2006/08/14

東京大停電

今日7:38、東京・千葉の広範囲で停電発生。
発生後、2時間20分でほぼ復旧、3時間後には完全復旧となった。
幸い、私の家は停電が起きなかったが、エレベーターに閉じ込められるなどのトラブルが発生したり、電車がたくさん止まったり、東京ディズニーリゾートの開園時間が遅くなったりして、あちこちに大きな影響がでたようだ。
会社の人に聞いたところ、京葉線・りんかい線・ゆりかもめも止まっており、お盆に東京ディズニーリゾートやお台場へ遊びに行こうとした子供たちが、駅にあふれていたらしい。

下記は時事通信のニュース。

(時事通信) - 8月14日19時1分更新

損傷1カ所、広範囲に影響=都心貫く送電線-「早期復旧」強調・東電
 14日朝、首都圏を襲った大規模停電は、1カ所で起きた送電線の損傷事故が、東京、神奈川、千葉の3都県に及ぶ広範囲の停電につながった。
 東京電力によると、発電所で作られた電気は首都圏を環状に取り巻く50万ボルトの送電線で送られ、そこから27万5000ボルトに減圧されて放射状に都内に入ってくる。それぞれの送電線には、さらに減圧して電気を分配する下流の変電所が多数つながっており、各家庭まで電力を供給する。
 今回、損傷した送電線は千葉、茨城方面から都内に入る27万5000ボルトの基幹送電線の1つ。都心を通り、横浜市北部の変電所までつながっており、幅広い範囲に停電をもたらした。
 東電は、こうした送電線の損傷による停電事故を想定し、放射状の基幹送電線同士をつなぐ迂回(うかい)ルートも用意している。今回は首都圏西部からの供給網を使い、停電した地域への電力供給を再開した。
 全面復旧まで約3時間を要したが、東電は「迂回網がなければ、損傷された送電線の復旧を待つほかなく、それに比べれば早く復旧できた」(広報担当者)と強調する。しかし、迂回ルートを使うには、高圧電流を流しても安全かどうかを確認する作業が必要で、どうしても復旧までには2、3時間かかるという。

基幹送電線が損傷してから3時間での復旧は、きっと早いほうなんだろうと思う。迂回ルートも用意されていたみたいだし、あとは今後、「高圧電流を流しても安全かどうかを確認する作業」をいかにスピードアップするかにかかってくるだろう。

もしこれが東京にある送電線じゃなくて、田舎の山奥にある送電線だったらどうなるんだろう。きっと迂回ルートも限られてるから、3時間では復旧しないんだろうな・・・。


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