2006/10/31

レッスン5年目のある日

先日、ボーカルのレッスンで、ちょっと難しい曲を課題に選んでしまった。
aikoの『桜の時』という明るい雰囲気のポップスで、数年前にヒットした歌なのだが、ねこたんは暗譜するほどカラオケで歌ったのに、今でもちっともうまく聞こえないという(ねこたんにとっては)悲しい歌だ。

テンポは124/minくらいで早め。
歌いだしから、三連符の真ん中を使わないパターンで、はずむリズム。
「わ・し・い・ま・し・きこーと」
「タタッ・タタッ・タタッ・タタッ・タタッ・タタッ
(太字の「タッ」が三連符の最初の音。「・」が2番目、「タ」が3番目)
ここがいきなり解釈が難しい。三連符の真ん中を使わないで両端に音が乗るパターンと、付点8分音符+16分音符から成るスキップのリズムとは、どちらも同じ場所に音が乗ることになるのだが、先生によると、これも歌を解釈する上では異なるものとなるらしい。作曲者がどちらを使っているかによって、歌い手はどう歌い分けるべきなのか・・・。今回は三連符の両端に音が乗っているけど、どう歌うべきなのか・・・。ハイレベルすぎて今の私にはわからない。。
とりあえずAメロはスタッカート的にやや音を切りながら歌う表現とする。

Bメロ。
ねこたん「ふーぅって・くるーあめーがめーいわーくうーでー♪」
せんせい「ちがうなぁー。もうここは切ったらあかん。もすこし洋楽っぽいリズムで。
     (口パーカッションで)チッキチッキター・チキ・チッキチッキター・チキ、みたいな。
     ねこたん、ここの切り替えが下手やなぁ」
・・・最終的にこの曲は、Aメロ・Bメロ・Cメロ・サビの4つの大きなブロックごとに歌い方(雰囲気)を変えることになった。Aメロはスタッカート風、BメロはR&B風リズムを意識して、Cメロはやさしくレガートに、そしてサビは普通に(笑)。
ねこたんの課題は、特にAメロからBメロに移るときの、気持ちの切り替えが遅いこと。つまりは歌い方の切り替えも微妙に遅れている。Bメロの最初の1~2小節くらいは、まだAメロの歌い方をひきずってしまっているのだ。また、メロディが優しくなると、つられてテンポまで遅くなってしまうのがねこたんの弱点だ。(そして逆もまたしかり、メロディがにぎやかになるとテンポも速くなろうとして先生の伴奏ギターになだめられる)
先生には、メトロノームで練習するようにとのアドバイスをもらった。
メトロノームと聞いて思い浮かべたのは、おもりの付いた棒が左右に振れてカチ、コチ、と鳴るやつだったのだが、先生によると「それは前世紀の遺物」だということだった。おもりのメトロノームは、だんだんおもりが下がってきて、テンポが変わってしまうんだそうだ。(それ以外にも、ゼンマイを巻かないといけないとかいろいろ欠点はある)で、イマドキは電子メトロノームに優秀なものがあるそうだ。でも高い(ちゃんとしたやつは1万数千円)ので、中古で探してみようと思った。

他にも、この曲は地声の高い部分をずーっと使って歌うので、ねこたんは途中で息が切れる。息が切れるといっても、吐く息が足りなくなって声が出せなくなるのではなく、歌っている間に息を吐ききれなくて、結果、息を吸おうとしたときに、肺がうまく空気を吸えない状態になっている(説明しづらいな・・・)。息ができないまま突っ走るので、2番になるとかなり苦しい。ちゃんとブレスコントロールができてないだけなんだろうけど・・・。これはどういう練習をすればいいのかなぁ。。

歌って難しいなー。
でも、長い間レッスンしている生徒には、先生も要求を高度なものにしてきているらしく(先生談)、それは逆にちょっとうれしい。これからも地道に歌おう。

受付嬢

少し先になるが、友人の結婚披露宴に招かれている。
一応、パーティドレスを新しく購入して(ボレロと靴はまだ買ってないけど)、あとは美容院を予約すればOKさ~♪特にお役目もないしね~♪と気楽に構えていたのだが、今日、友人から「受付やってくれない?」のメールが届いた。
(゚Д゚;)ギャボン
他の友人一同が遠隔地からやってくるので、会場に近い地域に住んでいる私に白羽の矢が立ったらしい。

しかし、結婚式の受付なんて・・・10年ぶり2回目くらいじゃなかろうか。。
前に引き受けたときは、まだ学生で世間知らず&お金がなかったため、今考えると服装もデパートの店員さんにそそのかされて(?)ミョーな紫のツーピースドレス、ピンクのミュール、ショートの髪は自分でピン留め、ネイルは手付かずという状態だった。受付といえば、両家の「顔」なのに・・・(ごめんよ、友人・・・心からお詫びします)。。

しかし!今度こそはオトナの女性として立派に受付をこなしてみせまさぁ!!
美容院に事前に相談しなきゃ!ネイルサロン予約しなきゃ!
メイクもデパートでまつげを上げる相談しなきゃ!!

・・・で、でも、、
よっく考えると、花嫁とは10年くらい会ってない。。(年賀状は毎年交換)
不安じゃないのか、花嫁。。高校以来ほとんど会ってない人が受付で・・・。

ともあれ、がんばります。はい。

2006/10/26

蘇る家庭科の記憶

昨日書いた、自分が高校生の時の学習指導要領が気になったので、すこし調べてみた。

学習指導要領 - Wikipedia

この中で「1980年~」とタイトルされている、「ゆとりカリキュラム」が、私が高校生だったときの指導要領だ。
それによると、
高等学校の国語I、現代社会、数学I、理科I、体育、保健は必修。
高等学校の芸術科は、音楽I、美術I、工芸I、書道Iから1科目を必ず履修。
高等学校の家庭科は、女子生徒は家庭一般を必修(専門教育を主とする学科で女子生徒が極めて少数である場合を除く)。
高等学校の英語IIAは現行課程のオーラルコミュニケーション、英語IIBはリーディング、英語IICはライティングに相当する科目である。

とあり、社会科は現代社会のみが必修となっている。現代社会は確か1年生のときにやった覚えがあるので、私の卒業資格は守られた。よかったよかった。

それにしても、「家庭科は、女子生徒は家庭一般を必修」というのが時代を感じる。(その次の指導要領からは、女子限定ではなくなっている)ちなみにねこたんは女子なので、家庭科はもちろん履修した。
中学校では、途中から家庭科が男女ともに履修となっていたのに、高校に入ったら女子だけだったので意外に思った記憶がある。(全校生徒の9割が男子の学校だったからかもしれないが。。)

そして、家庭科の文字をみて、突然に蘇った記憶がある。
それこそが、「家庭科技術検定(食物調理技術)4級」の受検体験だ。

ねこたんが通った高校の家庭科の先生は、他の教科との兼任ではなく、本当に家庭科専門のおばちゃん(ただしおばあちゃんになりかけ)先生だった。
その先生が、家庭科の生徒全員に強制的に受検させたのが、さきの検定だ。(授業の一環としてね)

家庭科技術検定を受検しましょう!

ねこたんが受検した試験の内容は、4つ。

1.きゅうりの薄切り
きゅうりを包丁で薄切りにしていき、30秒間に40枚以上を切ることが合格の条件。さらには、切ったきゅうりの厚さは2ミリ以下でなければならない。2ミリを超えたものは、切った枚数としてカウントされない。
先生はものさしを持って、みんなが切ったきゅうりの厚さを測り、数を数えていた。

2.計り方
計量スプーンで「大さじ4分の1」をはかるとき、あなたならどうする!?
検定では、いったん大さじ1をはかり(山盛りにならないよう、まっすぐのヘラを使って上部をすり切る)、さらに半月型のヘラで、さじの中から2分の1量をこそげ取る×2回を行うことで、やっと正しい「大さじ4分の1」となるのだ。

3.目分量
受検者の目の前に、じゃがいもやら、にんじんやらが丸のままゴロンと置かれている。
さぁ何グラムでしょう?
という試験だ。
もちろん、じゃがいも中1個はxxグラム(もう忘れた)、というように事前に決まった答えを覚えておくだけの簡単な試験だった。

4.筆記
かんたんな筆記試験。内容は忘れた。

※調べてみたら、3番目の「目分量」だけが、検索でヒットしない。もう実施されていない試験項目なのか、ねこたんの記憶が中学校の家庭科のテストと混ざっているか、どちらかだろう。。

検定後、切ったきゅうりはみんなで酢の物にして食べた。大量のきゅうりの酢の物ができたが、男子にご馳走していた人はまれだった。
試験は、もちろん合格した。きゅうりは78枚を切ってダントツでしたよ。うふふ。

そういえば私も・・・

久しぶりの更新。インターバルから、帰ってきました。

さて、
履修不足:10県65校、生徒数は1万2000人に
のニュースについて。
富山県立高岡南高校で発覚した履修単位不足問題で、新たに青森、岩手、山形、福島、石川、福井、愛媛、広島、栃木の各県の公私立高校でも必修科目を履修せず同様の単位不足になっていることが分かった。

これって、、私立の高校でも関係あるのかな??(ねこたんは私立)
えっと、私の記憶では、日本史しかやってないんですけど・・・。
最初から、世界史・日本史・地理のどれか1つしか選べなかったんですけど・・・。

・・・・・・。

うん、きっと、十数年前は学習指導要領の内容が違ってたんだ。きっとそうだ。

2006/10/18

空間ノイズキャンセラー

オープンデッキのあるカフェに行った。
座席自体は建物の中なのだが、道路に面している方の壁がオープンになっており、外からの風が入ってきて、開放感もある。
ただし、道路に面しているので、車の音がうるさい。
お店のBGMが大きめになっているのだが、やっぱり車の音のほうが大きい。

そこで、ふと考えた。
最近、ノイズキャンセル機能がついたヘッドフォンが売られている。
あの仕組みは、外からのノイズを打ち消すような音波を出して、ノイズが聞こえないようになっているのだ(確か)。

だったら。
お店のオープン部分の柱に同じ装置をつけて、外からのノイズだけをかき消せば、オープンデッキの開放感はそのままで、静かなカフェ空間が手に入るのではないか!?
柱型のスピーカーのような形で!



この実現条件としては、ノイズキャンセラーの効果を水平方向にするために、お店に天井と軒先があることが必須である(気がする)。

もし、これが実現したら。使い道はたっくさんある。
うっとうしい耳栓やヘッドフォンをしなくても、ノイズを聞かなくていいことになる。
線路沿いに電柱のように設置して、電車の騒音を軽減するとか。(ただし踏み切り付近は除く)
あ、屋根ないからダメか・・・?

ちなみに、ねこたんに物理関連の知識はまったくない。
それでも、いつかこんなことが実現すればいいなーと思う。

2006/10/16

ドラマ:『のだめ カンタービレ』(第1回)

今日からドラマ『のだめ カンタービレ』が始まった。
実は、クラシック音楽は好きなのだが、マンガの絵柄があまり好きではなく、コミックスを1巻ざっと目を通しただけで読んでいなかった。
しかし、今日の第1回ドラマを見たら、これがめっちゃ面白かった!
千秋先輩の豪快なツッコミ(迷いのない蹴り、有無を言わさぬ段ボールアタック等々)が、予想よりもかなりいい感じというのもあったのだが、やっぱり、音楽がある話は音楽が流れないとダメだと痛感した。

このドラマを見て・・・

ピアノ弾きたいーーー!!

と切実に感じた。
実家にある電子ピアノには、年に1回程度の帰省でしか触れない。
持ってくるにしても、今の6畳の1Kには、とてもじゃないがピアノは置けない。
ピアノがあれば、作曲の勉強とかもできるのに・・・。

ま、ピアノがあればあったで、思い通りに動かない指どもにイライラするのだが・・・。。

2006/10/15

ゲーム:『逆転裁判』

ゲームボーイアドバンス『逆転裁判』を遊んだ。(プレイしているのはDS Liteだけど)

ずっと気になっていたゲームだったのだが、評判にたがわず面白かった。
幸い、一度もゲームオーバーにならずに進めることができたのだが、後半になって難易度が上がっていくにしたがって、かなり真剣に選択肢を悩んだ場面も2~3あった。
このあとのシリーズもぜひやってみたい。

キャラクターは1人1人の性格や役割がはっきりしていてわかりやすい。主人公以外のキャラクターには、服装や言動にやや昭和の匂いを感じた(わざとだろうけど)。それに対する主人公の常識的なツッコミだけがイマドキの雰囲気なのでちょっと面白い。これはきっと、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』や『機動戦士ガンダム』のように、名場面がパロディ化されやすい作品だろうと思う。

・・・と思っていたら、あったのね、パロディ。しかもかなり昔から・・・。
http://2next.net/swf/gyakuten/

「くらえ!」とか「待った!」とか「異議あり!」等の決めゼリフが多いことが、パロディ化されやすい要因なんだろうな。。
私としては「シロウトどもめッ!」by小学生御剣がお気に入りだ。(お前もシロウトだろ・・・(´Д`; )


2006/10/11

泣いた話(ねたばれ)

毎週、週刊少年ジャンプを買っている(いまだに)。一応、全作品に目を通すようにしている。

普段はあんまり気合を入れて読んでいない『ワンピース』。
先週号で、主人公たちの海賊団が絶体絶命の危機に瀕したとき、一人が「何かの声」を聞きつける。彼は号泣しながら「助けに来てくれたんだ!!!まだ俺たちには……!!仲間がいるじゃねェかァっ!!!」と叫ぶ。すると、海賊団の船(その名もゴーイング・メリー号)が、廃船寸前の状態になりながら、仲間たちを助けにやってくるお話だった(もちろん船は船なのでお話はできないのだが、メリー号の「帰ろうみんな!」「また・・・冒険の海へ!」さらに「迎えに来たよ!」という心の声が、海賊団のみんなにだけ響く・・・というお話)。

先週の結果:号泣。メリー号の船首はかわいい羊の顔がついているので、ただの船に見えないんだよう。。

今週号。仲間を危機から救ったメリー号は力尽き、これ以上の航行ができなくなってしまう。海賊団は、限界を超えてしまったメリー号を、海の底で永遠に眠らせることを決意する。メリー号に火をつける船長。涙を止められない海賊団。燃えてゆくメリー号の声がまた聞こえる。
「ごめんね、もっとみんなを遠くまで運んであげたかった…」
「ごめんね ずっと一緒に冒険したかった…」

今週の結果:号泣。しかも旅先の電車の中で。彼氏に「なんで泣いてんの??」と聞かれ、「ゴーイングメリー号との別れに感動して・・・」というと、「フン(笑)」と鼻で呆れられた。

はー。泣くって大切だよね。心のデトックスですな。
ちなみにこのBlogを書きながらも泣いていました。

毎夏、お台場で「お台場冒険王」というフジテレビのイベントがあり、そこにゴーイング・メリー号の実物が登場している。実際に乗って航行もするのだが、来年はどうなるんだろう・・・。「おかえり、メリー号!」とかになるのか、それとも新造船になるのか・・・気になるなぁ。。

2006/10/09

ゲーム:『漢字の渡り鳥』

初めて、DSのゲームを買ってみた。
それが、『漢字の渡り鳥』(サクセス)

ねこたんは過去、漢検2級に合格しているので、そのレベルか、それ以上のレベルの漢字クイズを求めて購入。このゲームはJIS第1水準までカバーとの事だったので、ちょっとチャレンジしてみようかな、と。

結果。
正直言って・・・買ったの、ちょっと失敗、かな。。。
ゲーム自体はありがち設定で特に不満はないのだけれど、読み方をタッチペンで書くのがメインで、漢字自体の書き取りがない点がちょっとマイナス。
でも、一番NGだったのは、ゲーム中に間違えた漢字を、後から復習できるコーナーがないこと!
漢字が好きな人というのは、常に自分の漢字レベルの向上を求めているのです(急に丁寧語)。あくなき漢字への向学心が、漢字検定という制度の土台になっているのだ。
なのに、ゲーム中に読み間違えた漢字の正しい読み方がわからないままに終了してしまうため、プレイヤーにものすごくストレスを残してしまう。スピードのあるゲーム中に何回も間違えると、もう間違えた漢字が何だったのかも思い出せない。復習してゲームに再挑戦しよう!という気がそがれてしまう。
このゲームを作った人は、漢字を覚えることがあんまり好きじゃないんだろうと思った(漢字の勉強は、イヤな思い出なのかな?)。もし漢字が好きな人だったとしたら、本当にゲーム、やってみたのかな・・・。

そういえば昔、バイト先で何かの書類を手書きしていたら、他のバイトさんから「ねこたん、漢字好きだろ。」と突然言われたことがあった。なんでわかったの?と思ったら、書き順がちゃんとしていて、書き方が丁寧だったからそう判断されたようだった。それにしても、漢字を書いているだけで漢字好きとわかるなんて、いったい・・・。


2006/10/05

キッザニア東京が開業

10月5日から、「キッザニア東京」がららぽーと豊洲にオープンする。
私は昨日、下記のサイトでその存在を知ったのだが、今日は夜のテレビニュースでもかなり大きく取り上げられており、非常に注目されているようだ。

ITmedia News:超リアルなお仕事体験パーク「キッザニア」を見てきました

上記のニュースに加えて、テレビのニュースでは、施設がすべて実物の3分の2程度の大きさで作られていることも紹介されていた。
また、上記の記事ではキッザニアの通貨「キッゾ」を三井住友銀行が提供する銀行パビリオンの窓口で預金などをする写真が掲載されているが、テレビのニュースでは、どうみても本物の三井住友銀行ATMが用意されている様子も写っていた。もちろんキッゾ用。そのリアルさに対するこだわりが伝わってきた。

全部で50のパビリオンが存在しているが、入場には時間制限が設けられていて、一度の入場で回れるパビリオンは5~6種類とのことだった。さらに、内容は少しずつ入れ替えがある。運営側の意図としては、地元に近いところの子供たちによるリピート利用を狙っているそうだ。
(ちなみに、「大きいお友達」は入場は可能だが、パビリオンの利用は不可。あくまで主役は子供である)

記事によると、
 宅配便はヤマト運輸が、ピザショップはピザーラが運営するなど、それぞれのパビリオンはその職業に関連の深い現実社会の企業がスポンサーとなり、リアルに職業を体験できるようになっている。スポンサーにとっては、子どもたちに企業ブランドを覚えてもらう機会にもなっている。
とある。子供にリピーターが多く、また企業名を最前面に押し出せるということは、将来の消費者群へ向けて、抜群の広告効果がある。これは豊洲だけでなく、他の都市にも展開される可能性が高いのではなかろうか。
東京ディズニーリゾートでも、各アトラクションには企業スポンサーがついているのだが、アトラクションの入り口や場内マップをよーく観察すると、やっと企業名が小さく書いてある程度だ。ディズニーリゾートのポリシーからいうと当然のことのなのだろうが、企業側からすれば、同じスポンサーになるなら、企業名だけがひっそりと掲げられるディズニーよりも、自分たちの製品・サービスの内容(+楽しさ)とともに企業名を覚えてもらえるキッザニアのほうが、格段に魅力的であることは間違いないだろう。

と、ここでちょっと気になる記述が。
 街の中の時間は常に夜で、あいさつは「こんばんは」。子どもなら家に帰らなくてはならない時間だが、大人だから働いている――そんな設定だ。
違よ、違うよ・・・。「大人だから」、夜働いてるんじゃないんだよ~(T_T)。。
大人も夜は家に帰りたいんだよ~。

2006/10/03

ゲーム:リズム天国 (その2)

昨日、リズム天国のパーフェクトゲームで2つ取り逃がしていた、『トスボーイズ』『トスボーイズ2』をやっとクリアした。
頭の中での「ワン・ツー」カウントと、それに合わせて3人のキャラクターが首を振ってノッている様子を見ながらやるとできた。長かった・・・。本当はBGMの3連符を聞きながらやれるといっそう完璧なんだけど。。

あとはドラムレッスンが残っているんだけど、ドラムレッスンはミニゲームと違ってボタンを連打するので、電車に乗ってるときは周りの人に迷惑かな?


ところでこのゲームが、つんくプロデュースというのは結構知られていることのようだ。
「リズム天国の秘密」(全18回)を読んだところ、つんく自らが任天堂に企画書を持ち込んだそうだ。開発中も、開発メンバーにダンスレッスンを受けることを提案して実際に実施したり、ゲームの中の曲を30曲も自ら作曲したり、その思い入れは非常に強いようだ。

また、つんくのオフィシャルウェブサイトでも、「リズム論」というページがあって、つんくの「リズム」や「リズム感」に対する考えが、思うままにつづられている。彼はプロのボーカリストであるが、やっぱりリズム感やノリについては、アマチュアの私たちと同じように悩み、今も考え続けているのだとわかって、非常に共感をおぼえた。

つんくが「リズム感が重要」と考えていることについては、私は「なるほど、つんくならそうだろうな」と思った。というのは昔、テレビでオーディション番組を見ていたら、こんな場面があったからだ。
つんくが女性ボーカリストの実技審査をしていた。伴奏のないブレイクをカウントして、そのまま伴奏なしで歌い始める部分がある歌(今井美樹の『PRIDE』という曲だった)の歌いだしのタイミングをはずした女性に対し、途端につんくが「あっ、だめや、リズム感がないわ・・・」と、心底悔しそうに言っていたのを見たことがあったのだ。その番組を見たのは多分もう10年くらい前になるのだが、あまりにも悔しそうだったのでよく覚えている。
その場面を見ていたからか、リズム感のなんたるかを、何とか人に伝えることができるいい方法はないものか、とずっとつんくは考えていたのではないか、と思った。リズム天国の中にも、心の中でブレイクをカウントするゲームがあった(『しろいおばけ』『うさぎとび』等)し、他のゲームを進めていく中でも、これはゲームというよりも、どちらかというと「リズムの教育」的な目的があるのではないか、と感じるようになっていった。
(発売前のタイトル案が「リズムIQ」だったという記事を読んで、いっそうその思いを強くした)

私がボーカルレッスンを受けるときも、リズムの勉強は必ずやる。レッスンのとき、先生がリズムについて語ることは、つんくが「リズム論」で語っていることと重なっていることが多い。それだけ、普遍的でありながらも実践は難しい、音楽の本当の基礎になる部分のことなんだと思う。(ホームページの「リズム論」はわかりやすい言葉で書いてあるけれど、その背後にものすごく広い知識があるように思えた)
つんくはとても有名な人なので、彼に対する評価は賛否両論あるのだけれど、少なくともリズム論と、リズムを非常に大事に考えていることについては、私は大変に共感したし、つんくや開発メンバーが「リズム天国」で目指そうとした目標は、大いに果たせたに違いないと思う。


2006/10/01

ゲーム:リズム天国

1週間前、弟からゲームボーイアドバンス(折りたたみになっていない、一番最初の機種)と「リズム天国」をもらった。もともと音ゲームは大好きなので、さっそくやってみた。

1日目
それほど難易度が高くないが、「ここに印が来たらボタンを押せ(たたけ)!」という仕組みではなく、お手本やきっかけの提示が、キャラクターの声などの音声に基づいたものとなっている。なので、体内メトロノームを持っている人であれば、もしかしたら画面がなくてもプレイ可能かもしれないと思った。
ステージ1の『マーチャ』というゲームに苦手感を感じる。私の場合、マーチャの行進のように、一定のリズムでボタンを押していくのが非常に苦手だ。変則的なリズムはむしろ得意なのに・・・。なんとかがんばってステージ1をクリア。
ゲームのでき次第で、結果が「やりなおし」「平凡」「ハイレベル」の3種類にわかれており、「平凡」以上であればクリアとなって、次のゲームが現れる。「ハイレベル」だとメダルをもらえるのだが、このメダルを使って、いろいろとおまけのゲームがついてくるらしいことがわかった。今のところはメダルをすべてゲットしながら進んでいる。1ゲームだいたい3回くらい、多くても5回ではメダルをゲットできているペース。
ステージ2で初めてメダルゲットに壁を感じるゲームが発生。それは『ゐあひ斬り』。ゆっくりになるところで、大きな天狗2匹をきれいに斬れない。
何回やってもだめなので、メダルゲットはあきらめて次のゲームへ進む。しかしここでも壁が!『こっそりラット』というゲームで、ねずみを止めるきっかけがわからない。何回かやっているうちに、机の向こうから猫が右手を机にかけるのが「1」、同じく左手が「2」、ねずみを止めるのが「3」として、「1,2,3!」「1,2,3!」と数えながらやるとうまくいった。

2日目
『ゐあひ斬り』に再挑戦。音楽をよく聞きながらやってみると、あっさりうまくいった。なんだったんだろう。
本体の液晶画面にバックライトがついていないので、画面が非常に見づらいゲームがある。目の前に本体を持ってくるために、常に腕を持ち上げている状態となり、背中と肩が痛くなる。。
ステージ2と3をクリア。ステージ3『スペースダンス』でやや苦戦するも、キャラの面白さと曲の良さからファンとなる。

3日目
ステージ4では、『ナイトウォーク』に苦戦。ステージ1のマーチャと一緒で、単調なリズムを長時間きれに打ち続けられない。。何度かやってやっとクリア。
ステージ6にあたる「リバイバル」ステージに進む。最初の『バリバリ三人衆』でつまづく。三連符はもともと苦手だったけど、これほどうまくいかないとは。。
『ラップウィメン』は「彼氏にナイショー♪」「べつばらサイコー♪」の歌詞がヒット。
『スーパータップ』はやや難易度が高いようだが、スピードが速い曲は好きなので楽しんでクリア。

4日目
ステージ6をクリアして、いったんエンドロール。
ここらへんで、やっとメダルのおまけゲームをやってみる。ドラムレッスンが受けられるみたいだ。ドラムはあこがれの楽器なので楽しく遊ぶ。

5日目
ステージ7にあたる「テクニシャン」ステージ。ここではこれまでのステージの変則テンポなどのバリエーションを遊ぶ。『リズム脱毛2』が難易度的にもちょうど楽しく、また『忍者の子孫』も得意なジャンルなので、ここは比較的スムーズにクリア。
ステージ8「ラストテクニシャン」では『トスボーイズ2』に大苦戦。打つボール打つボール、すべてタイミングが合わない。10回以上やって、やっと自分のタイミングが早すぎたことに気づく。なんとかクリア。

6日目
昨日、ステージ8まで用意されているゲームはすべてクリアしてメダルをとったので、今度は1つ1つのパーフェクトを狙うことにする。パーフェクトを出すと、その都度プレゼントがもらえるのだ。
ステージ8を終えた時点で、残されていたプレゼントは30個くらい。プレゼントの総数は8ステージ×6ゲームだから、まだ4分の1くらいしかゲットできていない。先は長いが、順調にプレゼントを獲得しながらゲームを進める。

7日目(本日)
本体に液晶バックライトがないことによる、画面のあまりの暗さがイヤになり、ついにDS Lite本体の購入に踏み切った(DSでゲームボーイアドバンスのゲームも遊べることを弟から聞かされていたので)。高いけど仕方ない・・・。カラーの映えるきれいな画面を見て大満足したので、よしとする。
本日もパーフェクトを狙ってプレゼントを獲得していった。残されたプレゼントがあと2個となる。
しかし!ここでまったく前に進まなくなった。残されているゲームは、『トスボーイズ』と『トスボーイズ2』。同じようなこの2つのゲームを延々とやり続けているのだが、ど~~~してもパーフェクトが出せない。。原因はこれまでと同じく、自分のタイミングが早すぎることだ。(わかっているのにできないんだよな・・・)BGMも私の苦手な3連符が続くため、惑わされてあまり頼りにできない。解決策として、キャラクターの声かけ(「あお・ちゃん」「あか・ちゃん」「きー・やん」の「ワン・ツー」リズム)を頼りにゲームを進めていくと、ミスの数を減らすことはできたが、いまだにパーフェクトは出せないでいる。
たぶん、クリアできたら一人で思わずガッツポーズをすることは確定しているくらいに、苦戦中である。

いずれ、全ゲームのパーフェクトを達成できることと思うが、メダル獲得で遊べるようになったドラム教室などはまだ半分くらいしか進んでいないのと、ドラム教室で学んだテクニックを練習できるステージがあるので、クリアしてから後も、しばらく遊び続けることができそうだ。購入を迷っていたDS Liteも思い切って買うことができたし、どんどん使いこなしていこうと思う。