックバック」などのようにURLが表示されているのに、ねこたん日記にはそれがない。。
私の投稿を読んで、ありがたくもトラックバックしようと思ってくれた人は、いったいどうやってトラックバックするのか?自分もトラックバックをしたことがないので、さっぱりわからない。
そこで、Bloggerでトラックバックをする方法を調べてみた。

クリボウの Blogger 入門:トラックバック

 「Blogger にはトラックバックを受けとったり、送ったりする仕組みがありません。」

ねこたん、いまさら気づいちゃったよ!!(゚Д゚;
ブログサイトには、トラックバック機能はついてるもの、という私の思い込み・・・。すみません、甘かったです。そういえばカテゴリ機能もBloggerの提供ではなかったんだった。。
クリボウさんの記事を読むと、HaloScanというサイトに登録するなどすれば、Bloggerでもトラックバックを受け付けたり、自分でトラックバックを打ったりすることができるようになるらしい。

それじゃあ、コメントはどうなのか。以前、自分の投稿に自分でコメントをつけたことがあったはずだ。
自分のBloggerの設定に「コメント」というタブがあることに気づき、設定を確かめてみることにした。

 (設定項目)「誰がコメントを投稿できますか? 」→「登録ユーザーのみ」

BloggerメンバーあるいはGoogleアカウントを持っている人しか投稿できない設定になっていた。

というわけで、今日からコメントの受付を「全員」に設定してみた。
トラックバックは、もうちょっと慣れてからにしようと思い、今回は見送った。まずは、コメントから。

それにしても、半年も気づかないなんて・・・。
自分にちょっとショックを受けてしまった。

2006/12/01

ゲーム:『THE TOWER SP』

GBAの『THE TOWER SP』を遊んだ。いや、正確には、遊んでいて、行き詰まっている。

このゲームは、エレベータや階段などの移動設備、オフィスやトイレ、警備室や飲食店など、いろいろなビルの部品を組み合わせて、高層ビルを建て、居住人数を増やして、発展させていくというものだ。
まず、ビルの種類を選んだ。今回は「総合オフィスビル」を建てることにする。(他には商業総合ビルを選ぶこともできる)

<建て始めの頃>
地上に着々とオフィスを作り、地下にはファーストフード店を開業させる。ファーストフードは、そば屋さんやハンバーガーやさん、カフェなどをテナントに入れることができる。気に入ったお店には自分で名前をつけることもできる。とりあえずそば屋さんに「ひらそば」という名前をつけてみると、なんだかめちゃめちゃ繁盛し始めた。カフェも人気があるみたいだが、あえて「ドリアン」という名前をつけてみる。特に人気に変化はなかった。

<5階建てになった頃>
ビルに出入りする人が増え、ビル自体のグレードがだんだんと上がってきて、敷地を広げることができたり、映画館などの大規模な施設を入れたりできるようになるが、維持費などのお金もかかってくる。
このビルの出資者は「山爺」(やまじい)という白いひげをたくわえたおじいさんなのだが、たまにリムジンに乗って、私のビルを視察にやってくる。「エレベータが混雑している」「トイレが不足しているようじゃ」など、ひとしきり文句をつけたあと、「がんばれよ」という意味なのか、1000万円などの追加資金をくれる。ビルを建て始めた最初の頃は、「おお~1000万だ!たすかる!」などと思っていたのだが、ビルが大規模になるにつれ、山爺から3000万もらっても、「ちぇっ、3000万円か。もっとよこせよー」と言いたくなってしまう自分の身勝手さ加減を思い知る。

<10階建てになった頃>
10・11階に映画館を作った。人がたくさんやってきて、エレベーターがの混雑度合いが限界に近くなり、ラッシュ時には1階ロビーにながーい人の列ができる。長くエレベーター待ちをしている人の色が赤くなって、怒っているのがわかる。私ははやく混雑を解消しなきゃ~;;とドキドキしてあせりはじめる。
お金をためて、地下の一番深いところに地下鉄の駅をつくった。電車がやってくるようになると、地下5階から一気に10階の映画館周辺の商用施設に人を連れて行きたいので、地下・1階と、10階ごとにしか止まらない特大エレベータを導入。とりあえず、地下5階から10階までの長さで設置した。でも、せっかく設置したのに、あんまり利用されていないみたいだ。なんでだろう?10階から周辺階にはエスカレータも設置して、乗り継ぎ可能にしているのに・・・。

<13階建てになった頃>
また山爺がやってきて、初めてこのビル建設のゴールについて知らされる。
なんとこのビルを50階くらいまで高くして、最上階に「大聖堂」をつくると、そこで結婚式が行われるらしい。そのとき「奇跡」が起こると・・・。
え~。(゚Д゚; 遠いなー、ゴール・・・。
だって、13階建て(+地下5階)でもすごく悩みながら建設してるのに、50階なんて。。。ちょっと気が遠くなる話だ。
でも、気を取り直して、「このゲームは長期戦のゲームなんだ」と認識を新たにしつつ、とりあえず20階建てを目指してみることにする。

<現在>
行き詰まった。。
このゲームは、各種設備を設置するときに、ある程度の制約事項がある。
たとえば、エスカレータはオフィスやテナントを入れるより先に設置しないとだめとか、普通のエレベーターは20階分の縦幅までしか延ばせないとか。
今回、20階建てを目指すにあたって、10階までしか延ばしていなかった特大エレベーターを、20階まで延ばすことにしたのだが、延長の操作を行うと、
「エレベータは、これ以上、上にはのばせません」のようなメッセージが出てしまうのだ。。特大エレベータは、55階分まで延ばせるはずなのに・・・。上のオフィスなどをいったん撤去してみたり、先に20階にスカイロビーを建設したりしてみたけど、やっぱり変化なし。
DS Liteでやっていると、時々メニューが消えてしまったりすることがあったので、これもDSでやってることが原因なのか、私が何か制約事項を見逃しているのか、まだわかっていない。
GBAで起動してみれば延ばせるのかな?試してないけど・・・。

そんなわけで、昨日はかれこれ6時間くらいこれを遊んでいた。
感想は・・・好みの問題だと思うけど、なんか、きりがないというか、もっと山場が欲しい気がした。
と、文句を言うばかりではなんなので、「山場」のアイデアを考えてみた。
・山爺にお中元やお歳暮を贈る。お返しに、ビルの細かい備品(案内板とか、ロビーのシャンデリアとか)をくれることもある。ちなみに、備品はあってもなくてもゲームの進行に影響はない。
・ビル内にマイルーム(オーナーズルーム)を作れる。ビルがグレードアップすると、部屋もグレードアップする。私もここに出勤する。山爺が視察のときは一緒にお茶も飲める。
・ゲームではビルの警備を怠っていると泥棒が入ることがあるのだが、どんなに警備をしていてもたまにタキシード姿の「怪盗」が現れて、華々しく何かを盗んでいってしまってほしい。去っていくときはもちろんヘリコプターから下がった縄梯子につかまって高笑いだ。

現実逃避はこのくらいで・・・。
もし、特大エレベーターをどうしても伸ばせなかったら、いったん最初からやり直すしかないか・・・。

2006/11/28

年賀状の準備

今年も年賀状の準備をする季節になった。
子供の頃は「手書きの年賀状」にこだわり、毎年20枚くらいを全部手書きのイラストで作成していたのだが、さすがに社会人になるとそのような時間もない。。

そこで、昨年はじめて利用したのが、デザイナーズ年賀状の有料ダウンロードサービスだ。
DEX WEB:デザインポータル

1カット@500円からで、クリエイターの名前が入るものになると@1,000円のものもあるが、やっぱりそれはデザインがいいからこそ高いので、そこは必要コストと考え、今年も2種類ほど購入。
買ったのは「おめでた満タン」のクリエイターものに入っていた「クール」なジャンルのもの。う~んカッコイイ。。
あとは年賀はがきを買って、印刷するだけだ。

ちなみに、宛名やイラストは印刷にしても、ひとことコメントだけは手書きするようにしている。
いつも何を書くか迷うけど、元気でやってます、ということが伝わればいいかな、と。
さーがんばるぞー。

2006/11/23

あいまいコミュニケーション

日本人は、すべてを言葉にしなくてもコミュニケーションがとれる、という話を何度か耳にしたことがある。
たとえば、「どうも」という言葉。

A:どうも。
B:あっ、どうも。この間はどうも。
A:いえいえ、こちらこそどうも。
B:いやあ、どうも。

って感じに、挨拶どころか会話本体さえも「どうも」だけで意味が通じちゃったりする。
また、長年連れ添った夫婦だと、

夫:「おい、あれはどこにあるんだ。」
妻:「あーはい、あれはね・・・。(見つける)はい、これ」

みたいに、こそあど言葉だけで会話が済んじゃったり。

そんなある日。

突然、彼氏が
「異議あり!!」
と叫んで私を指差した。

とりあえず、そばにあったDSを渡してみた。
彼は遊び始めた。

・・・正解だったらしい。。(´Д`;
すごいぞ私のコンパイラ。

2006/11/22

鮭フレーク

寒くなって、スーパーで売られている鮭が、だいぶ安くなってきた。
スーパーでは、ご家族向けに切り身のパックが売られているが、大抵は4切れくらい入っていて、一人暮らしでは食べきれない。
そこで、鮭は安売りのときに一気に買って、あまった鮭は鮭フレークにすることにしている。
自家製鮭フレーク byミリアム

冷蔵庫で1週間くらいもつので、ご飯に混ぜたりして食べている。
ねこたんは魚が大好きなのだが、一人暮らしだとどうしても余るし、焼くにしてもシングル向けマンションの1口コンロでは、焼き網を使うなどして面倒くさいので、あまり家で魚を食べることができていない。
これから、タラや鮭がどんどん安くなる(と思う)から、鍋とか、ホイル焼きとか、焼き網を使わなくてもいい魚料理をどんどん食べたいな。

2006/11/18

見間違い

近所のベーカリーで、新製品の看板を見た。

「新発売 ヘーゼルナッツチョコパイ 150円」

正確には、黒板に手書きで、下記のように改行されていた。

ヘーゼル
ナッツチョコ
パイ


でもこれをみて、私の脳裏に浮かんだ言葉は、

「ヘナチョコパイ」

だった・・・。へなちょこぱい。ひらがなで書くと、もっとイケてなさそうだ。。

ただそれだけの、日常的のヒトコマ。

2006/11/11

ブーケプルズって?

近々、友人の結婚披露宴によばれているのだが、花嫁から謎のメールが来た。
" 披露宴ですが、ブーケプルズをします。
参加してくださいね~。
決定事項で~す(^o^)"

・・・。

ブーケプルズって、何だ??(汗)

ブーケ(花嫁が持ってる花束。最近は生花で作る人が多い)を何とかするんだろうけど・・・。
ブーケトスとは違うのかな?それなら参加したことあるけど・・・。

※ブーケトスとは、花嫁がブーケを投げ上げ、それを受け取った人が次に結婚できるという言い伝えがあるもの。独身の女性がひとかたまりになって、花嫁は後ろを向いてそこにブーケを投げる。
しかし、いざとなると恥ずかしくて受け取りにいけない。。
ちなみに、これまでの実績では小学生の女の子が受け取ったりしていた。

ブーケプルズ、知らないと乙女としてヤバい?と思い、調べてみた。

教えて!goo ブーケプルズとは何でしょうか?

要するに、ブーケトスのように投げ上げるのではなく、リボンを何本か付けておいて、そのうちの1本だけがブーケにつながっているという仕組みらしい。
なるほど、これなら、投げ上げたブーケを誰も受け取れず地面に落ちる、なんて事故も起きない。

しかし、これを「決定事項」として伝えてきた花嫁の意志の強さを感じる(笑)。
やっぱり、「恥ずかしいから私はいいよぉ~」という申し出を牽制してるんだろうか・・・。

2006/11/05

産業技術記念館(トヨタテクノミュージアム)

日帰りで名古屋に遊びに行ってきた。名古屋に行くのは初めてだ。
限られた時間の中で回ることができたのは、名古屋城、熱田神宮、産業技術記念館(トヨタテクノミュージアム)の3箇所。
特に、最後に行ってきた産業技術記念館はものすごーーーく面白かった。
産業技術記念館 トヨタテクノミュージアム

愛知県といえばトヨタ自動車、というイメージだったので、車の技術がメインだろうと思っていたのだが、エントランスホールには、巨大な織機が据えられていた。巨大な筒状の布を織るための、美しい機械だった。トヨタの歴史は、織機の技術から始まっていたのだということを、このミュージアムをみて初めて知った。
一緒に見て回った父は、自身が数十年前に繊維産業に関わっていたこともあり、いろいろな繊維や機械について熱心に解説してくれた。

それにしても、このミュージアムの展示内容の充実ぶりに驚かされた。技術系の博物館は、このミュージアム以外でもいくつか見たことはあり、昔の手織りの機械や糸車・機械化され始めた頃の織機などは、他の博物館でも見ることができるものもある。
しかし、この産業技術記念館のすごいところは、それらの機械の多くが実際に動いているところが見られるということだ。展示されている機械(それ自体もとても数が多い)の6~7割は、実際に稼動しているところを見せてくれていたと思う。解説員の配置も多く、他の博物館とは、力の入れ具合がまったく違うと感じた。
また、繊維関連の展示物については、最新のものでは2006年(今年!)モデルの機械も展示&稼動されており、かつて繊維産業に関わっていた父にも、非常に目新しく興味深い展示となっていたようだ。
後半は鋳造などの金属加工技術、そして自動車製造の技術の展示になっていくのだが、力の入りようだけでいうと、「繊維7割、金属・自動車3割」くらいに感じた。

名古屋に行く機会があれば、ぜひ立ち寄ることをお勧めしたい。
名古屋駅からはバスでも行けるが、便数が少なかったり、路線によってはバス停が少し離れることがあるようなので、タクシー(1メーターちょっと)で行くのもよいと思う。

2006/11/02

ロボットスーツ量産へ

こんなニュースを見た。
筑波大発ベンチャー、ロボットスーツ量産へ
写真がロボコップを思い出させるなぁ。
色が白いから、スター・ウォーズの帝国軍兵士(雑兵)も思い出した。

ところでこのロボットスーツ、あなたは着てみたいと思いますか?
私は、もし機会があったとしても、かなりためらうと思う。
やっぱり体に直接着けるものとして、誤動作した場合の装着者の安全性が気になるからだ。もちろん、量産するからにはちゃんと考慮はされているのだろうけれど、素人的には関節が変な方向に曲がったり、一人でいるときに身動きができなくなったらどうしよう!とか、事故のことをまず考えてしまった。
ちょうど寒くなってきて静電気がビリビリするようになったから、余計に心配だ。

また、事故という言葉で連想したのは、このスーツを屋外で使用する場合のリスク対策はどうなんだろう?ということだ。サイバーダインのHPでは、「バッテリ駆動のため屋外での使用でも可能」とあるが、たとえば災害の現場で使用するとしたら、雨・砂埃・気温・凍結などの機械に優しくない要因についてはどの程度耐えられるのだろう?

また、屋外で使用している場合、交通事故にあったら、このスーツを着ている人の扱いはどうなるのだろう?歩行者でいいのか?過失割合は?たとえばバイクならエンジンを切って押していれば歩行者扱いだけど、エンジンをかけたまま押していればそれはバイクとみなされる。道路交通法上、現時点でロボットスーツは「車両」ではないだろうから、歩行器を押しながら歩いている歩行者のような扱いになるのだろうか?

法律といえば、このロボットスーツは装着者以外の人による遠隔操作が可能だということだが、悪意のある人が、装着者を遠隔操作して犯罪行為を行わせたらどうなるのだろう?装着者に悪意がなくても、それは共犯となるのだろうか?
いや仮に遠隔操作でなくても、誤動作・誤操作によって装着者が人やものを傷つけてしまった場合、その罪はいかに裁かれるのだろうか。

新しいものが社会に出てきたときには、それまでの法や常識が変わることがある。車しかり、携帯電話しかり。このロボットスーツも、そんな新しい世界をもたらす発明なのではないかと思った。

2006/10/31

レッスン5年目のある日

先日、ボーカルのレッスンで、ちょっと難しい曲を課題に選んでしまった。
aikoの『桜の時』という明るい雰囲気のポップスで、数年前にヒットした歌なのだが、ねこたんは暗譜するほどカラオケで歌ったのに、今でもちっともうまく聞こえないという(ねこたんにとっては)悲しい歌だ。

テンポは124/minくらいで早め。
歌いだしから、三連符の真ん中を使わないパターンで、はずむリズム。
「わ・し・い・ま・し・きこーと」
「タタッ・タタッ・タタッ・タタッ・タタッ・タタッ
(太字の「タッ」が三連符の最初の音。「・」が2番目、「タ」が3番目)
ここがいきなり解釈が難しい。三連符の真ん中を使わないで両端に音が乗るパターンと、付点8分音符+16分音符から成るスキップのリズムとは、どちらも同じ場所に音が乗ることになるのだが、先生によると、これも歌を解釈する上では異なるものとなるらしい。作曲者がどちらを使っているかによって、歌い手はどう歌い分けるべきなのか・・・。今回は三連符の両端に音が乗っているけど、どう歌うべきなのか・・・。ハイレベルすぎて今の私にはわからない。。
とりあえずAメロはスタッカート的にやや音を切りながら歌う表現とする。

Bメロ。
ねこたん「ふーぅって・くるーあめーがめーいわーくうーでー♪」
せんせい「ちがうなぁー。もうここは切ったらあかん。もすこし洋楽っぽいリズムで。
     (口パーカッションで)チッキチッキター・チキ・チッキチッキター・チキ、みたいな。
     ねこたん、ここの切り替えが下手やなぁ」
・・・最終的にこの曲は、Aメロ・Bメロ・Cメロ・サビの4つの大きなブロックごとに歌い方(雰囲気)を変えることになった。Aメロはスタッカート風、BメロはR&B風リズムを意識して、Cメロはやさしくレガートに、そしてサビは普通に(笑)。
ねこたんの課題は、特にAメロからBメロに移るときの、気持ちの切り替えが遅いこと。つまりは歌い方の切り替えも微妙に遅れている。Bメロの最初の1~2小節くらいは、まだAメロの歌い方をひきずってしまっているのだ。また、メロディが優しくなると、つられてテンポまで遅くなってしまうのがねこたんの弱点だ。(そして逆もまたしかり、メロディがにぎやかになるとテンポも速くなろうとして先生の伴奏ギターになだめられる)
先生には、メトロノームで練習するようにとのアドバイスをもらった。
メトロノームと聞いて思い浮かべたのは、おもりの付いた棒が左右に振れてカチ、コチ、と鳴るやつだったのだが、先生によると「それは前世紀の遺物」だということだった。おもりのメトロノームは、だんだんおもりが下がってきて、テンポが変わってしまうんだそうだ。(それ以外にも、ゼンマイを巻かないといけないとかいろいろ欠点はある)で、イマドキは電子メトロノームに優秀なものがあるそうだ。でも高い(ちゃんとしたやつは1万数千円)ので、中古で探してみようと思った。

他にも、この曲は地声の高い部分をずーっと使って歌うので、ねこたんは途中で息が切れる。息が切れるといっても、吐く息が足りなくなって声が出せなくなるのではなく、歌っている間に息を吐ききれなくて、結果、息を吸おうとしたときに、肺がうまく空気を吸えない状態になっている(説明しづらいな・・・)。息ができないまま突っ走るので、2番になるとかなり苦しい。ちゃんとブレスコントロールができてないだけなんだろうけど・・・。これはどういう練習をすればいいのかなぁ。。

歌って難しいなー。
でも、長い間レッスンしている生徒には、先生も要求を高度なものにしてきているらしく(先生談)、それは逆にちょっとうれしい。これからも地道に歌おう。

受付嬢

少し先になるが、友人の結婚披露宴に招かれている。
一応、パーティドレスを新しく購入して(ボレロと靴はまだ買ってないけど)、あとは美容院を予約すればOKさ~♪特にお役目もないしね~♪と気楽に構えていたのだが、今日、友人から「受付やってくれない?」のメールが届いた。
(゚Д゚;)ギャボン
他の友人一同が遠隔地からやってくるので、会場に近い地域に住んでいる私に白羽の矢が立ったらしい。

しかし、結婚式の受付なんて・・・10年ぶり2回目くらいじゃなかろうか。。
前に引き受けたときは、まだ学生で世間知らず&お金がなかったため、今考えると服装もデパートの店員さんにそそのかされて(?)ミョーな紫のツーピースドレス、ピンクのミュール、ショートの髪は自分でピン留め、ネイルは手付かずという状態だった。受付といえば、両家の「顔」なのに・・・(ごめんよ、友人・・・心からお詫びします)。。

しかし!今度こそはオトナの女性として立派に受付をこなしてみせまさぁ!!
美容院に事前に相談しなきゃ!ネイルサロン予約しなきゃ!
メイクもデパートでまつげを上げる相談しなきゃ!!

・・・で、でも、、
よっく考えると、花嫁とは10年くらい会ってない。。(年賀状は毎年交換)
不安じゃないのか、花嫁。。高校以来ほとんど会ってない人が受付で・・・。

ともあれ、がんばります。はい。

2006/10/26

蘇る家庭科の記憶

昨日書いた、自分が高校生の時の学習指導要領が気になったので、すこし調べてみた。

学習指導要領 - Wikipedia

この中で「1980年~」とタイトルされている、「ゆとりカリキュラム」が、私が高校生だったときの指導要領だ。
それによると、
高等学校の国語I、現代社会、数学I、理科I、体育、保健は必修。
高等学校の芸術科は、音楽I、美術I、工芸I、書道Iから1科目を必ず履修。
高等学校の家庭科は、女子生徒は家庭一般を必修(専門教育を主とする学科で女子生徒が極めて少数である場合を除く)。
高等学校の英語IIAは現行課程のオーラルコミュニケーション、英語IIBはリーディング、英語IICはライティングに相当する科目である。

とあり、社会科は現代社会のみが必修となっている。現代社会は確か1年生のときにやった覚えがあるので、私の卒業資格は守られた。よかったよかった。

それにしても、「家庭科は、女子生徒は家庭一般を必修」というのが時代を感じる。(その次の指導要領からは、女子限定ではなくなっている)ちなみにねこたんは女子なので、家庭科はもちろん履修した。
中学校では、途中から家庭科が男女ともに履修となっていたのに、高校に入ったら女子だけだったので意外に思った記憶がある。(全校生徒の9割が男子の学校だったからかもしれないが。。)

そして、家庭科の文字をみて、突然に蘇った記憶がある。
それこそが、「家庭科技術検定(食物調理技術)4級」の受検体験だ。

ねこたんが通った高校の家庭科の先生は、他の教科との兼任ではなく、本当に家庭科専門のおばちゃん(ただしおばあちゃんになりかけ)先生だった。
その先生が、家庭科の生徒全員に強制的に受検させたのが、さきの検定だ。(授業の一環としてね)

家庭科技術検定を受検しましょう!

ねこたんが受検した試験の内容は、4つ。

1.きゅうりの薄切り
きゅうりを包丁で薄切りにしていき、30秒間に40枚以上を切ることが合格の条件。さらには、切ったきゅうりの厚さは2ミリ以下でなければならない。2ミリを超えたものは、切った枚数としてカウントされない。
先生はものさしを持って、みんなが切ったきゅうりの厚さを測り、数を数えていた。

2.計り方
計量スプーンで「大さじ4分の1」をはかるとき、あなたならどうする!?
検定では、いったん大さじ1をはかり(山盛りにならないよう、まっすぐのヘラを使って上部をすり切る)、さらに半月型のヘラで、さじの中から2分の1量をこそげ取る×2回を行うことで、やっと正しい「大さじ4分の1」となるのだ。

3.目分量
受検者の目の前に、じゃがいもやら、にんじんやらが丸のままゴロンと置かれている。
さぁ何グラムでしょう?
という試験だ。
もちろん、じゃがいも中1個はxxグラム(もう忘れた)、というように事前に決まった答えを覚えておくだけの簡単な試験だった。

4.筆記
かんたんな筆記試験。内容は忘れた。

※調べてみたら、3番目の「目分量」だけが、検索でヒットしない。もう実施されていない試験項目なのか、ねこたんの記憶が中学校の家庭科のテストと混ざっているか、どちらかだろう。。

検定後、切ったきゅうりはみんなで酢の物にして食べた。大量のきゅうりの酢の物ができたが、男子にご馳走していた人はまれだった。
試験は、もちろん合格した。きゅうりは78枚を切ってダントツでしたよ。うふふ。

そういえば私も・・・

久しぶりの更新。インターバルから、帰ってきました。

さて、
履修不足:10県65校、生徒数は1万2000人に
のニュースについて。
富山県立高岡南高校で発覚した履修単位不足問題で、新たに青森、岩手、山形、福島、石川、福井、愛媛、広島、栃木の各県の公私立高校でも必修科目を履修せず同様の単位不足になっていることが分かった。

これって、、私立の高校でも関係あるのかな??(ねこたんは私立)
えっと、私の記憶では、日本史しかやってないんですけど・・・。
最初から、世界史・日本史・地理のどれか1つしか選べなかったんですけど・・・。

・・・・・・。

うん、きっと、十数年前は学習指導要領の内容が違ってたんだ。きっとそうだ。

2006/10/18

空間ノイズキャンセラー

オープンデッキのあるカフェに行った。
座席自体は建物の中なのだが、道路に面している方の壁がオープンになっており、外からの風が入ってきて、開放感もある。
ただし、道路に面しているので、車の音がうるさい。
お店のBGMが大きめになっているのだが、やっぱり車の音のほうが大きい。

そこで、ふと考えた。
最近、ノイズキャンセル機能がついたヘッドフォンが売られている。
あの仕組みは、外からのノイズを打ち消すような音波を出して、ノイズが聞こえないようになっているのだ(確か)。

だったら。
お店のオープン部分の柱に同じ装置をつけて、外からのノイズだけをかき消せば、オープンデッキの開放感はそのままで、静かなカフェ空間が手に入るのではないか!?
柱型のスピーカーのような形で!



この実現条件としては、ノイズキャンセラーの効果を水平方向にするために、お店に天井と軒先があることが必須である(気がする)。

もし、これが実現したら。使い道はたっくさんある。
うっとうしい耳栓やヘッドフォンをしなくても、ノイズを聞かなくていいことになる。
線路沿いに電柱のように設置して、電車の騒音を軽減するとか。(ただし踏み切り付近は除く)
あ、屋根ないからダメか・・・?

ちなみに、ねこたんに物理関連の知識はまったくない。
それでも、いつかこんなことが実現すればいいなーと思う。

2006/10/16

ドラマ:『のだめ カンタービレ』(第1回)

今日からドラマ『のだめ カンタービレ』が始まった。
実は、クラシック音楽は好きなのだが、マンガの絵柄があまり好きではなく、コミックスを1巻ざっと目を通しただけで読んでいなかった。
しかし、今日の第1回ドラマを見たら、これがめっちゃ面白かった!
千秋先輩の豪快なツッコミ(迷いのない蹴り、有無を言わさぬ段ボールアタック等々)が、予想よりもかなりいい感じというのもあったのだが、やっぱり、音楽がある話は音楽が流れないとダメだと痛感した。

このドラマを見て・・・

ピアノ弾きたいーーー!!

と切実に感じた。
実家にある電子ピアノには、年に1回程度の帰省でしか触れない。
持ってくるにしても、今の6畳の1Kには、とてもじゃないがピアノは置けない。
ピアノがあれば、作曲の勉強とかもできるのに・・・。

ま、ピアノがあればあったで、思い通りに動かない指どもにイライラするのだが・・・。。

2006/10/15

ゲーム:『逆転裁判』

ゲームボーイアドバンス『逆転裁判』を遊んだ。(プレイしているのはDS Liteだけど)

ずっと気になっていたゲームだったのだが、評判にたがわず面白かった。
幸い、一度もゲームオーバーにならずに進めることができたのだが、後半になって難易度が上がっていくにしたがって、かなり真剣に選択肢を悩んだ場面も2~3あった。
このあとのシリーズもぜひやってみたい。

キャラクターは1人1人の性格や役割がはっきりしていてわかりやすい。主人公以外のキャラクターには、服装や言動にやや昭和の匂いを感じた(わざとだろうけど)。それに対する主人公の常識的なツッコミだけがイマドキの雰囲気なのでちょっと面白い。これはきっと、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』や『機動戦士ガンダム』のように、名場面がパロディ化されやすい作品だろうと思う。

・・・と思っていたら、あったのね、パロディ。しかもかなり昔から・・・。
http://2next.net/swf/gyakuten/

「くらえ!」とか「待った!」とか「異議あり!」等の決めゼリフが多いことが、パロディ化されやすい要因なんだろうな。。
私としては「シロウトどもめッ!」by小学生御剣がお気に入りだ。(お前もシロウトだろ・・・(´Д`; )


2006/10/11

泣いた話(ねたばれ)

毎週、週刊少年ジャンプを買っている(いまだに)。一応、全作品に目を通すようにしている。

普段はあんまり気合を入れて読んでいない『ワンピース』。
先週号で、主人公たちの海賊団が絶体絶命の危機に瀕したとき、一人が「何かの声」を聞きつける。彼は号泣しながら「助けに来てくれたんだ!!!まだ俺たちには……!!仲間がいるじゃねェかァっ!!!」と叫ぶ。すると、海賊団の船(その名もゴーイング・メリー号)が、廃船寸前の状態になりながら、仲間たちを助けにやってくるお話だった(もちろん船は船なのでお話はできないのだが、メリー号の「帰ろうみんな!」「また・・・冒険の海へ!」さらに「迎えに来たよ!」という心の声が、海賊団のみんなにだけ響く・・・というお話)。

先週の結果:号泣。メリー号の船首はかわいい羊の顔がついているので、ただの船に見えないんだよう。。

今週号。仲間を危機から救ったメリー号は力尽き、これ以上の航行ができなくなってしまう。海賊団は、限界を超えてしまったメリー号を、海の底で永遠に眠らせることを決意する。メリー号に火をつける船長。涙を止められない海賊団。燃えてゆくメリー号の声がまた聞こえる。
「ごめんね、もっとみんなを遠くまで運んであげたかった…」
「ごめんね ずっと一緒に冒険したかった…」

今週の結果:号泣。しかも旅先の電車の中で。彼氏に「なんで泣いてんの??」と聞かれ、「ゴーイングメリー号との別れに感動して・・・」というと、「フン(笑)」と鼻で呆れられた。

はー。泣くって大切だよね。心のデトックスですな。
ちなみにこのBlogを書きながらも泣いていました。

毎夏、お台場で「お台場冒険王」というフジテレビのイベントがあり、そこにゴーイング・メリー号の実物が登場している。実際に乗って航行もするのだが、来年はどうなるんだろう・・・。「おかえり、メリー号!」とかになるのか、それとも新造船になるのか・・・気になるなぁ。。

2006/10/09

ゲーム:『漢字の渡り鳥』

初めて、DSのゲームを買ってみた。
それが、『漢字の渡り鳥』(サクセス)

ねこたんは過去、漢検2級に合格しているので、そのレベルか、それ以上のレベルの漢字クイズを求めて購入。このゲームはJIS第1水準までカバーとの事だったので、ちょっとチャレンジしてみようかな、と。

結果。
正直言って・・・買ったの、ちょっと失敗、かな。。。
ゲーム自体はありがち設定で特に不満はないのだけれど、読み方をタッチペンで書くのがメインで、漢字自体の書き取りがない点がちょっとマイナス。
でも、一番NGだったのは、ゲーム中に間違えた漢字を、後から復習できるコーナーがないこと!
漢字が好きな人というのは、常に自分の漢字レベルの向上を求めているのです(急に丁寧語)。あくなき漢字への向学心が、漢字検定という制度の土台になっているのだ。
なのに、ゲーム中に読み間違えた漢字の正しい読み方がわからないままに終了してしまうため、プレイヤーにものすごくストレスを残してしまう。スピードのあるゲーム中に何回も間違えると、もう間違えた漢字が何だったのかも思い出せない。復習してゲームに再挑戦しよう!という気がそがれてしまう。
このゲームを作った人は、漢字を覚えることがあんまり好きじゃないんだろうと思った(漢字の勉強は、イヤな思い出なのかな?)。もし漢字が好きな人だったとしたら、本当にゲーム、やってみたのかな・・・。

そういえば昔、バイト先で何かの書類を手書きしていたら、他のバイトさんから「ねこたん、漢字好きだろ。」と突然言われたことがあった。なんでわかったの?と思ったら、書き順がちゃんとしていて、書き方が丁寧だったからそう判断されたようだった。それにしても、漢字を書いているだけで漢字好きとわかるなんて、いったい・・・。


2006/10/05

キッザニア東京が開業

10月5日から、「キッザニア東京」がららぽーと豊洲にオープンする。
私は昨日、下記のサイトでその存在を知ったのだが、今日は夜のテレビニュースでもかなり大きく取り上げられており、非常に注目されているようだ。

ITmedia News:超リアルなお仕事体験パーク「キッザニア」を見てきました

上記のニュースに加えて、テレビのニュースでは、施設がすべて実物の3分の2程度の大きさで作られていることも紹介されていた。
また、上記の記事ではキッザニアの通貨「キッゾ」を三井住友銀行が提供する銀行パビリオンの窓口で預金などをする写真が掲載されているが、テレビのニュースでは、どうみても本物の三井住友銀行ATMが用意されている様子も写っていた。もちろんキッゾ用。そのリアルさに対するこだわりが伝わってきた。

全部で50のパビリオンが存在しているが、入場には時間制限が設けられていて、一度の入場で回れるパビリオンは5~6種類とのことだった。さらに、内容は少しずつ入れ替えがある。運営側の意図としては、地元に近いところの子供たちによるリピート利用を狙っているそうだ。
(ちなみに、「大きいお友達」は入場は可能だが、パビリオンの利用は不可。あくまで主役は子供である)

記事によると、
 宅配便はヤマト運輸が、ピザショップはピザーラが運営するなど、それぞれのパビリオンはその職業に関連の深い現実社会の企業がスポンサーとなり、リアルに職業を体験できるようになっている。スポンサーにとっては、子どもたちに企業ブランドを覚えてもらう機会にもなっている。
とある。子供にリピーターが多く、また企業名を最前面に押し出せるということは、将来の消費者群へ向けて、抜群の広告効果がある。これは豊洲だけでなく、他の都市にも展開される可能性が高いのではなかろうか。
東京ディズニーリゾートでも、各アトラクションには企業スポンサーがついているのだが、アトラクションの入り口や場内マップをよーく観察すると、やっと企業名が小さく書いてある程度だ。ディズニーリゾートのポリシーからいうと当然のことのなのだろうが、企業側からすれば、同じスポンサーになるなら、企業名だけがひっそりと掲げられるディズニーよりも、自分たちの製品・サービスの内容(+楽しさ)とともに企業名を覚えてもらえるキッザニアのほうが、格段に魅力的であることは間違いないだろう。

と、ここでちょっと気になる記述が。
 街の中の時間は常に夜で、あいさつは「こんばんは」。子どもなら家に帰らなくてはならない時間だが、大人だから働いている――そんな設定だ。
違よ、違うよ・・・。「大人だから」、夜働いてるんじゃないんだよ~(T_T)。。
大人も夜は家に帰りたいんだよ~。

2006/10/03

ゲーム:リズム天国 (その2)

昨日、リズム天国のパーフェクトゲームで2つ取り逃がしていた、『トスボーイズ』『トスボーイズ2』をやっとクリアした。
頭の中での「ワン・ツー」カウントと、それに合わせて3人のキャラクターが首を振ってノッている様子を見ながらやるとできた。長かった・・・。本当はBGMの3連符を聞きながらやれるといっそう完璧なんだけど。。

あとはドラムレッスンが残っているんだけど、ドラムレッスンはミニゲームと違ってボタンを連打するので、電車に乗ってるときは周りの人に迷惑かな?


ところでこのゲームが、つんくプロデュースというのは結構知られていることのようだ。
「リズム天国の秘密」(全18回)を読んだところ、つんく自らが任天堂に企画書を持ち込んだそうだ。開発中も、開発メンバーにダンスレッスンを受けることを提案して実際に実施したり、ゲームの中の曲を30曲も自ら作曲したり、その思い入れは非常に強いようだ。

また、つんくのオフィシャルウェブサイトでも、「リズム論」というページがあって、つんくの「リズム」や「リズム感」に対する考えが、思うままにつづられている。彼はプロのボーカリストであるが、やっぱりリズム感やノリについては、アマチュアの私たちと同じように悩み、今も考え続けているのだとわかって、非常に共感をおぼえた。

つんくが「リズム感が重要」と考えていることについては、私は「なるほど、つんくならそうだろうな」と思った。というのは昔、テレビでオーディション番組を見ていたら、こんな場面があったからだ。
つんくが女性ボーカリストの実技審査をしていた。伴奏のないブレイクをカウントして、そのまま伴奏なしで歌い始める部分がある歌(今井美樹の『PRIDE』という曲だった)の歌いだしのタイミングをはずした女性に対し、途端につんくが「あっ、だめや、リズム感がないわ・・・」と、心底悔しそうに言っていたのを見たことがあったのだ。その番組を見たのは多分もう10年くらい前になるのだが、あまりにも悔しそうだったのでよく覚えている。
その場面を見ていたからか、リズム感のなんたるかを、何とか人に伝えることができるいい方法はないものか、とずっとつんくは考えていたのではないか、と思った。リズム天国の中にも、心の中でブレイクをカウントするゲームがあった(『しろいおばけ』『うさぎとび』等)し、他のゲームを進めていく中でも、これはゲームというよりも、どちらかというと「リズムの教育」的な目的があるのではないか、と感じるようになっていった。
(発売前のタイトル案が「リズムIQ」だったという記事を読んで、いっそうその思いを強くした)

私がボーカルレッスンを受けるときも、リズムの勉強は必ずやる。レッスンのとき、先生がリズムについて語ることは、つんくが「リズム論」で語っていることと重なっていることが多い。それだけ、普遍的でありながらも実践は難しい、音楽の本当の基礎になる部分のことなんだと思う。(ホームページの「リズム論」はわかりやすい言葉で書いてあるけれど、その背後にものすごく広い知識があるように思えた)
つんくはとても有名な人なので、彼に対する評価は賛否両論あるのだけれど、少なくともリズム論と、リズムを非常に大事に考えていることについては、私は大変に共感したし、つんくや開発メンバーが「リズム天国」で目指そうとした目標は、大いに果たせたに違いないと思う。


2006/10/01

ゲーム:リズム天国

1週間前、弟からゲームボーイアドバンス(折りたたみになっていない、一番最初の機種)と「リズム天国」をもらった。もともと音ゲームは大好きなので、さっそくやってみた。

1日目
それほど難易度が高くないが、「ここに印が来たらボタンを押せ(たたけ)!」という仕組みではなく、お手本やきっかけの提示が、キャラクターの声などの音声に基づいたものとなっている。なので、体内メトロノームを持っている人であれば、もしかしたら画面がなくてもプレイ可能かもしれないと思った。
ステージ1の『マーチャ』というゲームに苦手感を感じる。私の場合、マーチャの行進のように、一定のリズムでボタンを押していくのが非常に苦手だ。変則的なリズムはむしろ得意なのに・・・。なんとかがんばってステージ1をクリア。
ゲームのでき次第で、結果が「やりなおし」「平凡」「ハイレベル」の3種類にわかれており、「平凡」以上であればクリアとなって、次のゲームが現れる。「ハイレベル」だとメダルをもらえるのだが、このメダルを使って、いろいろとおまけのゲームがついてくるらしいことがわかった。今のところはメダルをすべてゲットしながら進んでいる。1ゲームだいたい3回くらい、多くても5回ではメダルをゲットできているペース。
ステージ2で初めてメダルゲットに壁を感じるゲームが発生。それは『ゐあひ斬り』。ゆっくりになるところで、大きな天狗2匹をきれいに斬れない。
何回やってもだめなので、メダルゲットはあきらめて次のゲームへ進む。しかしここでも壁が!『こっそりラット』というゲームで、ねずみを止めるきっかけがわからない。何回かやっているうちに、机の向こうから猫が右手を机にかけるのが「1」、同じく左手が「2」、ねずみを止めるのが「3」として、「1,2,3!」「1,2,3!」と数えながらやるとうまくいった。

2日目
『ゐあひ斬り』に再挑戦。音楽をよく聞きながらやってみると、あっさりうまくいった。なんだったんだろう。
本体の液晶画面にバックライトがついていないので、画面が非常に見づらいゲームがある。目の前に本体を持ってくるために、常に腕を持ち上げている状態となり、背中と肩が痛くなる。。
ステージ2と3をクリア。ステージ3『スペースダンス』でやや苦戦するも、キャラの面白さと曲の良さからファンとなる。

3日目
ステージ4では、『ナイトウォーク』に苦戦。ステージ1のマーチャと一緒で、単調なリズムを長時間きれに打ち続けられない。。何度かやってやっとクリア。
ステージ6にあたる「リバイバル」ステージに進む。最初の『バリバリ三人衆』でつまづく。三連符はもともと苦手だったけど、これほどうまくいかないとは。。
『ラップウィメン』は「彼氏にナイショー♪」「べつばらサイコー♪」の歌詞がヒット。
『スーパータップ』はやや難易度が高いようだが、スピードが速い曲は好きなので楽しんでクリア。

4日目
ステージ6をクリアして、いったんエンドロール。
ここらへんで、やっとメダルのおまけゲームをやってみる。ドラムレッスンが受けられるみたいだ。ドラムはあこがれの楽器なので楽しく遊ぶ。

5日目
ステージ7にあたる「テクニシャン」ステージ。ここではこれまでのステージの変則テンポなどのバリエーションを遊ぶ。『リズム脱毛2』が難易度的にもちょうど楽しく、また『忍者の子孫』も得意なジャンルなので、ここは比較的スムーズにクリア。
ステージ8「ラストテクニシャン」では『トスボーイズ2』に大苦戦。打つボール打つボール、すべてタイミングが合わない。10回以上やって、やっと自分のタイミングが早すぎたことに気づく。なんとかクリア。

6日目
昨日、ステージ8まで用意されているゲームはすべてクリアしてメダルをとったので、今度は1つ1つのパーフェクトを狙うことにする。パーフェクトを出すと、その都度プレゼントがもらえるのだ。
ステージ8を終えた時点で、残されていたプレゼントは30個くらい。プレゼントの総数は8ステージ×6ゲームだから、まだ4分の1くらいしかゲットできていない。先は長いが、順調にプレゼントを獲得しながらゲームを進める。

7日目(本日)
本体に液晶バックライトがないことによる、画面のあまりの暗さがイヤになり、ついにDS Lite本体の購入に踏み切った(DSでゲームボーイアドバンスのゲームも遊べることを弟から聞かされていたので)。高いけど仕方ない・・・。カラーの映えるきれいな画面を見て大満足したので、よしとする。
本日もパーフェクトを狙ってプレゼントを獲得していった。残されたプレゼントがあと2個となる。
しかし!ここでまったく前に進まなくなった。残されているゲームは、『トスボーイズ』と『トスボーイズ2』。同じようなこの2つのゲームを延々とやり続けているのだが、ど~~~してもパーフェクトが出せない。。原因はこれまでと同じく、自分のタイミングが早すぎることだ。(わかっているのにできないんだよな・・・)BGMも私の苦手な3連符が続くため、惑わされてあまり頼りにできない。解決策として、キャラクターの声かけ(「あお・ちゃん」「あか・ちゃん」「きー・やん」の「ワン・ツー」リズム)を頼りにゲームを進めていくと、ミスの数を減らすことはできたが、いまだにパーフェクトは出せないでいる。
たぶん、クリアできたら一人で思わずガッツポーズをすることは確定しているくらいに、苦戦中である。

いずれ、全ゲームのパーフェクトを達成できることと思うが、メダル獲得で遊べるようになったドラム教室などはまだ半分くらいしか進んでいないのと、ドラム教室で学んだテクニックを練習できるステージがあるので、クリアしてから後も、しばらく遊び続けることができそうだ。購入を迷っていたDS Liteも思い切って買うことができたし、どんどん使いこなしていこうと思う。


2006/09/28

それは、常識ではない

最近、飲酒運転による事故がたくさんニュースで取り上げられるようになった。
飲酒運転についていろいろと掲示板などを見ていると、気になる意見がある。
「飲酒運転なんてみんなやってる。大げさに騒ぎすぎる」という主旨の意見がそれだ。

私は、こういう意見を目にするたびに思い出すことがある。
高校を卒業してすぐ、同級生の友達と原付の免許を取ろうということになったのだが、彼女はなんと、
「原付って、みんな無免許で乗っているのだと思っていた
と言うのだ。彼女は「免許が必要」というのは建前であって、実際はみんな免許なしで勝手に乗っており、免許をきちんと取る人はあまりいない、と思っていたらしい。

「飲酒運転なんてみんなやってる」という人は、これと同じなんじゃないか、と思うのだ。つまり「『飲酒運転がいけない』というのは所詮、建前」と思っていて、それが誰にとっても常識の話だと思っているのではないか。
実際は、飲んだら運転しないという人は、そこら中にいる。
そして、飲んでも運転するという人も、そこら中にいる。
でも、その割合は決して「飲酒運転なんてみんなやってる」という状態ではないと私は思う。

個人的には、飲酒運転をするという人は、同じく飲酒運転をする人たちとしか飲みに行かないので、そのことを実感できないのではないか?と感じている。逆に、飲酒運転をしない人は、同じく飲酒運転をしない人たちとよく飲みに行くように思う。「統計をとったわけじゃないだろう」と言われたらそれまでだが、周囲を見ていると、実感としてはそう感じる。

飲酒運転をすることは、「常識」ではない。
それが、もっとたくさんの人にわかってもらえる方法って、ないのだろうか・・・。

2006/09/25

コント?

平日のランチはいつも外食だ。
新しいお店を同僚とともに探しにいくのが昼休みの楽しみだ。
今日は、新しくオープンしたお店があったので行ってみた。
15席くらいの小ぢんまりとしたお店で、ワインバーを意識したと思われる落ち着いたたたずまい。
しかし、これが驚きのランチの始まりだった・・・。


1.表のメニュー
店の外に、ランチメニューが掲げられている。イーゼルではなく、味のある毛筆で紙に書いたものが置いてあるのだが、ここに毛筆で、「ハンバーク」「ジャンバラァヤ」と並んで、
「スパケテ」
と書いてあった。。多分、おそらく、スパゲティ、かな。


2.注文
お客さんかな?と思った普通のOLぽい格好をした女性が、水を運んできてくれて店員さんだとわかる(しかし一見オシャレな店なのにお盆は使わず、コップを手づかみだ?)。いかにも不慣れ感がただよっていたが、オープン当初はどこでも見られる感じなので、そのときは特に気にしなかった。
さて、注文・・・と思ったが、机の上にも店内にもメニューがない。。
店の女性に「メニューは、表に出しているのだけですか?」と聞くと、
「はい、今日はそれだけです」と言われる。(う。ちょっと予想と違った答えだけど、まあいいや・・・)と思い、とりあえず注文。
 同僚「ハンバーグとジャンバラヤお願いします」
 女性「ハンバーグと、ジャンバラヤ、2つ。。
 同僚「(え?!)い、いえ、ハンバーグと、ジャンバラヤ、1つずつです」
 女性「(ちょっと不思議そうな間があいて、)ハンバーグと、ジャンバラヤ、、はい」特にメモも取らず立ち去る。(ここで言葉から、外国の人だ、とわかる)
同僚が私たち2人を代表して注文したつもりだったのだが、その女性には、見た目も華奢な同僚が1人で2人前を食べると思われたようだった。いや、、ありえないから。。


3.注文を待つ
注文後、5分くらいして、女性が紙のコースターを持ってきた。
(あれ?ドリンクか何かついてくるのかな?)
と思ったら、5分くらい前に持ってきた水のコップをその上に置きなおしてくれた。それもものすご~く丁寧に。なぜ、今更?
私たちより先にテーブルについていた隣のグループにも、同じようにコースターを持って行っていた。隣のグループも戸惑っているようだ。。


4.他のグループでも(1)
他のテーブルでは、アイスコーヒーを頼んだ人がいた。
 隣人「ミルクをください」
 女性「はい」(ミルクを持ってくる。厨房へ戻る)
 隣人「あのー。ストローありませんか」
 女性「ストロー・・・」
 厨房からマスター(?)「あ、ストローありません!手づかみで!(笑)」とぐいっとコップを傾けるジェスチャー。
マスター。ミルクを入れても、ストローがないとかき混ぜられないんですよ…(泣)。


5.他のグループでも(2)
ハンバーグを頼んだ人。テーブルにはフォークしか運ばれてこなかった。
 その人「ナイフありませんか」
 女性「ナイフはありません!」(きっぱりと)


6.他のグループでも(3)
さっきストローを頼んだ隣人に、女性がストローを持ってきた。
どこにあったの?


7.注文キター
ハンバーグとジャンバラヤが運ばれてくる。味は普通。
しかし、お皿が大きすぎてお店のカフェテーブルに乗り切らない。机からはみ出るお皿。しかも特にめいっぱい盛ってるわけではなく皿上のスペースが寒い。。
そして半分くらい食べたところで、ちっちゃいコンソメスープが運ばれてきた。順番、ちょっと違くないか・・・。
ちなみにハンバーグの付け合わせ(インゲンのソテーとかフライドポテト)だけが、冷蔵庫から出したばかりのように冷たかったそうだ(同僚談)。


8.食べている間に他のグループでも(4)
ハンバーグを頼んでいた別のグループの男性、ハンバーグが運ばれてきたのにライスが来ない。
 男性「あのー、ライスください」
 マスター「あ!ライスが切れちゃったんですよー。すいませんけど、スパゲティーになります、すいませんけど!(笑)」(断言)
 男性「はぁ!?・・・(唖然)」
  (有無を言わせず、ライスの皿にミートソーススパゲティが盛られてやってくる。ちょっとやけ気味に食べる男性、あることに気づく)
 男性「あの、ナイフありませんか」
 店の女性「今日はナイフありません!
なぜ、今日?


9.食べている間に他のグループでも(5)
謎のタイミングでコースターを出された隣のグループ、食べ終わってからしばらくタバコを吸い、お勘定のために席を立ったところで、
 マスター「あ、まだ飲み物があるんですけど。」
 グループ「えっ?あっ、そうなの。。。」(座りなおす)
グループが頼んだのはホットコーヒー。女性がコーヒーを持ってきてテーブルに置く。でも何かがおかしい。
机の上にはコーヒーカップだけが机に置かれていて、コーヒーの皿がない。ちなみにティースプーンは別途手で持ってきて、ナプキンの上に丁寧に置いている。
 マスター「コーヒーの皿は?」
 女性「え?(何のことかわかっていない)」
 マスター「皿、皿。」
結局女性があとから皿だけ持ってきた。そしてコーヒーカップは、水コップとコースターの二の舞に。


10.食後の私たち
 マスター「今日は、飲み物のサービスがあります」
今日は、って、どういう意図なんだろう・・・。
私たちに届いたホットコーヒーには皿があった。。
しかし、砂糖とミルクはない。後から持ってきてもらう。


11.食後に、他のグループでは(6)
さらに後発のグループのホットコーヒーには皿も砂糖もミルクもそろって出てきていた。
ちょっと進歩。


12.精算
席を立ってレジへ。
 マスター「何食べました?
…伝票、使ったほうがいいですよマスター。嘘つかれちゃったらどうすんだろ。。


以上、すべて実話です。店に入ってから出るまでのたかだか40分の間に、これだけの出来事があったのは初めてだ。
もはやコントとしか思えない。
1ヵ月後、この店、どうなってるんだろうか。ものすごく極端な結果しか出ていない気がする・・・。

2006/09/24

クチコミ

朝夕の気温が下がってきて、空にいわし雲が出たりして、だんだん秋らしくなってきた。
春や秋になると、普段はあまり身なりにこだわらず買い物欲も薄い私が、なぜか服やメイクに気合を入れたくなる。夏や冬と違って、3シーズン着られる物が増えたり、そのためにデザインのパターンが豊富になったりするからだ。また、メイクは新しいアイテムやカラーが出揃う季節でもある。

今年も、新しい化粧品を発掘しよう!という、「にわかコスメ・ジプシー」になった私。
そんな「にわかコスメ・ジプシー」が化粧品を選ぶときにどんな情報を見るかというと、最初は一般的な流行アイテムを基礎情報とするため、雑誌から全体の傾向や各ブランドの主力アイテム情報を得る。
それから実際にショップに行って、カウンセリングがある(店員さんが対面販売してくれる)ショップでは実際にメイクをしてもらい、迷えば試供品をもらって家で試し、ようやく購入に至るという、場合によっては2週間くらいかかる自分内コンペを行うのである。(化粧品、高いし。)

しかし、化粧品の世界では、ユーザーが参考にする情報としては、雑誌や広告よりも「クチコミ」が大きな力を持っている。これは「みんなはどうしてる?」という価値基準が、その底辺となっているのだろう。女性同士で集まったとき、何の話題であっても、「みんなは(あなたは)どうしてる?」「私はこうしてる」という会話パターンだけで何時間でも語れるほどである。化粧品のCMでユーザーのランキングが重視されるのもこういった土壌によるものだろう。

特にネットの世界では、パソコンを持っていない女性でも、携帯サイトでクチコミを利用している人はとても多い。「コスメ クチコミ」でGoogle検索すると
「コスメ クチコミ の検索結果 約 2,610,000 件」
と出てきて、化粧品の世界におけるクチコミの強大さが推し量られる。

※ちなみに、化粧品と同じように多品目かつ幅広いユーザーがいると思われるグッズのクチコミを検索すると、
「ゴルフ ドライバー クチコミ」→検索結果 約 134,000 件
「デジカメ クチコミ」→検索結果 約 1,460,000 件
「温泉 クチコミ」→検索結果 約 8,240,000件 (グッズじゃないけど・・・これもクチコミすごいなぁ)
となっている。

今日はアイメイク用品のクチコミサイトを見た。
アイメイクでは、アイライナーにしろマスカラにしろ、「塗った色がにじまない(つけたばかりの状態を長時間キープできる)」ことが最重要視されるのだが、「目薬をさしてもにじまなかった」「こすってもにじまなかった」という投稿の中、
「泣いてもにじまなかった」
というクチコミがあることに気づいた。それも1人だけじゃなくて、ちょこちょこ投稿されている。

みんな、泣いているときにアイメイクのにじみ具合を確認する余裕が…?(@□@;
いや、そのときは余裕ないかもしれないけど、そのあとちゃんと鏡を見るんだなぁ…。
どんなときにも評価する心を忘れない、コスメフリーク恐るべしと思った。

※「泣いてもにじまない」 の検索結果 約 1,010 件
※「泣いてもにじまなかった」 の検索結果 約 933 件
※「アイメイク 泣いても」 の検索結果 約 1,620 件

東京ゲームショウ2006

昨日、初めて東京ゲームショウに行った。
おためしゲームはものすごい行列だったので、ビッグビジョンの予告映像ばかり眺めてきたが、画面が大きくて音響もよいので、映画の予告編をたくさん見るみたいで、私はそれでも面白かった。
そんなレベルだけど、いくつかレポートを。

・METAL GEAR SOLID 4 (KONAMI)

METAL GEAR SOLID シリーズは、学生時代に1度だけ苦労してクリアしたことがあった。クリアしたのは2だった、となんとなく思っていたが、弟から「パッケージの大きさがCDアルバムくらいのサイズなのはプレイステーション1のものだし、最初に水の中をもぐっていくシーンがあるのはMETAL GEAR SOLID 1だ」との指摘を受けて、私がクリアしたのは1だということが判明した。なんといってもクリアしたのは10年くらい前の話。苦労した場面は覚えていたけど、シリーズまでは覚えていなかった…。
それにしても10年。このゲームはものすごく長く愛されているのだなあと思った。

会場で見た4の予告映像では、スネイクが年をとっていた(!)。いったい何年たった設定なんだろう・・・。 一番衝撃だったのが、スネイクが銃をくわえて自殺しようとしている場面。いったい何が。。

敵キャラの中に、足が長いロボットがいた(あとから調べてみると「月光」っていう名前らしい)のだけど、これが股関節より上の部分がいかにも機械なのに、足だけが生物っぽくて、見た目が気持ち悪い。戦闘中に足が傷つくと血が出たり、傷口が赤かったりしたので、足だけ生身のようなつくりのようだ。その生身の足を駆使して壁を登ったり、ぴょーんとジャンプして長距離移動したり、人間を踏んづけたりしていた。絶対に戦いたくない。。
あと、戦闘が終わると「ヴヴヴーーーーーー!」と鳴き声(?)みたいなのを発して全身を伸び上がらせ、おしりから緑色の何かを噴射してからその場を去っていくのだけれど、あれは何なんだろ・・・。とにかくものすごく性格が悪そうな感じを受けた。。

あと、オタコンが渋いメガネ中年になっていた。でも名前は相変わらず「オタコン」。最初の設定って重要だね。

・シーマン2 北京原人育成キット (SEGA)

昔、シーマンをやるためだけにドリームキャストを買った私が大注目なのは、これ!
体長20cmの北京原人を飼育するゲームなのだけれど、あのマジメに大ボラを吹いてる感じは変わっていなかった(笑)。
マイクつきの専用コントローラが必要だそうなので、買うとしたら合わせて買わなければ・・・。昔のファミコンはコントローラにマイクついてたのになぁ。。
宣伝映像では、マイクを使って原人語で北京原人に話しかけているシーンを見た。話しかけると、原人がちょっとうろうろしたりしていた。「原人語で」っていうのが、前回のシーマンと違うところだ。前回のシーマンは日本語で話しかけていた。
前回はプレイヤーの誕生日を入力しておくと、誕生日になったときにシーマンから「お前、今日誕生日だな」みたいなことを言われたことがあったのだけど、それは今回はきっとないのね・・・。原人とちゃんとコミュニケーションがとれるかどうかちょっと心配。
あっ!でも原人の誕生日はどうなるんだろう?シーマンは卵が孵化して生まれたけど、原人はいったいどうやって生まれるんだろう?哺乳類なのに・・・。それとも赤ちゃんから始まるのか??謎だ。


上記2つのほかにも、いろいろ予告映像を見て回った。カプコンの「LOST PLANET」などは映像もキレイだし、タイトルも映画っぽいし、そのまま映画になるんじゃないかと思うほどだ。
そこでふと、ゲームの映像を見て「映画みたいだ」と思うことが、最近増えていることに気づいた。もうちょっと言うと、リアリティを求めるゲームが目指すゴールは、映画なんだろうか?だとしたら、映画を超えるビジュアルって、まだこの世に存在しないのだろうか?
もちろん、リアリティを求めるゲームでは、実際に操作したり、コントローラが震えたりする、映画にはない「体感」の部分があるのだけど・・・。ビジュアルの点においては、今のところ人間が作り出せるのは映画が最高レベルなのかな、と思ったりした。

2006/09/19

味噌

自炊をするので味噌を買う。

最近はだし入りの味噌も売られているが、いつもはかつおぶしでだしを取っているのと、おかずの味付けに使う味噌にだしは不要と思い、ノーマルな味噌を買っている。
買うのは米味噌。八丁味噌や白味噌は、実家で使っていなかったこともあって買ったことがない。

そういえば昔、母に、
「お父さんとお母さんは実家のお味噌の種類が、一方は米味噌、一方は麦味噌で違っていて(どっちがどっちかは忘れた)、結局いまは2種類の味噌を合わせて使っている」
という話を聞いたことがあった。確かに、実家で作る味噌汁は、2種類の味噌をおたまでブレンドして作っていた。

そんな実家で育った私が買うのは米味噌。
なんとなく味が好みだし、麦味噌のように味噌のかすが多くないので、1人分のお味噌汁なら、おわんに味噌を入れてだし汁で解くだけでラクにできてしまう。(手抜き!)
先週も米味噌を1パック買った。せっかくなので、ちょっとお高めのものを買ってみた。

しかし、このお味噌、食べてみると味が好みではなかった。。
1人暮らしで味噌の味が外れたときのダメージは大きい。まだ1パックまるごと残っている味噌をながめ、これからどうしようかと苦悩する。ちなみに、前回買った味噌は、1パック消費するのに1ヶ月以上かかっている。

このまま何も考えず、とにかく味噌汁や豚汁を大量生産して一刻も早く消費するか、母のように別の味噌を買ってきてブレンド作戦に打って出るべきか。
今度スーパーに行ったら味噌コーナーで悩んでみようと思う。

2006/09/18

低気圧犯人説

台風13号が九州に上陸した。関東にも雨が降っている。

せっかくの3連休なので、この機会に資格試験の勉強を!と思っていたのだが、なんだか体がだるい。昨日は夕方ごろから原因不明の頭痛に襲われていた。
しかし、昨日は週1回の習い事の日だったので、教室までがんばって行ってみた。先生に「今日はなんだか体がだるいんです…」というと、先生が「あっ!それは低気圧のせいやな。気圧は人間の体に影響するから。」とおっしゃった。
先生のお知り合いに、腱鞘炎を患っている方がいらっしゃるそうなのだが、その方は雨の降る前日になると、患部が痛み出すのだそうだ。「明日、雨降るぞ。手が痛い」とおっしゃると、本当に翌日は雨が降るそうだ。
そういえば、学生の頃、同じように過去に腕を痛めた友達が、同じことを言っていた。「雨が降りそうになると、腕が痛くなるんだよね」と。

では、この私の頭痛は低気圧のせいか、と思いながら家に帰った。実は、心当たりがあるのだ。曇りの日はいつも体がだるい。朝、体が思うように動かないのだ。
昨日は寝るまで頭痛はやまなかった。いつもの頭痛は、薬を飲めばすぐ治るのに…。

気圧が人間の体に影響を及ぼすという「低気圧犯人説」については、他にも心当たりがある。
朝、私はいつもほぼ同じ時間に、会社の駐輪場にバイクを停めていたのだが、曇りの日はなぜかバイクの数が少ないのだ。夕方、帰る時間にはいつもの数が停まっているので、全体的に出社時間が遅れがちになっていたのだと思う。気圧が低い日は、私だけじゃなくてみんな体がだるいのかもしれない。
気になったので、ちょっと調べてみたところ、こんなページをみつけた。

NAGURICOM [殴り込む]/東山明

ここでは「気圧アレルギー」と呼ばれているその症状は、気圧が下がっていく過程において体調不良が著しくなり、気圧がいったん下がりきってしまうと、かえって大丈夫になる、というもののようだ。
そういえば、駐輪場でも、いっそ雨が降っている日はそれほどバイクの数に大差なかったような。。
ということは、昨日の私の頭痛も、気圧が下がっていく過程での症状だったのかもしれない。

で、今日はどうかというと…。
体がだるい。そして腰が痛い。
関節に「来る」ようになったら、なんだか一気に年をとったみたいだ(T_T)

2006/09/14

エル・ポポラッチさん

9月13日発売の『anan』No.1528で、めちゃくちゃ気になる記事を見た。

NHKで、1回の放送時間1分、放映時間は不定期という、ありえない感じのドラマが放送されているらしいのだ。
それが、「エル・ポポラッチ」。主人公は、謎のプロレスラー「エル・ポポラッチ」さんという人なのだが、私が『anan』で見たのはそのポポラッチさん本人へのインタビューであった。
(『anan』を買った人は、ぜひとも P87 のインタビュー記事をごらんいただきたい)

ドラマ「エル・ポポラッチ」の公式ページはこちら。
エル・ポポラッチがゆく!! | エルポポタウンへようこそ

こちらにも、「放送は番組の間の余った時間に突然流す、という予断を許さないスタイル」だと書かれている。そのため、放送予定のページが用意されているのだが、こ、細かい…。
この番組、大変に人気があり、現在 Season 2 を放映中、仙台ではファンミーティングまで開催されているらしい。

はじめ『anan』のインタビュー記事を読み始めたときには、エル・ポポラッチさんについてまったく前提知識がなかったので、見事にワナにはまった。(どういう意味かは記事を読めばわかると思う)
もうだまされないぞ。

それにしても、どんなドラマなのか、めちゃめちゃ気になってきた。
うちのHDDレコーダでキーワード録画すれば、ちゃんとひっかかってくれるのだろうか。謎だ。そもそも1分の番組にGコードとか付くんだろうか。。

NHKの番組は『サラリーマンNEO』などもとても好きなのだが、こういうアバンギャルドな番組をもっと作って欲しい。そのためなら受信料は正直惜しくないと思っているのだから。(ちゃんと払っておりますよ)

2006/09/13

映画:『真夜中の弥次さん喜多さん』

『真夜中の弥次さん喜多さん』のDVDを観た。ずっと気になっていた映画だ。弥次さんと喜多さんはホモのカップルで、薬物中毒の喜多さんを更生させるため、2人で江戸からお伊勢参りに出立するというストーリーだ。しりあがり寿の原作。

わかりやすいストーリー、キャラクターと、ビジュアルを持つ映画であった。
モノクロとカラーの切り替えで世界観を切り替える方法や、コミカルな場面のメイクやせりふ回しについては、これまでにも見たことのある演出であり、正直それほどの新鮮さは感じなかった。

しかし、あの派手な色味の画面と、一見ドタバタ喜劇と見える流れの中に、一瞬ゾッとする場面がときどき差し込まれていたことが印象に残った。

たとえば、薬物中毒の芸人が、子供にお菓子(だったかな?)をすすめて、自分も食べているつもりが、実はそれは幻覚であり、実際には大量の薬物(カプセル)を両手でむさぼり食べていた場面。薬物を食べているその表情は、あくまでお菓子を食べているかのように普通の表情であるのに、だ。
本人はいつもの日常だと思っていることが、真実は極度に異常で悲惨な出来事であるのに、本人はそれに気づいていない…。これは恐ろしいことだ。
もし、私が実は異常者であって、まわりからそれを知らされておらず、何も疑問に思わないまま悲惨な結末に向かって歩いているとしたら?
そう考えると、言い知れぬ怖さを感じる。

また、喜多さんが、森の中で横向きに寝転んで、眠っている場面。その首筋には幻覚キノコが何本か寄生しているのが見える。幻覚キノコはいかにも「作り物」の、カラフルで大きなもので、ここまでは普通。
しかし、ある人が、その喜多さんの体を足でごろりと転がしたとき、今まで地面についていた体の側面に、小さめの幻覚キノコがびっしり生えているのが見える。
これには、かなりゾッとした。最初から見えていたキノコが、いかにも「作り物」であったために、観ていた私が少し油断していたこともあっただろうが、地面側のキノコの生え方が、反対に「リアル」であったことが衝撃を生んだ。
やや勝手な解釈を含めてこの場面を考えると、最初から見えている「作り物」のキノコは、現実をデフォルメした姿であり、見る人はそれをどこか他人事として捉えている。一方、体を転がして初めて見える「リアル」な生え方のキノコは、言い訳のできない「現実」の正体を、見る人に逃げ場のないように直視させ、それが持つ悲惨さを、気づかせ・思い知らせるものだったと思う。

そのように考えてみると、弥次さん喜多さんの旅のテーマのひとつとなっている「リアル」の追求という点において、映画のなかで一貫した演出がなされていることがわかる。上記にあげたほかにも、二人がこうだと思っていることが、実は現実を直視したくない気持ちから、自分に都合よく適度に美化・解釈したものであるとわかる場面がいくつか出てくる。

この映画における「リアル」とは、まぎれもない現実(ときに悲惨である)そのものを指している。
しかし、私たちが日常生活だと思っている毎日の出来事は、実はそんな現実を正面から直視したものではなく、適度にぼかして見ているものかもしれない。決して、目をそらしているわけではない。見えていないわけでもない。ただ無意識のうちに、「見ようとしていない」のだと思う。

ここで、映画から立ち返って、
本当に日常生活を送る上では、起こる現実の出来事すべてに対してがっぷり四つに組んでいたら、生きることが難しくなってしまうだろう。無意識のうちに「見ようとしない」ことによって、一面では心の平和や健康が守られていることも多いと思う。どこかで見たエッセイで、夢を追い続ける人について、「夢を見続けるよりも、現実を見ることのほうが難しい」と評している人がいたけれど、本当にそうなのだろう。

他にもいろいろ解釈のしどころがあって、面白い映画だった。

2006/09/11

模試の日に

日曜日は、一ヵ月後に迫った資格試験の模試の日だった。
自宅での受験もできるのだが、せっかくだから会場受験にしよう!と思って申し込んでいた。試験開始は9時30分。移動時間を1時間みて、前の晩、目覚まし代わりに使っているテレビのオンタイマーを8時にセットした。

そして当日。

・・・起きたら10時だった。キャー

えー?テレビは?なんでつかなかったの?
と思ってよく思い出してみると、確かに時間は8時にセットしたのだが、「入/切」を「切」にしたままであった。あー・・・。
結局、受験会場には行かなかった。当日欠席でも一応、試験問題と解答は、受験票を持って教室まで取りに行けば配布してもらえるようだったので。。。

かなりへこんだけど、これで気合が入った。
残り一ヶ月、テレビや遊びをセーブして、試験モードになってみようと思う。
仕事もかなり忙しくなってきたけれど、なんとかがんばってみたい。

2006/09/09

リズム感

アマチュアで歌を歌っているが、リズム感というものがないために苦労することがある。
楽譜は読めるので、楽譜に示されているとおりのリズムでは歌えるのだが、自分の歌を録音して聞いてみると、「ノリ」というか、聞いていて体が自然と動いてくるようなことがない。

本当に生まれついてのリズム感を持っている人は、ただ手拍子を打っているだけでも、何かが違うように思う。わくわくするような感じがあって、それこそ手拍子に合わせて歌いだしたくなるものだ。
うまく表現できないが、たとえば、メトロノーム(機械的に一定のリズムでカチカチ音を出す機械)のリズムを聞いていてもそれほどわくわくしないけど、本当のリズム感を持っている人が手拍子をたたくと、手拍子の音が鳴るタイミングはまったく同じなのに、なぜか楽しい感じがするのである。

数年間、週1回の歌のレッスンに通っているのだが、先生からしばしば「ビートがない」「もっとハネて歌って」という指摘を受けてきた。「ハネて歌う」といわれて、いろいろと強弱をつけて歌ったりしてみたが、それとも違うようだ。
「ビートってなんだろう・・・」と悩みながら歌うこと数年、ようやく最近になって先生から「うん。今のはビートが感じられた」と言ってもらえることがあるようになった。といっても、本人は以前と何が違うのかよくわかっていないことも多い。(週1回程度のレッスンでは、歌が進歩するのは数年単位でないと実感できないものだ。毎年自分の歌を録音しておいて、はじめて上達がわかる程度に、少しずつ進歩するものなのだ。)

そんな折、BONNIE PINK の「A Perfect Sky」を聴いて、歌いたいと思い、CDに合わせて歌ってみた。もちろん楽譜どおりには歌える。
けれど、BONNIE PINKと同じようには歌えないことに気づいた。リズム感が格段に違う、と感じるところがものすごくたくさんあるのだ。まるで、楽譜の上に私には見えない透明の音符があるみたいだ、と思う。彼女はそれが見えていて、微妙に違うアクセント、声の伸ばし方、声の切り方をしているみたいだ。天才ってこういうものなのか・・・と、こちらは少し落胆してしまう。

※ちなみに「A Perfect Sky」は、彼女のシングル集にも入っている。
Every Single Day COMPLETE BONNIE PINK (1995-2006)

歌は楽しんで歌うことが一番だけれども、せっかくなら上手に歌いたい。
生まれつきのリズム感はないけれど、いろんな歌や音楽を聴いて、リズムとは何なのか、ビートって何なのか、すこしずつでも体感していけるようになっていきたい。

2006/09/07

丑三つ時に起きて。

きたる9月8日未明、日本各地で部分月食が観測できるそうだ。
満月の5分の1が欠けるというから、ぜひ見てみたい。

問題は天気だ。今日の関東地方は雨だった。当日は大丈夫かな?
たとえ関東が雨でも、倉敷がが晴れなら、なんとライブカメラがあるのだ!

倉敷科学センター : 2006年9月8日部分月食をみよう

けど、やっぱり肉眼で見てみたいな。今までに見たことがある天体事件(?)は、しし座流星群と、昨年5月ごろにたまたま見た、でっかい火球。
日食や月食はまだ見たことがないのだ。
普通のデジカメで、写真は撮れるのかな?

当日が晴れますように。そしてちゃんと起きられますように。

2006/09/06

もしかしてポケモンもOKなのか

大相撲のニュースに驚かされた。

なぜ?稀勢の里に「ハローキティ」の化粧まわし

すごい。。
これって、このまま土俵入りしてもOKなのかな?相撲協会からなんか言われないのかな?後援者の贈り物だから、そんなこと言えないとは思うけど・・・。
お相撲の世界のタブーとタブーでないことのボーダーラインって、どうなってるんだろう?

ちなみに、琴欧州の化粧まわしはこんなハイカラな感じになるそうだ。(リンク先記事下の「イメージ画像」をクリック)
欧州連合-EU、琴欧州関進呈用化粧まわしのデザインを決定 入選者発表

キティについては、以前にダイヤモンドでできたキティのペンダントが500万円を超える価格で売られたりして、娘のために父親が購入したというニュースを見たことがあった。
この化粧まわしはいくらくらいするのかなぁ。 調べてみたけれど、化粧まわし(新品)の相場で参考になりそうなのは、
刺繍の価格
くらいだった。70万円~500万円以上まで、幅があるものなのね。
これは刺繍だけだから、生地とか仕立て代を含めると、もっと高額になるものなんだろうな。
ダイヤモンドキティといい勝負かも。

2006/09/04

遠野をゆく

夏休みを利用して、岩手県へ旅をした。

三陸海岸を北から南へドライブし、遠野、花巻、平泉と、岩手県ならではの名所を巡った。岩手県は、子供の頃からいろいろな本やマンガで見るたびに、憧れを募らせてきた場所だ。
小学生の頃に本で見て、一度実物を見てみたかったリアス式海岸。
『注文の多い料理店』『どんぐりと山ねこ』『グスコーブドリの伝記』などが思い出深い、花巻の宮沢賢治記念館。
高校の日本史の教科書で見た、平泉のきらびやかな中尊寺金色堂。
どこも、ずっと前から訪ねてみたかった場所ばかりだ。

その中でも感動したのが、マンガ『うしおととら』を読んで以来、必ず訪ねたいと思っていた遠野だった。
遠野といえば、民俗学者であった柳田國男が、その地の民話を収集した『遠野物語』で有名だ。長い間語り継がれてきた民話の数は、実に120を超えている。

遠野では、民話を語って聞かせてくれるところがいくつかある。
現地のおばあちゃんが、遠野の方言で、昔語りをしてくれるのだ。これを聞くのも、今回の旅の目的のひとつだった。東北の方言は、私にはやや聞き取りづらいところもあったが、何とか話の筋を追うことができた。
私が聞かせてもらったのは、「かっぱ淵」の話と、「母也明神」の話だった。
どの民話も、今も遠野にその場所が現に存在している話ばかりだということだった。

民話を聞いて思ったことは、いわゆる「日本むかしばなし」のような、ほんわかした雰囲気は全くないということだ。

たとえば、「かっぱ淵」の話では、昔は貧しかったために、どの子も十(とお)になるのを待たずに、お金持ちの家に前借金と引き換えに預けられ、奉公に出されていたこと。奉公先の主人が、「預かった子供がかっぱに襲われたかもしれないが、自分の子供ではないからかっぱに殺されようがどうでもいい」と考えること、そのかわり、「子供が連れて行った自分の馬は自分のものだから、馬の無事を確認しよう」とすること。人の子を殺したり、馬を殺したりしたかっぱを殺すため、近所の人が手に手に刃物を持って集まったこと。

また「母也明神」では、目の見えなくなった母親の巫女が、ひとり娘と仲良く暮らしていたが、婿をとってからというもの、娘からないがしろにされているかのように感じ、ひがみから婿を人柱に選んで殺してしまったこと。婿とともに人柱を志願した娘が家に帰ってこず、そうとは知らない母親の巫女が、目が見えないために、娘がどうなったのかわからず心配したこと、など。

民話であるのに、おばあちゃんの語りはリアリティを感じる部分が多いのだ。つい昨日起こったかのような、「生きている」話なのだった。

私がここで、文字でその物語を書いたとしても、その「話が生きている」感覚はとても伝えられないが、その後、伝承園というところにいったとき、「話が生きている」感覚の「もと」を垣間見た。
ここには、「オシラサマ」という神様が、倉の中に壁一面、1000体以上祭られている。
「オシラサマ」というのは、木彫りで、馬の顔をしたものと少女の顔をしたものの2対で1組となる神様で、胴にはおひなさまの着物のように、布がたくさん巻きつけてある。
これにももちろん、馬と少女の悲恋の民話があるのだが、何より驚いたのは、このオシラサマを祭っている家が遠野にはたくさんあり、中には、四つ足の動物を食すと呪いがかかるという言い伝えを守って、今でも動物を食べない家があるということだった。

今でも、遠野において伝承は伝承でなく、今そこにあるものなのだ。
おばあちゃんが語ってくれた話は、「リアリティのあるお話」ではなく、紛れもない「リアル」だったのだ。

日本の田舎の習俗というのは、暗く陰鬱なものが多いことは知っていた(私の友達の田舎ちかくでは、今でもリアルに「村八分」が行われる)が、それは知識として知っていただけで、これほどリアルにその凄みを感じたのは初めてだった。
遠野には、田んぼと山と川と、時折ある民家のほかには、何もない。冬になれば、雪にすべて埋もれて凍ってしまい、音もなく、楽しみもなく、日の光も弱く、ただ寒さをやり過ごす。
何もないところ、そこで果たして何が力を持つか?そこでは、そこに住む人間の行動や、習俗、談話が、私が想像するよりもはるかに重大なものになったのだろう。その重みが、今も語り継がれる民話に、そのままのしかかっているのだろう。

機会があれば、遠野をもう一度訪ねてみたい。
今回まわり切れなかった民話のある場所を、今度はゆっくり巡ってみたいと思う。



オシラサマ。わかりにくいけど全部オシラサマ。



2006/09/01

投稿エラーから回復

Bloggerの投稿時に、
001 java.io.IOException: No space left on deviceblog/20/43/6/necotan/archives/
2006_08_01_necotan_archive.html

というエラーが出て投稿できない現象が発生していたが、9/1にリトライした結果、直っていた。
※8/27のカラーボックスと当該エラーに関する投稿は、9/1に再度アップしたものです。

エラー発生直後、原因が不明ではあるものの、Blogger側に何らかの問題が発生しているとみて、Google グループ」というフォーラム(英語、ID登録要)を参照したところ、同じエラーで困っている人の書き込みがあった。
それに対して、「Blogger Employee」と名乗る人から、下記のような書き込みがあった。
日付は2006年8月23日(水) 午前1:51 。
Hi guys,

For those of you experiencing the "No space left" error, thanks for reporting this error. For more info, check out other threads in this group that are already discussing this problem. Our engineers have taken note and are on the case. Keep an eye on Blogger Status for news on a fix:
http://status.blogger.com/

For the few who are receiving the "006" error, it's probably because your index page has a large numbers of posts. You can fix this by lowering the number of posts that are shown on your home page. Instructions for that are here:
http://help.blogger.com/bin/answer.py?answer=77

Thanks for your patience, everyone!
Blogger Employee
要するに、「バグの報告ありがとう。今直しているところだよ。修正完了についてはBlogget Statusのニュースをチェックしてみてね。」ということのようだ。Blogger Statusっていうものがあるのを初めて知った。見てみると、
Tuesday, August 22, 2006
Some users are seeing a “001 java.io.IOException: No space left on device” error message when publishing to Blog*Spot. We’re on it.
Update, 1PM: This has been fixed.
Posted by Pete at 09:23 PDT

とあって、Updateには「すでにバグはFIXした」と書かれている。しかし、私のブログではまだエラーが出てる。。フォーラムの続きを読んでいると、同じくBlogger Employeeから、
This "No space left" error seems to be fixed!
Let us know if you're still receiving it, though.

とメッセージが書き込まれていた。「まだメッセージを受け取っている人は教えてね」だ。
Bloggerはみんなのもの、ここはやっぱり私も書き込まねばなるまい!と思い、慣れない英語を駆使して(?)、
I'm still in that trouble.
I had error message like this.
 001 java.io.IOException: No space left on
 deviceblog/20/43/6/necotan/archives/
 2006_08_01_necotan_archive.html
Please help me.

と訴えてみた。駆使した割には簡単な英語だったけど、通じればいいんだよ、通じれば・・・。

そして、9/1に再びBlogger Statusを見てみたところ、
Sunday, August 27, 2006

Some more of those "no space left on device" errors are popping up this morning. We're working on getting them all cleared up right now.

Posted by Graham at 09:18 PDT

とあった。「今直しているところです」ということなのだが、フォーラムに書き込んだおかげか、私のブログは投稿可能な状態になっていた。

こういったやりとりが、すべて英語になるのが国内のブログサイトと違ってすこしやりづらいかも。
勉強になるからいいんだけどね。
とにかく直ってよかった。

2006/08/27

ピタゴラ装置

NHK教育で「ピタゴラスイッチ」という番組がある。
番組に関する詳しい紹介はここで。

この番組で毎回、ピタゴラ装置というものが動くコーナーがある。

YouTube - Pythagoraswitch part19

いつもいつも、本当によくできてるなぁ・・・と思う。
どうやったらこんな発想ができるのだろう?

同じく、ピタゴラスイッチの中で、「おとうさんスイッチ」というコーナーがある。
おとうさんスイッチとは、ティッシュとかの箱に、曲がるストローで作ったアンテナと、丸い5つのボタンがついていて、そのボタンに、ひらがなの5文字(「あ行」とか「さ行」とか)が書かれている。
子供がスイッチを押すと、お父さんがその文字で始まる動きをアクションするという仕組みだ。終わりには子供がおとうさんに「よくできました」とほめてあげて、おとうさんは「ありがとうございました」という。

たとえばこんな感じで。

でも、おとうさんスイッチを渡す人を間違えると、こんなことになるので要注意だ。
恐妻の理不尽な怒り: 父の日に「おとうさんスイッチ」もらいました

なぜ「さ行」なのか、ものすごくよくわかった。。

投稿エラーが発生

現在は2006/08/27未明。
8月のブログを書いて「投稿を公開」ボタンを押すと、エラーになってしまう現象が発生。
001 java.io.IOException: No space left on deviceblog/20/43/6/necotan/archives/2006_08_01_necotan_archive.html
原因・回避策については未究明。

カラーボックスを組み立てる

部屋に書籍類があふれてきたので、カラーボックスを買い足すことにした。
条件は、カラーは白、3段、棚は可動。あいにく近所にホームセンターがなく、ネット通販で探していたのだが、なかなかちょうどいい商品が見つからなかった。
ようやく見つかったのが、条件をすべて満たして、お値段999円(!)のもの。
可動棚で1,000円切ってるなんて、珍しい!と思い、多少の不安を抱えつつも買ってみた。

今日、カラーボックスが届いたので、さっそく組み立てた。
希望通り、白、3段、棚は可動。
まず外側を組み立てて、あとは可動棚をはめて・・・と。
あれ??

この可動棚、なんかおかしくない?
奥行きが、変。。手前が少し、足りないのでは…?



うーむ、さすが999円。
しかし、「これがこのカラーボックスのデザインです」と言われてしまえばそれまでだ。
致命的な欠点ではなかったので、そのまま使用することにした。コミックを奥と手前の二段構えで置くときにはちょっと手前にはみ出すかもしれないが、落ちたりはしないだろう。。

2006/08/23

レッツ横文字

IT業界で仕事をしていると、コンサルタントの人々が横文字を多用しているのをよく見聞きする。
※私も、一応職務名義上はコンサルタントなんだけど、自称しづらい。。もっと経験つんでから自称します。
私は横文字が苦手なので、ほとんど一般名詞しか使わないが、彼・彼女らは、形容詞や副詞などの修飾語によく使用する。なんとなく言いたいことはわかるのだが、万一解釈を間違えていると大変なので、後から調べたり、その場で質問できるときは直接質問して確認している。

調べるときには、これだ。

ITコンサル養成ギブス(コンサル用語)

「ITコンサル」としての用法が載っているので、仕事に即効性がある。
どの言葉も、一度ならず聞いたことがあるものがほとんどだ。

しかし、現場で知らない言葉が出てきたときは、いつもこのサイトで調べることはできないので、「ねこたん仮定」に基づいてしばらく話を聞いたりして様子をみる。
最近見聞きした横文字は、たとえば、下記のようなものたちだが、ねこたん仮定は結構合っているときもあるし、激しく間違っているときもある。
正しい意味は、なんとなくあえて書かないでおきたい気持ちなので、ここでは書かないことにする。

・ステコミ
 スケジュールに「ステコミ」というイベントが記載されていた。
 「ステアリングコミッティー」の略だということは思い浮かんだのだが、肝心の意味を覚えていなかった。
 「ステアリング」は車のハンドル、「コミッティー」は、「コミット(決定)」となんだか関係がありそう・・・。
 →ねこたん仮定:何かの舵取りを決めるイベント・・・?

・タイムアンドマテリアル
 要件定義の書類に、サービス業契約形態のひとつとして挙げられていた。
 「時間と物質」??
 マテリアルといえば、クイズ番組で賞品になってる三菱マテリアルのゴールド・バーしか思い浮かばない。。
 →ねこたん仮定:人が時間単位で労働を提供し、サーバなどの物質もおまけ的についてくる契約・・・?

・アズ フィーリング
 会議にて、
 報告者「業務フローがないままに、システムを構築してしまっており・・・云々」
 私 「(同僚に向かってこっそり)業務フローを作らずに・・・って。どうやってシステム作ったんだろうね?」
 同僚「As Feeling じゃない?」
 →仮定するまでもなく意味がわかっただけに、恐ろしい回答だった。くわばら。

2006/08/21

QRコード付きチョコレート

おもしろいニュースを見つけた。

QRコード付きチョコレート、日本コムシスとメリーチョコが共同

メリーチョコレートカムパニーは、ITを積極的に導入している企業だとは聞いていたけど(笑)。
こんなとこまでIT化。ちょっと楽しい。

これ、個人が利用できるようなオーダーシステムを作ってくれないかなぁ?
でも、万が一、違う人のが届いちゃったら…。 バレンタインとかだったら大変かも。
「こいつ誰だよ!」みたいな…。

でも、確実なのはQRコード生成ソフトを使って、自分で作っちゃうことだ。
そう、作っちゃった人がいるのだ。 名前は「とむ」さん。

QRコードBlog: ■QRコード付きチョコレートを作ってみました

この人のQRコードへのこだわりは物凄い。
なんといっても、Blogのサブタイトルが「QRコードのみで綴る『世界一読み難いBlog』」だ。
携帯片手でなければ読めない。。
そして何より、プロフィールの写真が怪しい。(笑)

これからももっとQRコードはたくさん使われていくんだろうな。
とむさん、これからもがんばってください。


2006/08/18

本:『金子流 ITエンジニアのための勉強の法則』

『金子流 ITエンジニアのための勉強の法則』
著者:金子則彦
出版社:技術評論社
出版年月:平成18年2月

少し前の自分のブログを見ていると、TACで情報処理試験の勉強を始めたときの書き込みがある。あれから一ヶ月。TACの進捗度は20%だ。本当なら80%くらい行っていてもいいはずなのに。。
やる気を継続するっていうのは、本当に難しい。
そんなとき、この本を読んで、非常に面白いと感じた。

この本、「ITエンジニアのための・・・」と書いてあるけれど、職種を問わない内容だった。
「やらなきゃなー、でもやる気しないなー」という気持ちのままずるずると時間をすごしてしまうときにどうすればいいか、についてのアドバイスが、丁寧かつ物静かに語られている。
ほとんどは「心構え」に関するアドバイスなのだが、その「心構え」を持つための手段については、まさにあの手この手、著者が試してみて効果のあった方法がたくさん示されている。
読者はその中から自分に向いていると思った方法があれば、それをやってみればいいし、もし自分には向いてないと思う方法ばかりだったとしても、「心構えの持ち方、やる気へのなり方」という、人があまり教えてくれないことについて、非常に親身に書かれているので、得るものは必ずあると思う。

私が特に印象に残った「やる気へのなり方」は、自分の中に「識者(顕在意識)」と「自己(潜在意識)」という役割を持った仮想の人格(人格のようなもの)を意識して、自分は識者となり、その二者間で会話(?)をしながら、自己がやる気になるのを待つという方法だった。
こう書くと、なんかすごく難しそうなのだが、識者と自己の会話を引用すると、こんな感じだ。

①やらねば:識者「そろそろ勉強やらないと」
        自己「何で?」
        識者「昇進試験まで、あと2ヶ月しかない」
        自己「そうだったね」
②やろう:  識者「勉強できる気分かな?」
        自己「うーん」
        識者「イヤじゃないなら、少しやろう」
        自己「そうだね」

「自己」の発言だけ追ってみると、なんてユルイ会話なんだろうと思ったが、人間ってそんなものだと強く思う。すぐにさぼって遊んでしまう「自己」を、「識者」である自分が、上手にあやして机の前に連れて行くのだ。
さっそくこの方法を試してみたのだが、私の場合は識者の忍耐力がたりず、あせって自己をたきつけようとする傾向があるらしく、なかなかうまくいかない。長期的な取り組みになりそうだ。

もうひとつ印象深かったのは、机の上の環境作りについてである。
勉強を始めてしばらくすると、だんだんとやる気が低下してきて、気持ちがぐらつき始めるので、そのときのために、「心の援軍」を用意するとよい、とある。
本では「心の援軍」として、家族やペットの写真とか、合格証書とか、好きなマスコットを机の上においておくことになっている。「1つではさびしいので、2,3個置いた方がいいでしょう」とある。
くじけそうになったら、これらの心の援軍を見て、パワーをもらうのだ。イラストには、いろいろな援軍を机の上において、「これで安心」とほほえむ女性の姿が描かれている。

さっそく私も「心の援軍」を!招集!

一匹だけだった・・・。(T_T)求む、援軍!

2006/08/16

雨の強さ

昨日、集中豪雨の様子を空から撮った映像について書いたが、「1時間に60ミリという雨ってどんなものなのか?」について、気になったので調べてみた。
やっぱり天候といえば気象庁だ。

気象庁 雨と風の表

これによると1時間雨量(mm) 50以上80未満」は、

予報用語:「非常に激しい雨」
人の受けるイメージ:「滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)」
人への影響:「傘はまったく役に立たなくなる
屋外の様子:「水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる」

やっぱりすごい。。 「傘はまったく役に立たなくなる」って、いったい・・・。
台風のとき、窓ガラスが洗車機に入ったみたいになって外が見えなくなったことがあったけど、きっとあのような感じなんだろうな。

これから台風シーズンなので、用心していきたい。
(去年は豪雨で近所が断水したことが・・・)

2006/08/15

集中豪雨ってあるよね

今日の東京は、晴れたり曇ったり雨がざーっと降ったり、本当に不安定な天気だった。
でも埼玉県では、もっと大変なことになっていたようだ。

YouTube - 集中豪雨の「柱」

1時間に60ミリって、どれくらいなんだろう・・・と思ったけど、シャワーのような感じなんだろうか。。文字通り滝のような雨だったのだろうか。そのとき「集中豪雨の中」にいた人の映像も見てみたかった。

高校生のころ、自転車で学校に向かっていると、晴れていた空がにわかにかき曇り、夕立のような雨がざざーーーーーっと降ってきた事があった。近くの軒下で10分くらい雨宿りしていると、「すーっ」とやんでしまった。
学校に着いた後、友達に「すごい雨だったよねー」と言うと、
「雨?なんのこと?(晴れている空を見て)どこが雨?
と言われ、全く信じてもらえなかった。雨が降っていた場所と学校は、距離にして8kmくらい離れてたけど、同じ平野部だったのに、全然降ってなかったとは・・・。

今日、上記のニュースを見て、「あれは幻じゃなかった。やっぱりああいう降りかたはあるのだ」と、10年以上前のモヤッと感が、ようやくようやく晴れたのだった。

2006/08/14

東京大停電

今日7:38、東京・千葉の広範囲で停電発生。
発生後、2時間20分でほぼ復旧、3時間後には完全復旧となった。
幸い、私の家は停電が起きなかったが、エレベーターに閉じ込められるなどのトラブルが発生したり、電車がたくさん止まったり、東京ディズニーリゾートの開園時間が遅くなったりして、あちこちに大きな影響がでたようだ。
会社の人に聞いたところ、京葉線・りんかい線・ゆりかもめも止まっており、お盆に東京ディズニーリゾートやお台場へ遊びに行こうとした子供たちが、駅にあふれていたらしい。

下記は時事通信のニュース。

(時事通信) - 8月14日19時1分更新

損傷1カ所、広範囲に影響=都心貫く送電線-「早期復旧」強調・東電
 14日朝、首都圏を襲った大規模停電は、1カ所で起きた送電線の損傷事故が、東京、神奈川、千葉の3都県に及ぶ広範囲の停電につながった。
 東京電力によると、発電所で作られた電気は首都圏を環状に取り巻く50万ボルトの送電線で送られ、そこから27万5000ボルトに減圧されて放射状に都内に入ってくる。それぞれの送電線には、さらに減圧して電気を分配する下流の変電所が多数つながっており、各家庭まで電力を供給する。
 今回、損傷した送電線は千葉、茨城方面から都内に入る27万5000ボルトの基幹送電線の1つ。都心を通り、横浜市北部の変電所までつながっており、幅広い範囲に停電をもたらした。
 東電は、こうした送電線の損傷による停電事故を想定し、放射状の基幹送電線同士をつなぐ迂回(うかい)ルートも用意している。今回は首都圏西部からの供給網を使い、停電した地域への電力供給を再開した。
 全面復旧まで約3時間を要したが、東電は「迂回網がなければ、損傷された送電線の復旧を待つほかなく、それに比べれば早く復旧できた」(広報担当者)と強調する。しかし、迂回ルートを使うには、高圧電流を流しても安全かどうかを確認する作業が必要で、どうしても復旧までには2、3時間かかるという。

基幹送電線が損傷してから3時間での復旧は、きっと早いほうなんだろうと思う。迂回ルートも用意されていたみたいだし、あとは今後、「高圧電流を流しても安全かどうかを確認する作業」をいかにスピードアップするかにかかってくるだろう。

もしこれが東京にある送電線じゃなくて、田舎の山奥にある送電線だったらどうなるんだろう。きっと迂回ルートも限られてるから、3時間では復旧しないんだろうな・・・。


2006/08/12

消えた百物語

夏といえば怪談だが、日本で昔からある怪談話の方式として、「百物語」がある。
一人一話ずつ怪談を話してゆき、一話語り終えるごとに火のついたろうそくを1本消す。百話を話し終えたとき、その場で怪異な現象が起こる・・・といわれている、あれだ。

私が学生だった1997年、日本の中世文学(大雑把に言って鎌倉時代あたり)がご専門の先生が開講された「言談」という文学について講義を受けたことがある。「言談」というのは、公の行事などの正式な場ではなく、夜に食事の後などで雑談をする雰囲気で話された話題を、その場にいた人や、人づてに伝え聞いた人が書き記したものだ。
印刷技術が未発達であった時代には、文献とは別に、口伝というものが非常に重要であったのだろうと思う。

私はその講義のレポートで、近世(江戸時代)に刊行された『諸国百物語』について書いた。百物語は人が語ったものを集めたものだから、「言談」のひとつとして解釈できるだろうと考えたのだ。
そして、私がそのレポートで「百物語」をテーマとして取り上げたのには、もうひとつ理由があった。
それは、1997年当時、一般家庭にようやく普及し始めていたインターネット上で、百物語を主宰していたサイトがあったからだ。

そのサイトの名前は「バーチャル百物語」。
現在よく見られる掲示板方式ではなく、管理人がメールなどで受け付けた実話怪談の中から少しずつ掲載していくという方式を取っていたサイトだった。特徴的だったのは、開設当初から、「百話を蒐集した段階でサイトは閉鎖する」ということが宣言されていた点だ。
1年以上かけて、百話を集めた後、実際にこのサイトは「目的を達した」という理由で閉鎖された。
閉鎖されてからしばらくは、URLに飛ぶと閉鎖のあいさつが表示されていたが、今ではそれも表示されていない。

私は前述のレポートで、この「バーチャル百物語」を「現代の言談、新しい言談のかたち」として紹介した。手元には手書きのメモとして、「バーチャル百物語」のURLや序文の写しなどがまだ残っている。今でこそ、インターネットは誰でも情報を発信できる」場として認知されているが、当時はまだ個人が発信できるメディアという意識はほとんどなかったように思う。そんな時代に、方向性をしっかり持ち、最後まで目的からそれずに運営した点は見事であったし、厳選された怪談の質も高かったように思う。

今では、インターネットで百物語をやろうと思ったら、わざわざサイトを開設しなくても、レンタル掲示板などで簡単に実現できるし、怪談の集まるスピードも、10年前の比ではないだろう。
しかし、「バーチャル百物語」の運営に見た「丁寧さ」(「丹念さ」といったほうがいいだろうか)、百話蒐集後に閉鎖にいたった「ブレのなさ」、それらがすべて、テキストベースであるにも関わらず、暗い部屋で一人一人が怪異を語り、ろうそくの火を消していくという、異様な「百物語」の雰囲気を閲覧者に感じさせていたのに比べると、やはり「軽い」感じがしてしまう。

あのサイトが閉鎖されてしまったのは、今でも非常に惜しい。
できればもう一度見てみたいと思うが、それはきっと永遠にかなわないことだろう。

2006/08/11

iPodの電池を換える

iPod mini を愛用してもう2年くらいだろうか。
だんだんとバッテリーがもたなくなってきたので、そろそろ交換か・・・と思っていたのだが、バッテリ交換6,800円という価格に気圧され、そのままにしていた。
ところが、充電からはずした10分後にバッテリ切れという症状が出たため、いよいよ交換せざるをえなくなった。

通常、iPodの修理は郵送の扱いとなるので、修理に出してから戻ってくるまでに1~2週間かかるようだ。もうちょっと早くなんとかならないかなぁと思っていたところ、Apple Store 銀座店に、iPodの修理や相談を専門に扱ってくれる「iPod Bar」があることを知った。
ここに直接持ち込めば、少しは早く戻ってくるのでは?と思い、店に出向くことにした。

「iPodの電池交換したいんですけど・・・」とお店の人に尋ねると、「2階で承ります。予約をしますのでこちらへどうぞ」といわれ、店頭に並んでいるMacのところへ連れて行かれた。店内にディスプレイしてある(商品見本の)Macならどれでも、2階にあるiPod Barや一般修理受付のGenius Barの予約ができるらしい(私の予約はお店の人がやってくれた)。展示品がそのまま予約に使えるって、ちょっと驚き。
平日の夜、iPod Barの待ち時間は30分ほどだった。きっと休日だともっと混んでるんだろうな。

iPod Barで自分の番がやってきた。事情を話して本体を見せると、リセット操作をしたり、「『復元』の操作はなさったことがありますか?」などのいくつかヒアリングを経て、「本当にバッテリがもたないのか、本体の故障なのか、こちらで2~3日預からせていただいて、テストをさせていただきます」とのこと。テスト自体は無料なので、お願いすることにした。
その場で預り証を発行してもらい、帰宅。預り証はA4の紙1枚なんだけど、OA用紙のようにペラペラの紙ではなく、両面印刷ができるくらいの厚みのある紙で、右肩にアップルのロゴが入っている。こういう細かい部分の積み重ねで、高級感というか、かっこよさが違ってくるんだろうと思った。

2日後。携帯の留守電に「テストの結果、やはりバッテリの消耗度合いが高いため、バッテリ交換させていただきます。予約は不要ですので、iPod Barに直接お越しください」とのメッセージが入っていた。さっそく出向く。
すると、「iPod mini は、本体を開けてバッテリだけ交換というのができませんので、新品と交換ということになります」と言われる。要するに、iPodにおけるバッテリ交換とは、本体丸ごと新品になるということを意味していたのだ!かなりびっくり。(@o@;) それで6,800円もするのか・・・。
古いほうのiPodは回収されていった。

※以前はバッテリ交換が今の倍額の12,000円くらいだったらしい。きっと、新モデルへの買い替えを促進するためだったのだろう。

というわけで、思いがけずあっさりと新品に交換されたiPod mini。
2年も使ったとはいえ、なんとなく使い捨て感覚が否めず、ちょっと違和感も感じたが、メーカー側としてはかえってコストを測りやすかったり、修理用のモノやヒトを用意する必要がなかったり、経営上のメリットがあるのだろうと思う。古いほうの本体も回収されていったので、単純に廃棄されるのではなく、リサイクルされるのかもしれない。
面白い体験ができてよかった。

2006/08/09

トラブルシュート:ZoneAlarm にやられる

ここ1ヶ月ほど、会社のPCの挙動がおかしい。
どうおかしいかというと、

・Windows2000終了時に、「0x○○が0x○○のメモリを参照しました。メモリがreadになることは できませんでした」のメッセージが数回出る
・hostsファイルを開くと、「他のプロセスによって上書きが禁止されています」と出て、編集も削除もできない
・パーソナルファイアウォールの「ZoneAlarm」(Free版)を入れているが、右下のタスクトレイにアイコンが現れない。スタートメニューから起動しようとすると、「指定されたパスへのアクセスは拒否(禁止?)されています」のようなメッセージが出て起動できない
・WindowsUpdateが使えなくなった(自動更新されず、手動でもエラー)

これらの症状、特にhostsファイルを使っているプロセスがあることに危険を感じ、もしやウイルス?と思ってスキャンするも、空振り。
アドウェアか何かが悪さをしている?と思い、Spybot S&D や、Ad-aware をインストールするも、最新の定義ファイルが何度やってもダウンロードできない!はじめはダウンロード用のサーバが落ちてるだけかと思っていたが、翌日になってもエラーメッセージが出るだけでダウンロードできない。
なぜダウンロードできないんだろう?ファイアウォールが邪魔しているのかと思い、会社のネットワークではなくPHSで外部に接続するが、状況変わらず、失敗。ZoneAlarmは立ち上がってないし、Windows2000だからWindowsXPのようなファイアウォールはないし・・・。
結局原因不明なので、Ad-awareの定義ファイルを別途入手して手動で入れ替える作戦をとる。結果、入っていたアドウェアは削除できたが、上記のおおもとの症状には変化なし。。これもハズレかぁ。

hostsファイルを占有しているプロセスが不明なので、この問題はとりあえず横に置き、ZoneAlarmが起動できないことのほうを調査することに。
ワームの中には、ZoneAlarmを起動させないようにするものもあるようなのでちょっと怖かったのだが、ウィルススキャンがシロだったため、まずそちらの可能性はなくなった。
そこでふと気づいた。タスクマネージャのプロセスを観察していると、ZoneAlarmのプロセスである「zlclient.exe」がずっと立ち上がっているではないか。タスクトレイには出てきてないのに??
しかも、スタートメニューからZoneAlarmを起動させようとして失敗するたびに、新たな「zlclient.exe」が立ち上がり増えていくではないか!
ためしにプロセスを終了しようとしてみたが、エラーメッセージが出て終了もできない。なんじゃこりゃ・・・。

とりあえず、ぐーぐる先生に「zlclient.exe 起動できない」と聞いてみた結果が、

Monologue: ZoneAlarm6.5.725.000のバグ

であった。症状、おんなじですよ。。
自分のPCに入っているZoneAlarmのバージョンを調べたいと思ったのだが、Readmeには、バージョン「6.5」とだけかかれており、それ以下の細かいバージョンがわからない。アプリケーションは起動できないしどうしよう・・・と思っていたら、会社の人から「使ったSetupファイルが残ってたらわかるんじゃない?」と助言をいただいた。
急いで「ごみ箱」を確認すると、Setupファイルの名称に「6_5_722」の文字が含まれている。まったく同じじゃないけど、かなり近いバージョンなので、同じバグが含まれている可能性は十分ある。
もしかしたらhostsファイルを中途半端につかまえてるのもコイツなんじゃ・・・?と思い、即アンインストールを決意。

まず普通に「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールを試みた。
すると、「True Vector Internet Monitor」というサービスをシャットダウンするところでエラー発生。しかたなくアンインストールをキャンセルしたのだが、そこからWindows自体の反応がヤバくなった。。「アプリケーションの追加と削除」のウィンドウが閉じられない。エクスプローラを立ち上げようとすると「メモリが足りません」といわれ、スタートメニューから再起動しようとすると「再起動またはシャットダウンする権限がありません」といわれる。
・・・どうしようもなくなったので、強制的に電源を切った。「シャットダウンする権限がない」なんて、初めていわれたよ・・・。(T_T)

少し心を落ち着かせて、セーフモードで起動してみる。ちゃんと立ち上がった。少し安心。
セーフモードで再度、ZoneAlarmのアンインストールに挑んだ。一瞬で成功。
なんだったんだ、あのパニックは・・・。

普通モードで再起動。おお~ちゃんと立ち上がってる(涙)。
ここで、ZoneAlarmのバグが引き起こしていた数々の所業が、すべて明らかになった。つまり、

・hostsファイルの編集/削除が可能となった
・Windows終了時のエラーメッセージが出なくなった
・WindowsUpdateが使えるようになった
・Spybot S&D, および Ad-awareの定義ファイルが自動更新できるようになった(これもか!)

WindowsUpdateについては、もともと自動更新にしていたのだが、再起動後にすぐ更新されたところをみると、結構危ない状態のまま1ヶ月放置してしまっていたのかもしれない。
ちなみに、McAfeeのVirusScanの定義ファイルは、問題なく自動更新されていた。どう違うんだろう。。

ともあれ、問題が解決してよかった。
でも、いろいろな掲示板を見ていると、セーフモードでもアンインストールできなかったケースもたくさんあるようだ。今回そういったケースを免れたのは、不幸中の幸いだったかもしれない。



2006/08/07

すごいぞガチャピン

ガチャピンがブログをはじめたらしい。

ガチャピン日記

ガチャピンって、さりげなくムックを見下していますね。。。

ガチャピンとムックが、期間限定のカフェをやっているらしいのだが、開店の日の日記には、
一日目の報告です。
開店前にお店の外にお客さんがいて、ムックと二人で少しホッとしました。
開店してすぐムックがお店の植木を倒しました。

とあった。大丈夫か、ムック。

とりあえず、お気に入りに登録しました。

2006/08/04

遅刻癖は治るのか

私はかなり年季の入った遅刻魔だ。
小学校からすでに集団登校に間に合わず、一人で走って通学。
高校のときは通学チャリで毎朝スーパーダウンヒルに挑み、時速60kmを記録。
大学のときはあまりに午前中の授業に現れないので、友達から心配の手紙を受け取る。
社会人になってからも、飛行機に乗り遅れること2~3回。
会社に遅れそうになりタクシー通勤したこと5~6回。(結局電車のほうが速かった)
まわりから「気をつけなよ・・・」と怒られ呆れられることばかりだったのだが、いったいどうやってみんな遅刻せずにいるのか、すごく不思議だった。

これではいけないなぁと思い最近、いろいろと自分の行動を振り返ってみているうちに、あることに気がついた。
私が遅刻するのは、「その日の最初の予定」だけなのだ。
いったん会社に着いてからあと、会議や客先の待ち合わせには遅れることがない。
つまり、その日に家を出て最初の用事のときだけ、何かがおかしいのだ。
家での過ごし方に、何か問題があると気がついたのだ。

相談系の掲示板で、遅刻する人に対して、よく「早起きすればいいよ」というアドバイスがなされるが、実は、早起きはできるのに遅刻する人が存在する。私もそうだ。
たとえば、 朝8時に家を出るために、6時に起きたとしよう。普段はギリギリに起きて20分くらいで準備して家を駆け出すところを、2時間もあるのだから絶対大丈夫なはずなのだ。
なのに、いろいろと準備をしているうちに、気がつけば8時5分。結局10分くらい遅刻、というパターンが何回もあった。

そういった人へのいろいろな掲示板の回答を見ているうちに、有効そうな回答があったので、今週は一週間、それを試してみた。(そこにリンクしたいのだが、どうしても再発見できない。。。残念)
心がけたのは3点。 結果、今週は遅刻をしなかったばかりか、かなり早くから会社に行くことができた。
この世界にいるあまたの同志のために、少しでも参考になればと思うので、心がけた3点についてここに書き出してみたい。

1.早起きをする。それも1時間早起きなどというのではなく、2時間くらい思い切って早起きする。
→自分が朝、家を出る準備にどれくらいかかっているか、遅刻癖のある人は本当にはわかっていない。だからはじめのうちは、思い切って時間を長めにとって様子を見る。

2.起きたらまず、家を出るために必ずやらなければならないこと「だけ」をやる。
→最低限、これをやらないと外に出られない!(=これさえやっていれば、とりあえず外には出られる)ということを厳選する。私の場合は、「お風呂に入る」「服を着る」「肌の手入れをして日焼け止めを塗る」「髪を乾かしてワックスをつける」の4つ。化粧もできてないけれど、この4つさえクリアすれば、とりあえず外には出られる。
この4つが終わるまでは、ほかの事は一切やらない。たとえ流しに食器がたまっていても、洗濯機が洗濯終了の音を鳴らしていても、まゆ毛が不自然に伸びていても、早起きしたから時間は普段よりあると思っても、一切手出しは無用だ。
ここでかなり意志の強固さが必要。食器や洗濯機に伸ばしかけた両手を、強い意志でひっこめるのだ。

3.早く家を出ることを恐れない。
→上記2つをクリアすると、たいていは家を出る予定の時刻よりも早く、家を出られる状態になっているはずだ。そこで大事なのは、まだ予定の時刻になっていなくても、とにかく家を出てしまうことだ。
時間が10分や15分あまったからといって、別の用事に手を出すと、結局10分やそこら遅刻してしまうのだ。「早めに出ると、なんだか時間がもったいない」と感じるかもしれないが、ここは遅刻をしないことが最大かつ最優先の目的であることを思い出して、思い切って靴をはき、玄関のドアを開けて外に出てしまうことが大事だ。

いずれも、普段から遅刻をしない人にとってみれば当たり前のことなのだろうが、私のように「早起きをしても遅刻してしまう人」にとっては、2.と3.のルールはかなりの衝撃であった。
普段から遅刻しない人に対してこの話をすると、「(1.をせずに)2.の時間を見込んで、ギリギリまで寝てればいいんだよ」といわれるが、それは私のようなタイプの遅刻魔にとっては、非常に危険な行為である。なにしろ、「準備の時間を見込む」ことが、本人はできているつもりでも実際はできていないから、数分単位で微妙に遅刻してしまうのであって、このアドバイスは1.2.3.をすべてクリアしてしばらく遅刻しない状態が続き、心理的にももう大丈夫、という時点からはじめるべきセカンドステージといえよう。

私がこの3つのルールをしいてから1週間たったが、遅刻は起きていない。いつも定時ギリギリか、数分過ぎて出社していたのが、定時よりも40分ほど前に会社に着くようになった。

私は小さい頃、遅刻して、そのとき感じた嫌悪感によって翌朝学校に行くのがいやになり、さらにまた遅刻するという、負のスパイラルに陥っていた。それがいつのまにか慢性的な心の「考え癖」になってしまっていたようだ。悪いとはわかっていながらも遅刻してしまう、せずにはいられないという強迫観念に近いかもしれない。

まだ私の遅刻改善プログラムは始まったばかり。
これからも意思を強く持って、遅刻をしないように生きてゆきたい。

2006/08/01

議事録

IT業界で仕事をしていると、議事録をとる機会が多い。
手書きでメモを取ると、時間がかかって発言を聞き逃すことがあるため、私はノートPCを持参して猛スピードで全発言をタイピングしまくる、という力技を使うことにしている。(もちろん後から議事録っぽく整える)
ただし自分も発言するので、却ってそこがあいまいになったりする。ダメじゃん。

議事録を上手に取ってまとめるにはどうすればいいのか。たとえば実践的なこんな研修もあるけれど、受講料が3万円以上というのは、なかなか自腹を切るには厳しい金額だ。
そこで誰もが思いつくあの方法。そう、アナウンサーが実況中継の訓練のため、身の回りの出来事全部を実況中継するように、周囲で交わされる会話すべてを議事録に起こすという、無料でできる訓練を実践して・・・みなかった。だってめんどくさいもん。

でも実践した人がいたのだ。

@nifty:デイリーポータルZ:勝手に議事録

女性3名による「定例ミーティング」の議事録。これだけ紛糾した会議をうつくしく議事録にまとめるその技術に脱帽だ。ぜひ参考にしたい。
「マスカラ購入検討・業者ヒアリングの件」については、特記事項がかなりヒットであった。グッジョブ。

2006/07/31

打ち水大作戦

打ち水大作戦 mission uchimizu

みんなでいっせいに打ち水をすることで、気温を二度下げよう!というイベント。本当に気温が下がるらしい。

実は、イベントが開始された数年前から、このイベントの存在は知っていたのだけど、残念ながら自分が実践したことがまだない。打ち水に使う水は、風呂水などの二次使用水を使うことになっているのがその理由。うちはお風呂にお湯をためずに、夏はシャワーで済ませてしまうことが多いので・・・。台所の水は洗剤が入ってるから使えないし。。

当初(数年前)は「大江戸打ち水大作戦」という名前で、首都圏で始まったイベントだったのだけれど、ホームページを見ていると、もう全国に広まってきたのだなぁ、とびっくりした。「イベント情報」を見ていると、全国のあちこちで打ち水大作戦が行われている。
さらに今年は、森林保護も視野に入れて、オリジナルの桶とひしゃくも用意されている。
木曽ヒノキの八角桶は結構かっこいい!打ち水以外にも使えそうだなー。

2006/07/29

「蟲師」実写映画化

「蟲師」オダギリ主演で実写映画化 エキサイトニュース

『蟲師』のアニメもまだ見ていないのに(映像がすんごいキレイらしい)、実写映画化されるとのニュース。
主演はオダギリジョー。うんうん、オダギリジョー、納得!

監督が大友克洋・・・は、どうなんだろう。。イメージ、こわれてないかな?静謐な雰囲気は残しておいてて欲しいなぁ。
上記の記事に、原作者のコメントとして、
編集段階の映像を見た漆原さんは「“蟲師”という架空の職業の人々を大友監督が描くとこういう世界が広がるのかと、新鮮な感動を覚えました」と太鼓判。
とあるけれど、この発言、あんまり「太鼓判」って雰囲気には見えないけど・・・・。

公開されたらぜひ見てみたい。

2006/07/25

聴く日経

2~3ヶ月前まで、1年間ほど日経新聞を取っていた。土曜日の特集版などは目を通すこともあったが、ほとんどは読まずに山積みになっていった。電車の中で新聞を読むのは苦手だし、会社ではみんなが忙しく、机で新聞を読める雰囲気ではなかった。
たまに平日に自宅で読んでいても、一面と企業面くらいしか読まず、途中の株価情報や海外のニュースなどは見ないでとばしてしまう。豊富な情報量に対して、私自身が消化し切れない状況が続いた。これでは購読料がもったいない、これからは必要なときにだけ売店とかで買えばいいかな・・・と思い、定期購読をやめてしまったのだった。

しかし、いざ購読をやめてみると、それはそれで何か物足りない。「必要なときに売店で買う」といっても、「必要なとき」っていったいいつなのか。日中にニュースサイトで見て興味を持った情報は、たいていその日の朝刊に詳しく載っているが、会社帰りに売店で売られているのは夕刊である。結局、買うタイミングを逃してしまっているのだった。

時事問題は知っておきたい。でも、新聞を毎日じっくり読んでいると時間がかかるし、かさばって重たい。これに何とか折り合いをつける方法はないものだろうか。

最初に考えたのは、『新聞ダイジェスト』(新聞ダイジェスト社)を利用することだった。

月刊『新聞ダイジェスト』

これは月刊誌で、数々の新聞のニュースをジャンル別に切抜きのようにまとめてくれているものだ。同じニュースでも新聞ごとに記事の方向性が異なっているのがわかったり、1つのニュースの経緯を時系列的に追うことができたりするのが、この雑誌のメリットだ。就職活動をしていたときに買ったことがあった。
しかしこの雑誌は、そのメリットと裏表に、月刊誌であるがゆえに速報性がないことがデメリットである。また、毎日軽く流し読みする向きには作られていない。それこそ就職活動や、何かの調査・執筆活動を行う人など、時事問題を自分の中心に据えている人のためのものだと思われる。

私自身の目的としては「新聞を適当に流し読みする程度の情報を、それに見合ったコストで、手軽に、短時間で手に入れたい」。つまりは、ちょっとしか読まない新聞にまるごとお金を払うのは抵抗があるし、自宅や会社で新聞を読むための時間はとりづらいし、重たい新聞の束を片付けるのもイヤなのだ。(なんてワガママなんでしょう・・・)

「そんなやつは新聞を読むな!」と言われそうだが、そんなナマケモノの私にぴったりの情報源を見つけたのだ。

聴く日経

これは、日経新聞朝刊の主要記事について、アナウンサーがラジオ風に読み上げた音声を、毎朝Podcastで配信してくれるサービスだ。これがなんと無料!
見出しの読み上げだけの15分程度のヘッドライン版と、記事のほうも読み上げてくれる30分程度の総合版がある。総合版のほうが配信時刻が遅くなるようだが、私は記事内容も知りたいのでこちらを利用している。なんといっても、「主要記事」という「新聞を適当に流し読みする程度の情報」を、「無料」という「それに見合ったコストで」、「Podcast」を使って「手軽に」iPodなどに取り込み、通勤途中に「短時間で」聴くことができるのである。なんて便利なんだろう!

それにしても(CMが入っているとはいえ)本紙の当日の記事を無料で配信するというのは結構すごいサービスだと思う。iTunesのPodcastランキング1位もうなずける結果だ。
多くのブログでこのコンテンツについての言及があり、おおむね好感をもって利用されているようだ。ただし欠点も指摘されている。主に指摘されているのは「配信時間が(予定時間通りでなく)遅いことが多い」ことと、「アナウンサーがよく噛む」ことの2点。
配信時間が遅れることについては、忙しい朝をすごすビジネスパーソンにとっては、家を出る時間に更新が間に合わないということが発生しているようだ。これにはCMを入れているスポンサー側からもクレームがつきそうな気がするが、サービス開始してから数ヶ月、まだ改善はされていないようだ。
「アナウンサーがよく噛む」ことについては、私もそう思った。声だけなので断言できないが、なんだかアナウンサーの人が焦りを感じているような気がする。推測するに、下読みが十分でない状況で、いきなり録音しているのではないだろうか。というのも、読み上げは本紙の記事を「です・ます」調に変えた形で行われているので、朝刊が出てからすぐに記事の選定→です・ます調に変換した台本を作成→そうしているうちに配信時間が迫ってきて急いで録音、というドタバタした状況になっているような気がする。完全に深読みだけど。そうでないのなら、さすがにプロのアナウンサーとしては噛みすぎかも・・・と思う。。がんばれアナウンサー。

とにかく、iPodは持っているので新しい投資もいらないし、これなら続けられそうだ。


2006/07/23

オールスター!

7/21(金)に、サンヨーオールスター2006の第1戦を、神宮球場に観戦に行った。
今年は新庄選手が現役引退を宣言しているが、ぜひその前にプレーしている姿を見たいと思っていた。
試合では新庄選手が守備でファインプレーを見せてくれて、見に来た甲斐があった!と思った。
しかしそれよりも、プロ野球をよく知らない私にも、すごく魅力的な選手がいたことに驚いた。
今日行われた第2戦のTV中継も含めて、印象に残った選手について書きたい。

第1戦:藤川球児投手(阪神タイガース)
名前は知っていたのだけれど、どんな選手かは全然知らなかった。
9回に出てきて、めちゃめちゃ思いっきり投げてて、めちゃめちゃ速かった。
オールスター=おまつりだから、ある程度自分の好きな(投げたい)ボールを投げてるんだろうけど、そのせいか「自分の武器はこれだ!」という自信がその姿から感じられて、とてもかっこよかったです。

第2戦:森本稀哲外野手(日本ハムファイターズ)
この選手は名前すら知りませんでした。。。「ひちょり」さんて読むのね。
第1戦のピッコロ大魔王の姿は遅れて行ったので見られなかったけど、今日の中継ではホームスチールとホームラン(&全力疾走でダイヤモンドをまわる)が見られた。
でも、面白かったのはその後、ホームランを打った直後に、まだ息も荒い状態でTVのインタビューに答えていた姿。24~5歳なのに、変に大人ぽくなっておらず、めちゃめちゃ元気。「今日も全力疾走でしたね」とインタビュアーに聞かれて、「はい!全力で走るのは野球の醍醐味ですから!」みたいな答えをしていて、すごく一生懸命な感じでいい印象を持った。野球を楽しんでるのがすごくよくわかった。これからも注目してみたい。

オールスターはセ・リーグとパ・リーグの対決なので、普段はよく知らない選手のプレーもいっぺんに見ることができて、すごく楽しかったし、発見もあった。
でも、普段はなんとなく、セ・リーグよりパ・リーグが好きな私。プロ野球をあんまり見たことがないからかもしれないけれど、パ・リーグのほうが、一人一人の選手の特徴や役割がすごくはっきりしている気がする。それが好みに合っているのかもしれない。
今シーズン、また球場に足を運んで、いろいろな選手についても少しずつ知っていきたい。

2006/07/19

お寺を通る

今日は、いつも乗る電車の駅の近所を歩いてみた。晩御飯を食べられるお店を探していたのだけれど、適当なお店は見つからなかった。
そのかわり、すごく大きなお寺があるのを見つけた。
立派な門があって、土塀がずーっと続き、その上から茂った大きな木々が、外の歩道へ向けて覆いかぶさっている。
その土塀沿いに歩いていると、雨が降ったせいで、草木や土のこもったにおいがして、でも空気は少し冷んやりとして、心地よい感じだった。

立ち止まってその草木のにおいをかいだ時、突然、

「あー、私、疲れてたんだな・・・」

としみじみ思った。

実際、脳に溜まった疲れが、すーっとひいていく感じがした。
私は山の中で育ったので、やっぱり山や川のにおいや姿、手触りが、心の底に刷り込まれているのかもしれない。
最近は、ビルや道路や、壁や、ドアや、いろいろと細かくてかたいものばかりを見ていた。草や木の、こもったようなにおいが、いっぱいに満ちた場所に行くことがなかった。
そのせいかどうかはわからないけれど、知らないうちに、心身に疲れが蓄積されていたのだと思った。

なぜ疲れてしまったのだろう?
今、いろいろとやりたいこと(やらなければいけないこと)がたくさん頭に浮かんできていて、実際に着手しているものも半分くらいあるけれど、少し冷静になってみると、実は自分のパワー以上に、いろいろなことに手を出しすぎていたのかもしれない、と思った。
もともと自分は、そんなにいろいろできるほどの強さはなかったはずだし、こんなに急ぎやさんでもなかったはずだ。
その結果、私の日常生活で手がけていることの数は増えたけど、全体にかける時間や質は下がってしまったような気がする。つまり欲張りすぎていたのだ。

今は、とりあえず自分の手がける範囲をもう少し絞り込み、一つ一つの質が高くなるように、落ち着いてやっていこうと思う。何かひとつ終わったら、それから次に進めばいいのだ。

また少し疲れたら、お寺の木を見に行こう、と思う。

2006/07/18

蚊帳の思い出

今住んでいる都会の夏の夜は、防犯上、窓を開けて寝ることはできず、締め切ってクーラーをかけて寝ている。
実家にいたころは田舎だった上にクーラーというものがなかったので、窓は網戸だけにして、扇風機に当たりながら寝ることが多かった。
夏休みに祖父母の家に行った時は、古い日本家屋であったため、窓を開けて寝ると蚊がたくさん入ってきた。祖父は私たちのために、畳敷きの和室に四角い蚊帳を吊ってくれた。はじめて見たあの古い蚊帳の、緑色のドレープがかかった、やや重たさを持つ姿や、蚊帳をとおして見た、ぼやけた明かりのふしぎさ、蚊帳のすそをめくってすばやく這い入るおもしろさは、今でもよく覚えている。
阪神大震災のときに、それまであった祖父母の家は全壊してしまったため、今ではきちんとサッシの入った新しい家になった。蚊が入ってくることはなくなったが、あの蚊帳も、それから見ることはなかった。

本当は、クーラーよりも扇風機や夜風にあたって寝るほうが好きなので、「窓を開けて蚊帳を吊って寝る」ことは、今では憧れに近くなっている。
マンションでは蚊帳を吊る金具をつけることもできない。
そもそも、今でも蚊帳は作られているのだろうか?と思い、調べてみた。

植田蚊帳株式会社

「読み物」のところに、
 蚊帳生産のピークは昭和40年頃までで、奈良市近辺の生産業者は約70社にものぼり、年間約200万張を製造、全国シェアは80%を誇った。現在も地場産業と呼ばれてはおり、製造業者は奈良市内にわずかに残ってはいるが、珍しい存在となってしまった。

とある。
ピークの「昭和40年ごろ」といえば、もう40年も前のことだ。もしかするとそのあたりから、日本の「家」のつくり自体が、蚊帳を必要としないものへと変わってきたのかもしれない。

上記の蚊帳専門店では、「幌蚊帳」という、吊らないタイプの蚊帳も売られているようだが、これのもっともっと小さいものが、昔、台所で作り置きの料理の上にかぶせられていたような気がする。。料理になった気分になりそうだなーと思う。

そのほか、蚊帳情報の参考。
Wikipedia - 蚊帳


2006/07/15

日焼けよりも涼しさなのです

ここ2~3日、東京は最高気温が33度を超える日ばかり。今年はまだ出番が少ないが、そんな暑い時期に毎年活躍する夏の定番ツールがある。
それは「日傘」!

私が日傘をさすのは、もちろん日焼けを防ぐためもあるのだが、なによりも「涼しさ」を求めてのことだ。
日傘をさすだけで、体感温度は2度ほどは違うと思われる。
以前は、レースが思いっきりあしらわれたカワイラシイ日傘しか売られておらず、いつもデニム&スニーカーが多い私としてはなんだか抵抗があったのだが、無印良品などで比較的シンプルな折りたたみ日傘が売られているのを発見してから、これが夏には欠かせないものになった。

ところで、私はまだ男性が日傘をさしているのを見たことがない。
まず供給数自体が少ないのだろうけど、需要はないのか?と思い調べてみると、下記の記事を発見した。

[教えて!goo] 男性の方、日傘をさしたいと思いますか?

これによると、男性としては「日傘→フリフリレース→女性の道具→さしてみようと思ったことすらない」と考える人が多いように思う。(かなり短絡的に解釈しましたが・・・)
または、「(女性は)日焼けを嫌がる→日傘使用」というイメージが強くあるようで、「日傘使用→涼しくなるため」ということについてはあまり認識されていないように思えた。
でも、やっぱり暑いことは暑いので、男性の中にも日傘をさしたい人がいるようだ。

供給のほうでは、下記のサイトで男性の日傘を強く勧められている。

男の日傘 UVカット紳士パラソル 【心斎橋みや竹】『サラクール』

しかし、何よりも「さしてみようと思ったことすらない」男性に、日傘を勧めるのは大変だろうと思う。
日傘よりも抵抗の少ないであろうクールビズですら、首相が率先垂範してやっと注目されて、それでもまだ「でもやっぱり・・・」という人も多い。
私としては、暑さでカラダを壊す前に、クールビズなり日傘なり、自然にできるような雰囲気ができればいいと思うのだけれど・・・先は長いかな。。

どこらへんがデジタル?

美容室の広告を見てると、最近「デジパ」という言葉があちこちに書いてある。どうやら「デジタルパーマ」の略らしいのだが、パーマのどこに「デジタル」要素が入ってくるのか、不思議に思って調べてみた。

巻髪ギャル必見!? 『デジタルパーマ』ってなんだ?

要するに、加熱温度をコンピュータ制御していることを「デジタル」って言ってるのね。
コテ(巻髪アイロン)とか、頭の上でぐるぐる回る加熱機で、加熱時間で調整する、っていうのがきっと「アナログ」なんだな。
パーマの持ちがいいとか、加熱しすぎないから髪が傷みにくいとかが「デジタル」のメリットらしい。

でも・・・記事を見てると、「デジタル制御」っていう言葉より「マイコン制御」って言葉を思い出す(笑)。マイコン制御だと、家庭用石油ファンヒーターとかを思い起こすから、美容系のイメージとしてはダメなんだろうか。。

それにしても、これだけあちこちにデジタル制御が組み込まれた製品(自動車、電子レンジ、エアコン、洗濯機とか)が身の回りにいっぱいあるのに、理美容機器では最近になってようやく、そのような機器が登場したというのが気になる。
理美容機器だけは、なんだか技術的な進歩から遅れてるんだろうか?
もしかして、この市場って、未開拓の部分あり?

2006/07/13

あの黄色い服を着た大物歌手もオススメの。

私は歌うのが大好きで、自宅のお風呂などで気持ちよく歌ったりすることがある。
しかし、なにぶん集合住宅なので、大きな声で歌うのは気が引けるし、実際迷惑だろうと思う。
そんな私にピッタリの商品を見つけてしまった。

Yahoo!ショッピング - カラオケ練習機「ミュート」

見た目はちょっとアレだけど、、、どうせ自宅でしか使わないし、ヘッドホンがついているので自分の声をよく聞くことができて、歌の練習には本当にピッタリのように思える。
説明書きには、音を小さくする仕組みとして、
トランペットなどの楽器を吹くとき、音を小さくするために使われる弱音器をカバーに加工し、

と書かれている。私は弱音器を付けたトランペットの音を聞いたことがあるけど、こもった感じの音になるのであって、完全に消音されるのではなかった(じゃないと音器じゃないよね・・・)。きっとこれもそんな感じで、ごっつい布団を何枚もかぶって歌ったような声にはなるのだろうけど、とりあえず隣家に聞こえなくなればそれでいい!欲しい。。

それにしても。
このショッピングページ、若干気になる点がある。
下のほうの写真で、みんなでカラオケボックスと思しき場所でこの商品を使っているのだが、なんか間違っているような気がする。。みんなでいるときはみんなに聞いてもらおうよ・・・。

はっ!もしかして、この女性はジャイアン系?後ろのみんなが喜んでいるのはそのせい?

2006/07/11

似て非なるもの

こないだの週末はおうちでごはんを作った。レシピ本に載ってた、3つの材料でできる簡単な麻婆豆腐。
豚ひき肉を味噌と豆板醤で炒めて、鶏ガラスープの素・水・しょうゆ・酒・コショウを入れ、煮立ったら豆腐とニラ(1束)を投入。ふたをして2分待ち、水溶き片栗粉でとろみをつけてできあがり。豆板醤は初めて使ったけど、味見をするとちゃんと辛味がついてる。よしよし。

普通にできたと思ったのだけれど、食べた彼氏いわく、「これは麻婆豆腐ではない」とおっしゃる(豚と豆腐とニラの煮物としてはおいしいと言ってくれた)。まず「ニラの味がすごくする」的なツッコミを受けつつ(1束入れたからね)、そのほかにも中華屋さんで食べるのと、何かが違うとのこと。うーん、何が違うんだろう。

友達にこの話をして、「何が違うのだろう?」と聞いてみると、
「山椒を入れるべきだよ!山椒を山盛り入れるんだよ!」と、頼もしいお言葉をいただいた。
山椒かぁ。そういえば実家では山椒って使ってなかったから、思いつかなかったなぁ。今度買ってみよう。
山盛りはちょっと勇気がいるので、少しずつ。。
ちなみに、この友達にも「ニラ入れるんだ・・・?」と言われました。ニラ、おいしいよ。。

結局、私が作ったものは麻婆豆腐とは似て非なる「麻婆豆腐のようなもの」であったのだが、これと同じようなレシピを私は他にも持っている。
それは「ゴーヤーチャンプルーのようなもの」だったり、「ポトフのようなもの」だったり、「クッパのようなもの」だったりする。(クッパのようなものは、今日初めて作ったんだけど。)
でも、家庭料理ってそんなものじゃないのか!!おいしければいいじゃないか!と、心の中で叫んでみつつも、やっぱり本物を作ってみたいとも思う、夜中の1時でした。

2006/07/08

辞書にない言葉

就職したばかりの頃、美容院とかで、「お仕事は何をされてるんですか?」と聞かれたときに、なんて答えればいいのか迷っていたことがあった。
たぶん「会社員です」ってことを答えるんじゃなくて、職種を聞かれてるんだろうなーと思うからだ。たとえば、「営業です」とか「秘書です」とか「服屋の店員です」とか。
採用されたときの職種が「システムエンジニア」だったのでそう答えればいいのだけれど、「システムエンジニアって何?」って聞かれる(あるいは「ふーん…??」といういぶかしげな反応がかえってくる)ことのほうが多かったので、今では「コンピュータ関係です」と超・曖昧な回答をしている。実際は仕事の中で「こんぴゅーた」って言葉自体を使うことは少ない・・・。(PCとかサーバとかCPUとかいう言葉を使うことはあるけど、「こんぴゅーた」って言わない気がする・・・むしろ「機械」とかのほうが多いか?)

この「システムエンジニア」という言葉もそうだと思うが、その業界にいない人からしてみれば、正体のよくわからない言葉というのはたくさん存在する。
これまた就職して間もない頃、顧客に料金を請求してお金を受け取るというシステムを担当したときに、入金を扱っているユーザーから「消込(けしこみ)」という、それまでまったく知らなかった言葉を聞いた。消し込みって何?と思った私は、まず手持ちの辞書で調べてみた。
「げじげじ・・・けしゴム・・・けしさる・・・あれっ?」
そう、「消込」は辞書に載っていなかったのだ。
今度はYahoo!辞書で「消込」を調べると、

けし‐こみ【消し込み】
釣りで、浮きが水中に急に引き込まれ没すること。

と書かれていて「違う…」と悩んでしまう。コチラの現場では「入金消込」などと使われているので、釣りと関係ないことくらいはさすがにわかる。
結局、「誰かが振り込んできた(何の目的かわからない)入金を、この請求書の分の入金だ!と突き合わせをして、どの請求書が支払われたかを確認する(売掛金を消す)」作業だということがわかったのは、結構あとになってからだった。

他にも、就職してから初めて知った言葉というのはたくさんある。
・「ローソ」→「労組」→「労働組合」
 お店で領収書をもらうときに「宛名は『○○労組』で」というと『○○ローソン』と書かれたりする。
 「労組」は辞書には載っていたけど、一般的ではないんだろうな・・・。
・「ユーホー」→「UFO」?→違っていた、「有報」→「有価証券報告書」
とか、いろいろだ。

こういう言葉を集めて辞書を作ってみたい。マイ辞書なので売れないと思うけど。
もしまた「知らない言葉」が出てきたら、ここに書いていきたい。

2006/07/05

おいしい?

一昔前に、グルメ漫画から有名になった「まったり」という表現。
今は味だけじゃなくて、その場の雰囲気を表現するのにも使われるくらいに一般的になったけれど、使われ始めの頃は「いったいどういう味?」とみんな思っていた気がする。

「味」という、人に伝えにくい事象を表現するのは、とても難しいし、人によってその表現の仕方は千差万別。
そんな中、新しい味の表現が生まれたことを知った。

Yahoo!辞書 - こっさり

これによると、「こっさり」とは、

「こってり」と「あっさり」の中間のような味をさす

とのことだ。




それって、「普通」っていうんじゃ…?



2006/07/03

カロリーとたたかう

最近、ダイエット中なので、飲み物については水かお茶が中心だ。
でも、やっぱりどうしても甘い飲み物も飲みたいよう!という時には、「ダイエットアミノカルピス」が欲しくなる。

カルピス:商品情報 「DIETアミノカルピス」

これが、普通のカルピスウォーターと味がほとんど変わらず、おいしい。とってもお気に入りだ。

しかし、このダイエットアミノカルピス、自宅の周辺、会社の周辺のコンビニにはあまり置かれていない。
大きなスーパーには1.5リットルサイズが置いてあるらしいけど、私が飲み物を飲むのは主に会社のデスクなので、持ち運べるサイズの500mlボトルをこそ買いたいのに・・・。
会社にいく途中の道すがら、カルピスの自動販売機を見つけたのだけど、そこには280mlボトルしかなかった・・・。そんなのすぐに飲み終わってしまうよー(>_<)
もっと普及してほしいなぁ。。

同じ低カロリー商品でもうひとつお気に入りなのが、明治乳業「低カロリーヨーグルト」。
これが、少しだけ甘くておいしい。
でもこの商品、明治乳業のホームページで、商品のラインナップにあがっていない。。なぜだろう?
過去のニュースリリースにも、販売開始のニュースが出てないみたいだ。
もしかして、まだ一部地域でのパイロット販売なのかなぁ?ラベルデザインがあまりにシンプルなので、最初は「ブルガリアヨーグルトの明治乳業」製品だとわからなかったし・・・。
これも、あちこちで買えるようになるといいな。

2006/07/01

あくまでも透明な君にLOVE

先日、浴衣を着るのが好きだ!とここに書いたのだが、そんな浴衣好きの私のハートをがっちりつかむキャンペーンを発見した。

ダイキンエアコン
うるるとさらら しつどーんキャンペーン ぴちょんくん浴衣

なんと、「ドン小西デザインの ぴちょんくん浴衣」があたるのだ!
いやいやいや…浴衣好きじゃなくて、ぴちょんくんが好きじゃないとだめじゃん。。とお思いであろうが、大丈夫。私はぴちょんくんも好きだ。ぴちょんLOVEだ。たとえ湿度の高いこの時期に、みんなから疎まれ捨てられていても君が好きだ!というわけで早速応募しました。
当たったらこれを着て、ダイキンエアコンの手先になります。

2006/06/29

アントニオ氏

携帯電話に、出会い系サイトへ誘導する迷惑メールがしばしば届く。
いつもは「またか」と思いながら削除するのだが、昨日届いたものは、ちょっと違っていた。

件名:アントニオ氏

「私のアゴの筋肉は常にビルドアップされ、鍛えられています」
 1976年5月18日 MSGでのアリ戦の記者会見
 ビッグ・マウスで世界のスーパースターとなったアリとも、猪木は互角以上に渡り合った。ニューヨークでの調印式には羽織袴姿で登場し、アリが来日したときには松葉 杖をプレゼントしている。
 ニューヨークでの記者会見では、アリの「ペリカン野郎」という挑発もあり、アゴに関する質問があったが、この言葉で軽く切り返した。
 一時はアゴの長さを悩んで病院で検査を受けたこともあるというが、「卍固めを掛けると同時に俺のアゴが相手の肩に突き刺さる」「アゴを引くと手が掛からず、スリーパーが決まらない」
「すぐに顔を覚えてもらえる」とアゴの利点も語っている。最初は自分の短所でもあったアゴを、アントニオ猪木は自分の長所とし、そして見事に克服した。しかしそこまでたどり着くには長い年月と努力があったに違いない。

彼女をつくる、セフレをつくる、もてたい、目的はどうであれ、努力というのは全ての事柄に結びつくと言えるだろう。あなたもここで自分をビルドアップしてみてはいかがなものか。

迷わず行けよ 行けば分かるさ

http://xxxxxxxxxxxx




なんじゃこりゃ・・・思わず全文受信してしまったよ。。
携帯電話の画面は小さいので、最初のほうは、しかと出会い系だとはわからないのだ。
前半部分のまじめっぽい文章と、「彼女をつくる・・」以降のポジティブ思考への結びつきの安易さ加減、、、そのアンバランスさが秀逸なこのメール。アントニオ猪木さんも、まさかご自分がこんなメールに登場させられてるとは思わないだろうな・・・。

2006/06/28

ラッキー♪懸賞

家でくつろいでいると、宅急便が届いた。
どこから??と伝票を見ると、某大手出版社から・・・。あわせて、時々買ってる女性ファッション誌の名前が書いてある!
そこで初めて、以前に読者プレゼントに応募したことを思い出した。

当たったのは、かごバッグ。これからの季節に欲しいなーと思い、応募していたのだった。
懸賞って、忘れた頃に当たるのよね・・・。

↓当たったバッグ。 フェミニンでかわいい。

ん・・・?何かタグがついてる・・・。
手書きで何か書いてあるぞ??なになに・・・。



「ウソサンプル」!!(笑)
きっと、撮影に使った小物なんだろなー。
面白かったので、初めて写真付きで投稿してみました。

2006/06/27

試験勉強が始まった!

先週、TACのソフトウェア開発技術者試験のWeb講座を受講し始めたということをここに書いた。
今日はいよいよその会員証が届いたので、早速1つめの講義を受講してみた。
(テキストは紙媒体なので、実はまだ届いていない。だが以前に同じTACで資料のみの通信講座を受けたことがあったため、そのときのテキストをそのまま流用。)

1コマが2時間半弱、結構な長さである。これをもし通学で受講するとなると、かなり時間に余裕のある人じゃないと、ちょっとつらいんじゃないかと思ってしまう。(実施校が近ければいいけどね・・・)
講義内容自体は、まだ1コマしか受けてないので、ここで断定的な評価はできないけれど、今のところ、一人でテキストを読むよりは、やっぱりわかりやすいと感じている。
何がわかりやすいかというと、たとえば、

・ソフトウェア開発技術者に必要な考え方の説明があったので、勉強の進め方の方針がわかった
・たとえ話を用いて説明されるところがあるので、CPUの動きなどについてイメージをつかみやすい

など。
あと、当たり前だけれど、講義を聞くだけではテストは解けないことも、改めて認識した(自戒を込めて)。自分でちゃんと問題集も進めていかないとね!

講義内容以外で、意外と励みになるなぁと思ったのは、ログオンした時に、現在の接続人数が表示されること。
「現在接続しているのは302人です」などと表示される。零時を過ぎても、200人以上がログオンしていた。ログオン画面は講座ごとに分かれていたので、これは多分、ソフトウェア開発技術者講座のみの人数だろうと思う。
ありきたりだけど、「みんな遅くまでがんばってるなぁ・・・」と思い、自分もやらなければ!という気になった。(単純なのかも・・・)

また今日、改めて講義のWeb配信予定と、自分のスケジュールとをすり合わせてみると、受講を申し込む時期が遅かったため、かなりきついスケジュールになっていることが判明した。
月・水・金に1つずつ講義をこなしていくペースでいけば、8月下旬になんとか追いつけるようなスケジュールだ。週3回、2時間半ずつ・・・。ちょっと残業が入ったらできないかも、、、という恐れを抱きつつ、当面は「全部受講する」ことを目標にがんばってみようと思う。(ねこたん、レベル低いな・・・)


2006/06/25

ゆかたの季節

もうすぐゆかたの季節がやってくる。
ねこたんもゆかたを2着持っている。一つは高島屋で買ったちょっといいもの、もうひとつはユニクロで買ったリーズナブルなもの。どっちもお気に入りだ。
ユニクロのゆかたは、最初「安いだけに、質が気になるなぁ・・・」と思っていたのだけど、いざ買ってみると、ゆかた自体はそんなに差がないように思った(どっちにしろ木綿だし)。
でも、帯だけはやっぱり「安物」感があるのはどうしても仕方がない。なので、帯だけは高島屋で買ったいいものを着けることにしてる。それだけでも、パッと見には違いがわからなくなるものだ。(専門家の人が見たらバレバレなのかもしれないけど・・・)
ただし、ユニクロのゆかたも、色の濃いものしか買っていないので、薄い色のものだとどうなのかは不明。(白いゆかただと、お尻の部分が透けたりしないのか・・・など)
ユニクロでは、男性向けには甚平を売っている。こちらのほうが着付ける手間がなく、女性がゆかたにチャレンジするよりも、もしかしたらとっつきやすいかもしれない。

私はゆかたが大変好きなので、季節になると、特にお祭りなどのイベントがない日でも、ゆかたを着て出かけることがある。普通にゆかたで喫茶店や居酒屋さんなどに出かけるのである。
知らない人からたまに「今日、何かお祭りでもあったんですか?」と声をかけられることもあるけど、「いえ、別に・・・(^^;」と答えると、ちょっとヘンな顔をされるのは気にしない!

本当は、ゆかただけでなく、普段着の着物(木綿やポリエステルとかでできている、そんなに高くないもの)も持っているのだけど、これは今、着物の下に着る長襦袢のサイズが合わないのと、やっぱり着付けるのに時間がかかる(20分くらい)のとで、なかなか日の目を見ていない。最近は梅雨で雨が降っているから、裾を汚したくないし・・・。
せっかく買ってあるかわいい草履も、まだ靴箱の中にしまったまま。。。梅雨が明けたら、ちゃんと着物で出かけてみたいなぁ。

ユニクロ 2006浴衣特集
http://www.uniqlo.com/check/yukata.asp?ref=L1_ss_s_pic



2006/06/23

レッツスタディ!

仕事でいろいろ自信がもてないということを先日ここに書いたけれど、それを少しでも軽くしようと思い、資格の勉強をしたりしている。

今、挑戦中の資格は「ソフトウェア開発技術者」。こないだ発表があって不合格でした。うう。

基本的には、通信教育のテキストをこなして試験に臨むのだが、インプットばかりでアウトプット(過去問とか)をあまりしないので、結構落ちてしまう。添削問題なんかは期日どおりに出したことがない・・・。
以前に基本情報技術者に合格して、はや2年以上が経過しているので、もうそろそろソフトウェア開発技術者に合格しないとまずいなぁーと思っているのだが(会社で目標設定しているので・・・)、理系科目がまるまるダメな私には、そろそろ独学の限界が来ていると思った。

そこで。TACのWeb通信講座を申し込んでみた。こ、高価だ・・・。97,000円・・・。
でも、テキストばかり眺めているよりも、解説がついていたほうがやっぱりわかりやすいかも。
これならやる気が出るに違いない。
5月から配信が始まっているらしいので、はやく追いつかないとなー。

と、お金を払って申し込んだ後、何気なく講座のパンフレットを眺めていると、ある一文に気づいた。

【ご注意】Web通信講座の配信は、2006年秋季試験日までとなります。

Σ(゚Д゚; ガーーーン!!

・・・いえ、、、そんな、いつまでも受信できるとは思ってなかったけど・・・。
次の試験に落ちても、再利用はできないってことですね。。
(そうか、だからDVD講座の方が高いんだなぁ・・・。)
まぁ、今まで通信講座のほうは、「また次に使えばいいやー」と甘えた考えで落ち続けてるわけなので、これくらいの強烈なリスクがあったほうがいいのかもしれませんが。

うーん、しかし、これは、かなり切羽詰ってきましたよ。。
しかも5月開講の講座だから、えらいがんばって追いつかないといけませんよ。
ああー、がんばれワタシ。簿記2級の試験も同時進行です。

2006/06/21

本:『電波の城』

今日は、どっかの雑誌で紹介されていたマンガを買った。

『電波の城』作:細野不二彦

先だって『ギャラリーフェイク』が完結し、新しい作品を待っていたので、すぐに買った。
まだ1巻しか出ていないので、まだまだこれからの展開が楽しみな段階だが、読み応えは文句なし。

見た目かわいい感じの女性が、凄惨な本性を隠し持っている。
その豹変ぶりは、一条ゆかりの『プライド』に出てくる「萌」を思い起こさせる。

『プライド』 作:一条ゆかり

このように、何をしてでものし上がるという「野望」を持った女性は、決してそれを表に出すことはしない。一方で、周りから見ればいつも笑顔でいるのだが、それはきっと、うそをついて演技をしているのではない。この社会でただ普通に日常生活を送っているだけなのだ。ただ、自分の「野望」にそぐわない妨害者や障害には、徹底的に抗戦するほかに道を持たないというのが、他のひとと違うだけだ。

この『電波の城』、、、将来きっとドラマ化されるんだろうなぁ。
人間が主役だから、あんまり制作費がかからなそうだし、『プライド』と違ってオペラ歌えなくてもいいし。。(笑)
キャスティングは誰になるかな?あんまり女優さん知らないけど、笑顔が素直そうで、声に「憂い」があるひとって・・・難しいだろうな。。

次巻にも期待大!


2006/06/19

前田建設 ファンタジー営業部

前田建設 ファンタジー営業部の存在を知る。

前田建設 ファンタジー営業部

自分の仕事を楽しいと思える人たちなんだろうな、と思った。
ファンタジー営業部の人たちは、きっとわくわくしながらこのプロジェクトをやってるんだろう。

私は、自分の仕事に、わくわくするというよりも、びくびくしていることのほうが多い気がする。
頭を使う仕事が決してキライではないのだけれど、自分には実力の裏づけがないから、自信が持てない状態になってしまっている。

でも。
もし実力がなくても(たとえば、経験の浅い新入社員とかでも)、自分が知らないことを知る毎日、いつも新しいことに触れられる毎日なら、それはきっと魅力的で、わくわくすることなのだ。
そういう意味では、最近、大学に戻りたい気持ちになることがある。
ただ自分の知識欲を満たすための毎日。知らない世界を知る毎日。
私は決して勤勉な学生ではなかったけれど、図書館に行ったり、講義を受けたり、レポートを書いたりしていると、知らないことが本当にそこら中にあった。
この世界がどんなことで構成されているのか、損得の考えなしにただ追い求めることができた。

今は、自活のために働いている。それはとても重要なことだ。
でも、最近は本や雑誌も、仕事につながるものしか見ないようになってしまった。
それは、冷静に考えてみるとなんだか楽しくない。
学生時代の恩師が、「今の時代は、知識でなく情報ばかりになってしまった」とおっしゃっていたのを思い出す。
少し、さびしくなった。

2006/06/18

本:『蟲師』

週刊少年マガジンで、講談社漫画賞の発表があって、その一般部門で『蟲師』という作品が受賞していた。
以前に読んでいたアフタヌーンに連載している作品とあったので、興味をひかれ、近所の書店でまずは1巻・2巻を購入。

『蟲師』 作:漆原友紀
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063142558/503-3896238-4829532

全体に静かな雰囲気。穏やかな心持ちで読める。
不思議な世界観を感じる。おおまかな時代設定としては、大正か昭和初期くらいだろうか。
おまけページに、作者のお祖父さんやお祖母さんの話が出てくるので、その方々が若かりし時代が念頭にあるのかもしれない。
強い印象は受けないのだけれど、深く静かな印象が残る作品だと思った。
そのうち3巻以降も購入したい。

この作品を読んでいて、同じくアフタヌーンに掲載されていた、『大日本天狗党絵詞』を思い出した。

『大日本天狗党絵詞』 作:黒田硫黄
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406314111X/503-3896238-4829532

レトロな雰囲気と、登場人物の何気ない表情が、よく似ていると感じた。
黒田硫黄の作品はとても強い印象があるのが、蟲師から受けた印象とは違っている感じ。
同じく黒田作品である『茄子』も好きなので、いずれ単行本を購入したい。


2006/06/16

ダイナマイトスイカ

先月の母の日に何もしないまま、今度は父の日を迎えようとしている。
去年は父に甚平を贈ったのだが、今年は何も考えていなかったし、あまりイベントごとに贈り物をする習慣がないので、何か面白いものを見つけたら、いきなり実家に「贈りつける」ことにしている。

そして今日、ついに面白いものを見つけた。

ダイナマイトスイカ (Yahoo!ショッピング オーガニックサイバーストア)
http://store.yahoo.co.jp/organic/sg0615.html

月形町というところの名産のようだけど、本当に真っ黒。
何より箱がステキです。いえむしろ、箱が気に入りました。
キャッチコピーどおり「うまさ爆発」であることを祈って、親に贈りつけることにした。(一人暮らしの自分で1個は多いので、自分用はまた次の機会に・・・。)

それにしても、ダイナマイトってなんだか長細いものを思い浮かべていたんだけど、こんな丸いのもダイナマイトっていうのかなあ?


2006/06/15

成分解析

友達から、面白いソフトを教えてもらった。

成分解析0.2b
http://tekipaki.jp/~clock/software/index.html

何かの名前を入れて「この物質の成分を解析する」と、「○○のXX%は△△で出来ています」と、その成分を列挙してくれる。
たとえば、「りんご」の成分を解析すると、

りんごの46%は記憶で出来ています。
りんごの27%は微妙さで出来ています。
りんごの13%は勇気で出来ています。
りんごの7%は回路で出来ています。
りんごの5%は厳しさで出来ています。
りんごの2%はかわいさで出来ています。

こんな感じ。

ためしに、自分の名前を入れて成分を解析してみた。(名前は伏せ字。。)

****の90%は大人の都合で出来ています。
****の7%は元気玉で出来ています。
****の3%は回路で出来ています。

回路って。。。何回路だろう。
インテルじゃないことは確かだと思う。

他にもいろいろ解析してみた。

  • ヨン様
    ヨン様の74%は華麗さで出来ています。
    ヨン様の17%は世の無常さで出来ています。
    ヨン様の5%は保存料で出来ています。
    ヨン様の4%は言葉で出来ています。

さすがはビッグスター。

  • 九州男児
    九州男児の48%は波動で出来ています。
    九州男児の41%は努力で出来ています。
    九州男児の9%は鉄の意志で出来ています。
    九州男児の2%は魂の炎で出来ています。

結構あたってるイメージです。

  • イチゴのショートケーキ
    イチゴのショートケーキの96%はミスリルで出来ています。
    イチゴのショートケーキの4%は不思議で出来ています。

「ミスリル」って・・・知ってる人しか知らない物質なのでは。。
でも夢があっていいな。

面白半分で、彼氏の名前を入れてみた。(名前は伏せ字)

****の86%は毒物で出来ています。
****の14%は白い何かで出来ています。

えーっと・・・ ;゜Д゜)
成分が2種類しかないんですけど・・・。
ていうか毒物が86%って・・・たばこ吸いすぎ??

面白かったので、これからもネタに困ったらいろいろ解析します。



2006/06/14

二日酔い。。

昨日は会社の飲み会だった。
ダイエット中なので、料理は途中まででストップして、お酒ばかり飲んでいたら、久々にかなり酔ってしまった。
電車に乗ったり降りたりしたのは覚えているのだけれど、乗っていた間の記憶がない。また、駅から自宅までの記憶もない。大丈夫か、ワタシ。
22時半ごろに自宅に帰り着き、そのまま寝てしまったのがよくなかったらしく、午前2時半ごろに目覚めると、軽く二日酔いになっていた。
お酒に弱いわけではないのだが、酔ったまま寝ると、かなりの確率で二日酔いになる。水を飲みながらある程度酔いが醒めるまで起きているのがいつもの習慣なのだが、昨日のねこたんにはまったくその余裕がなかったらしい。
2時半に起きたときは頭が痛くて胃の辺りも少し気持ちが悪かったのだが、そのまま水を飲みながらテレビを見ていると、5時ごろにはだいぶ調子がよくなってきた。おなかがすいてきたので、消化のよさそうなうどんを作って食べて、さらに果物が食べたくなったのでみかんゼリーを買ってきてそれも食べる。
二日酔いのときは、カラダがそのとき食べたいと欲するものを食べるのも、ねこたん流の回復方法だ。でも、たいてい果物(ぶどうが多い)が食べたくなるのはなんでだろう。。
そんなわけで、今は朝の7時。なんとか二日酔いは収まってきたので、会社には行けそうだ。
飲みすぎには気をつけよう・・・。

2006/06/11

梅雨入り。

関東は梅雨に入ったらしく、今日は一日雨だった。外に出るのが億劫なので、宅配ピザを頼んで、今は待ってるところ。

最近、しばらく買わなかったゲームをまた買い始めている。
うちにはPS2があるので、下の2つを買ってみた。

『ネイチャーアドベンチャー 大神』(クローバースタジオ)
http://www.o-kami.jp/

『ことばのパズル もじぴったん(PlayStation the Best)』
http://namco-ch.net/ps2-mojipittan/index.php

『大神』のほうは、グラフィックがきれいだという話を聞いていたので買ってみた。
有楽町のビックカメラでは売り切れだったので、Amazonで買った。
グラフィックはすごくきれい。最近パズルゲームばかり買っていて、あんまり動きのあるグラフィックを見ていなかったせいかもしれないけれど、これはほんとすごいなぁ・・・と感心。
アマテラスがたまに見せるひょうきんで無垢なしぐさが、きっと犬好きにはたまらないのだろうな。ちなみに私はタイトルどおりネコが好きです。
いろいろなレビューページを見ていたら、普段からゲームをやり込んでいる人には簡単すぎたり、ヒントが多すぎたりするらしいけれど、私が受けた感じでは、それらのヒントも、物語の本を読んでいる感じで特に違和感がない。何といっても私は初心者なので!!

『もじぴったん』は、やってみると楽しいのだけれど、悩んで手が止まってしまうことのほうが多くて、ちょっと疲れてしまった。もっと間を開けずに、どんどん操作が要求されるもののほうが好みに合っているのかもしれない。
2人で対戦もやってみたけれど、どういう作戦を練ればいいのか・・・。ただ相手の陣地を取りに行くだけなので、ちょっと物足りない。お互いがお互いの陣地に行って操作していると、今ひとつ「ケンカ」してる感じがない(それが現実の平和を壊さない対戦方式なのかもしれないけど・・・(笑))。
でも、対戦のあとの「あいしょうしんだん」は楽しいです。特にカップルだと一緒に大笑いできていい。

パズルゲームは、うちに『I.Q.』があったはずなんだけれど、どうしても見つからない。
あれはすごく好きなのになぁ・・・。2時間でも3時間でもやリ続けますよ。。

2006/06/09

本:『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』

今日は本を読んだ。

書名:『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
著者:リリー・フランキー
出版社:扶桑社
出版年月:2005年6月

みんなが「泣くよ、泣くよ」という本で、あまり泣いたことがない。
「泣くよ、泣くよ」が「泣け、泣け」に聞こえてしまっているからかもしれない。
そういう感情は、本を読むときには本当に余計な雑音にしかならないのだけれど、私も大人になったので、そういう雑音はなるべくガマンして読んでみることにする。

結果。今回は、涙が目に浮かんだ。零れ落ちることはありませんでしたよ。

そのほかの感想を少し。
全体に、文章がとてもきれい。その中に、突然現代っぽい言葉がまぎれていることがあって、ああ、これは最近の本なんだ、と思い返す。
邦画でよく見るような(作為的な)仕掛けが、多すぎない。五月だけ。
時系列的に書かれている。私はいま30年弱生きているけれど、一つ一つの場面を読んでいて、どこまでが自分の知らない時代で、どこからが自分の知っている時代なのかが、よくわからなかった。(これは、私個人の問題。自分の生まれる直前の30年くらいは、私にとっては時代劇で見る江戸時代よりも遠く、またどんな風景だったかを知らないため)
方言がたくさん入っている。私も西日本の出身なので、これは身近な言葉。素直に読めた。

あと、リリー・フランキーの「リリー」が百合の花であることに、はじめて気がついた。


2006/06/07

カテゴリは・・・(7) ソーシャルブックマークを使う

タグをつけることに成功したので、これを自分のはてなブックマークに登録することにチャレンジしてみる。

昨日やったこと。キーワード「blogger」のタグを、Technoratiのタグクリエイターで生成して、投稿に貼り付けた。



できたタグを、ねこたん日記のページからクリックしてみると・・・あ。Technoratiのページに飛んでいった。
タグのコードをよく見ると、URLの最初の部分が「http://technorati.jp/tag/」となっている。これはきっと、その後ろのキーワード(キーワードが日本語だと%なんとかがたくさん表示される)をタグに持つブログを、Technorati.jpで検索した状態になっているのだろう。

だとすれば、もしかしてこの「http://technorati.jp/tag/」の部分を、昨日アカウントを取得した「はてなブックマーク」のものに変更すれば、タグをクリック→そのタグを持つ投稿のブックマークを一覧表示、っていう、望んだ結果につながるのではなかろうか??

と、そのような推測をした上で、今度はねこたん日記の投稿のひとつを、はてなブックマークに登録してみることにした。(そういえば、FreshBlogでも、del.icio.usに投稿をブックマークする必要があるって書いてあったっけ・・・)

はてなブックマーク ヘルプ
http://b.hatena.ne.jp/help

はてなブックマークへの登録は、専用のブックマークレットで行えるようになっているらしいので、「このページを追加」ブックマークレットをブラウザのお気に入りに登録した。
ねこたん日記を表示して、「このページを追加」。ポップアップ画面が表示された。「コメント」欄に[]で囲んだ文字列を入力すると、それがまた、はてなブックマークのブックマークにつけるタグとなるらしい(ややこしいけど、ねこたん日記の投稿につけているタグとは別に、はてなブックマークに列挙されるブックマークひとつひとつにも、タグをつけられるということのようだ)。
とりあえず、投稿につけているタグと同じキーワードでタグを入力しておく。
ねこたん日記(http://necotan.blogspot.com/)のブックマークが登録された。[blogger]と[カテゴリ]のタグがついている。

・・・ちょっと待てよ??ねこたん日記のトップページをブックマークしても意味がないんじゃないのか?
(だって、カテゴリごとに、1つ1つの投稿へのブックマークを列挙したいんだもの・・・)
ということにすぐ気づかされ、今度はねこたん日記の投稿のうち、1つだけを表示(ねこたん日記の左下に、各投稿へのリンクがあるのでそこをクリック)して、それを「このページを追加」ではてなブックマークへ登録。
はてなブックマークを確認すると、1投稿だけにリンクするブックマークができている。うんうん。いい感じだ。
ブックマークにつけた[blogger]のタグをクリックしてみると、アドレスバーに表示されているURLが「http://b.hatena.ne.jp/Necotan/blogger」になっていることが確認できた。
きっとこれは、Necotanのはてなブックマークの中から、「blogger」というタグを持つブックマークを検索したことになっているのだ!と確信。

そこでいよいよ、昨日のねこたん日記の投稿に貼り付けたタグコードを、下記のように変更。

(変更前)


(変更後)


これで、投稿上に表示されているタグをクリックすると・・・。やっと成功!!
ねこたんのはてなブックマークに登録した、投稿にリンクするブックマークのうち、投稿上でクリックしたタグと同じタグを持つブックマークが列挙されました。うーん・・・長かった。

ついでに、これまでの投稿にもタグをつけて、はてなブックマークに登録しました。今後は、これでなんちゃってカテゴリ機能として使用していきます。

下記は使い方のまとめ。これから投稿のたびにこの手作業。。

1.投稿の作成(公開はまだしない)
2.Technorati提供のタグクリエイターで、カテゴリ名のタグコードを生成
3.2.で生成したタグコードの、キーワードの直前までの部分を、ねこたんのはてなブックマークのものに変更。
4.3.を投稿に貼り付けて、ブログに公開。
5.ブログ上で、投稿を1つだけ表示して、はてなブックマーク提供の「このページを追加」ブックマークレットを使って、ねこたんのはてなブックマークに登録。このとき、投稿に追加したタグと同じキーワードをコメント欄に[]付で入力する。

・・・自動化したい。。
これを自動化したのが、Ted Erunst氏のブックマークレットなんだろうな。