2006/08/27
ピタゴラ装置
番組に関する詳しい紹介はここで。
この番組で毎回、ピタゴラ装置というものが動くコーナーがある。
YouTube - Pythagoraswitch part19
いつもいつも、本当によくできてるなぁ・・・と思う。
どうやったらこんな発想ができるのだろう?
同じく、ピタゴラスイッチの中で、「おとうさんスイッチ」というコーナーがある。
おとうさんスイッチとは、ティッシュとかの箱に、曲がるストローで作ったアンテナと、丸い5つのボタンがついていて、そのボタンに、ひらがなの5文字(「あ行」とか「さ行」とか)が書かれている。
子供がスイッチを押すと、お父さんがその文字で始まる動きをアクションするという仕組みだ。終わりには子供がおとうさんに「よくできました」とほめてあげて、おとうさんは「ありがとうございました」という。
たとえばこんな感じで。
でも、おとうさんスイッチを渡す人を間違えると、こんなことになるので要注意だ。
恐妻の理不尽な怒り: 父の日に「おとうさんスイッチ」もらいました
なぜ「さ行」なのか、ものすごくよくわかった。。
[雑談]
カラーボックスを組み立てる
条件は、カラーは白、3段、棚は可動。あいにく近所にホームセンターがなく、ネット通販で探していたのだが、なかなかちょうどいい商品が見つからなかった。
ようやく見つかったのが、条件をすべて満たして、お値段999円(!)のもの。
可動棚で1,000円切ってるなんて、珍しい!と思い、多少の不安を抱えつつも買ってみた。
今日、カラーボックスが届いたので、さっそく組み立てた。
希望通り、白、3段、棚は可動。
まず外側を組み立てて、あとは可動棚をはめて・・・と。
あれ??
この可動棚、なんかおかしくない?
奥行きが、変。。手前が少し、足りないのでは…?
うーむ、さすが999円。
しかし、「これがこのカラーボックスのデザインです」と言われてしまえばそれまでだ。
致命的な欠点ではなかったので、そのまま使用することにした。コミックを奥と手前の二段構えで置くときにはちょっと手前にはみ出すかもしれないが、落ちたりはしないだろう。。
[雑談]
2006/08/23
レッツ横文字
※私も、一応職務名義上はコンサルタントなんだけど、自称しづらい。。もっと経験つんでから自称します。
私は横文字が苦手なので、ほとんど一般名詞しか使わないが、彼・彼女らは、形容詞や副詞などの修飾語によく使用する。なんとなく言いたいことはわかるのだが、万一解釈を間違えていると大変なので、後から調べたり、その場で質問できるときは直接質問して確認している。
調べるときには、これだ。
ITコンサル養成ギブス(コンサル用語)
「ITコンサル」としての用法が載っているので、仕事に即効性がある。
どの言葉も、一度ならず聞いたことがあるものがほとんどだ。
しかし、現場で知らない言葉が出てきたときは、いつもこのサイトで調べることはできないので、「ねこたん仮定」に基づいてしばらく話を聞いたりして様子をみる。
最近見聞きした横文字は、たとえば、下記のようなものたちだが、ねこたん仮定は結構合っているときもあるし、激しく間違っているときもある。
正しい意味は、なんとなくあえて書かないでおきたい気持ちなので、ここでは書かないことにする。
・ステコミ
スケジュールに「ステコミ」というイベントが記載されていた。
「ステアリングコミッティー」の略だということは思い浮かんだのだが、肝心の意味を覚えていなかった。
「ステアリング」は車のハンドル、「コミッティー」は、「コミット(決定)」となんだか関係がありそう・・・。
→ねこたん仮定:何かの舵取りを決めるイベント・・・?
・タイムアンドマテリアル
要件定義の書類に、サービス業契約形態のひとつとして挙げられていた。
「時間と物質」??
マテリアルといえば、クイズ番組で賞品になってる三菱マテリアルのゴールド・バーしか思い浮かばない。。
→ねこたん仮定:人が時間単位で労働を提供し、サーバなどの物質もおまけ的についてくる契約・・・?
・アズ フィーリング
会議にて、
報告者「業務フローがないままに、システムを構築してしまっており・・・云々」
私 「(同僚に向かってこっそり)業務フローを作らずに・・・って。どうやってシステム作ったんだろうね?」
同僚「As Feeling じゃない?」
→仮定するまでもなく意味がわかっただけに、恐ろしい回答だった。くわばら。
[雑談]
2006/08/21
QRコード付きチョコレート
QRコード付きチョコレート、日本コムシスとメリーチョコが共同
メリーチョコレートカムパニーは、ITを積極的に導入している企業だとは聞いていたけど(笑)。
こんなとこまでIT化。ちょっと楽しい。
これ、個人が利用できるようなオーダーシステムを作ってくれないかなぁ?
でも、万が一、違う人のが届いちゃったら…。 バレンタインとかだったら大変かも。
「こいつ誰だよ!」みたいな…。
でも、確実なのはQRコード生成ソフトを使って、自分で作っちゃうことだ。
そう、作っちゃった人がいるのだ。 名前は「とむ」さん。
QRコードBlog: ■QRコード付きチョコレートを作ってみました
この人のQRコードへのこだわりは物凄い。
なんといっても、Blogのサブタイトルが「QRコードのみで綴る『世界一読み難いBlog』」だ。
携帯片手でなければ読めない。。
そして何より、プロフィールの写真が怪しい。(笑)
これからももっとQRコードはたくさん使われていくんだろうな。
とむさん、これからもがんばってください。
[商品]
[雑談]
2006/08/18
本:『金子流 ITエンジニアのための勉強の法則』
著者:金子則彦
出版社:技術評論社
出版年月:平成18年2月
少し前の自分のブログを見ていると、TACで情報処理試験の勉強を始めたときの書き込みがある。あれから一ヶ月。TACの進捗度は20%だ。本当なら80%くらい行っていてもいいはずなのに。。
やる気を継続するっていうのは、本当に難しい。
そんなとき、この本を読んで、非常に面白いと感じた。
この本、「ITエンジニアのための・・・」と書いてあるけれど、職種を問わない内容だった。
「やらなきゃなー、でもやる気しないなー」という気持ちのままずるずると時間をすごしてしまうときにどうすればいいか、についてのアドバイスが、丁寧かつ物静かに語られている。
ほとんどは「心構え」に関するアドバイスなのだが、その「心構え」を持つための手段については、まさにあの手この手、著者が試してみて効果のあった方法がたくさん示されている。
読者はその中から自分に向いていると思った方法があれば、それをやってみればいいし、もし自分には向いてないと思う方法ばかりだったとしても、「心構えの持ち方、やる気へのなり方」という、人があまり教えてくれないことについて、非常に親身に書かれているので、得るものは必ずあると思う。
私が特に印象に残った「やる気へのなり方」は、自分の中に「識者(顕在意識)」と「自己(潜在意識)」という役割を持った仮想の人格(人格のようなもの)を意識して、自分は識者となり、その二者間で会話(?)をしながら、自己がやる気になるのを待つという方法だった。
こう書くと、なんかすごく難しそうなのだが、識者と自己の会話を引用すると、こんな感じだ。
①やらねば:識者「そろそろ勉強やらないと」
自己「何で?」
識者「昇進試験まで、あと2ヶ月しかない」
自己「そうだったね」
②やろう: 識者「勉強できる気分かな?」
自己「うーん」
識者「イヤじゃないなら、少しやろう」
自己「そうだね」
「自己」の発言だけ追ってみると、なんてユルイ会話なんだろうと思ったが、人間ってそんなものだと強く思う。すぐにさぼって遊んでしまう「自己」を、「識者」である自分が、上手にあやして机の前に連れて行くのだ。
さっそくこの方法を試してみたのだが、私の場合は識者の忍耐力がたりず、あせって自己をたきつけようとする傾向があるらしく、なかなかうまくいかない。長期的な取り組みになりそうだ。
もうひとつ印象深かったのは、机の上の環境作りについてである。
勉強を始めてしばらくすると、だんだんとやる気が低下してきて、気持ちがぐらつき始めるので、そのときのために、「心の援軍」を用意するとよい、とある。
本では「心の援軍」として、家族やペットの写真とか、合格証書とか、好きなマスコットを机の上においておくことになっている。「1つではさびしいので、2,3個置いた方がいいでしょう」とある。
くじけそうになったら、これらの心の援軍を見て、パワーをもらうのだ。イラストには、いろいろな援軍を机の上において、「これで安心」とほほえむ女性の姿が描かれている。
さっそく私も「心の援軍」を!招集!
一匹だけだった・・・。(T_T)求む、援軍!
[本]
2006/08/16
雨の強さ
やっぱり天候といえば気象庁だ。
気象庁 雨と風の表
これによると1時間雨量(mm) 50以上80未満」は、
予報用語:「非常に激しい雨」
人の受けるイメージ:「滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)」
人への影響:「傘はまったく役に立たなくなる」
屋外の様子:「水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる」
やっぱりすごい。。 「傘はまったく役に立たなくなる」って、いったい・・・。
台風のとき、窓ガラスが洗車機に入ったみたいになって外が見えなくなったことがあったけど、きっとあのような感じなんだろうな。
これから台風シーズンなので、用心していきたい。
(去年は豪雨で近所が断水したことが・・・)
[雑談]
2006/08/15
集中豪雨ってあるよね
でも埼玉県では、もっと大変なことになっていたようだ。
YouTube - 集中豪雨の「柱」
1時間に60ミリって、どれくらいなんだろう・・・と思ったけど、シャワーのような感じなんだろうか。。文字通り滝のような雨だったのだろうか。そのとき「集中豪雨の中」にいた人の映像も見てみたかった。
高校生のころ、自転車で学校に向かっていると、晴れていた空がにわかにかき曇り、夕立のような雨がざざーーーーーっと降ってきた事があった。近くの軒下で10分くらい雨宿りしていると、「すーっ」とやんでしまった。
学校に着いた後、友達に「すごい雨だったよねー」と言うと、
「雨?なんのこと?(晴れている空を見て)どこが雨?」
と言われ、全く信じてもらえなかった。雨が降っていた場所と学校は、距離にして8kmくらい離れてたけど、同じ平野部だったのに、全然降ってなかったとは・・・。
今日、上記のニュースを見て、「あれは幻じゃなかった。やっぱりああいう降りかたはあるのだ」と、10年以上前のモヤッと感が、ようやくようやく晴れたのだった。
[雑談]
2006/08/14
東京大停電
今日7:38、東京・千葉の広範囲で停電発生。
発生後、2時間20分でほぼ復旧、3時間後には完全復旧となった。
幸い、私の家は停電が起きなかったが、エレベーターに閉じ込められるなどのトラブルが発生したり、電車がたくさん止まったり、東京ディズニーリゾートの開園時間が遅くなったりして、あちこちに大きな影響がでたようだ。
会社の人に聞いたところ、京葉線・りんかい線・ゆりかもめも止まっており、お盆に東京ディズニーリゾートやお台場へ遊びに行こうとした子供たちが、駅にあふれていたらしい。
下記は時事通信のニュース。
(時事通信) - 8月14日19時1分更新
損傷1カ所、広範囲に影響=都心貫く送電線-「早期復旧」強調・東電
14日朝、首都圏を襲った大規模停電は、1カ所で起きた送電線の損傷事故が、東京、神奈川、千葉の3都県に及ぶ広範囲の停電につながった。
東京電力によると、発電所で作られた電気は首都圏を環状に取り巻く50万ボルトの送電線で送られ、そこから27万5000ボルトに減圧されて放射状に都内に入ってくる。それぞれの送電線には、さらに減圧して電気を分配する下流の変電所が多数つながっており、各家庭まで電力を供給する。
今回、損傷した送電線は千葉、茨城方面から都内に入る27万5000ボルトの基幹送電線の1つ。都心を通り、横浜市北部の変電所までつながっており、幅広い範囲に停電をもたらした。
東電は、こうした送電線の損傷による停電事故を想定し、放射状の基幹送電線同士をつなぐ迂回(うかい)ルートも用意している。今回は首都圏西部からの供給網を使い、停電した地域への電力供給を再開した。
全面復旧まで約3時間を要したが、東電は「迂回網がなければ、損傷された送電線の復旧を待つほかなく、それに比べれば早く復旧できた」(広報担当者)と強調する。しかし、迂回ルートを使うには、高圧電流を流しても安全かどうかを確認する作業が必要で、どうしても復旧までには2、3時間かかるという。
基幹送電線が損傷してから3時間での復旧は、きっと早いほうなんだろうと思う。迂回ルートも用意されていたみたいだし、あとは今後、「高圧電流を流しても安全かどうかを確認する作業」をいかにスピードアップするかにかかってくるだろう。
もしこれが東京にある送電線じゃなくて、田舎の山奥にある送電線だったらどうなるんだろう。きっと迂回ルートも限られてるから、3時間では復旧しないんだろうな・・・。
[雑談]
2006/08/12
消えた百物語
一人一話ずつ怪談を話してゆき、一話語り終えるごとに火のついたろうそくを1本消す。百話を話し終えたとき、その場で怪異な現象が起こる・・・といわれている、あれだ。
私が学生だった1997年、日本の中世文学(大雑把に言って鎌倉時代あたり)がご専門の先生が開講された「言談」という文学について講義を受けたことがある。「言談」というのは、公の行事などの正式な場ではなく、夜に食事の後などで雑談をする雰囲気で話された話題を、その場にいた人や、人づてに伝え聞いた人が書き記したものだ。
印刷技術が未発達であった時代には、文献とは別に、口伝というものが非常に重要であったのだろうと思う。
私はその講義のレポートで、近世(江戸時代)に刊行された『諸国百物語』について書いた。百物語は人が語ったものを集めたものだから、「言談」のひとつとして解釈できるだろうと考えたのだ。
そして、私がそのレポートで「百物語」をテーマとして取り上げたのには、もうひとつ理由があった。
それは、1997年当時、一般家庭にようやく普及し始めていたインターネット上で、百物語を主宰していたサイトがあったからだ。
そのサイトの名前は「バーチャル百物語」。
現在よく見られる掲示板方式ではなく、管理人がメールなどで受け付けた実話怪談の中から少しずつ掲載していくという方式を取っていたサイトだった。特徴的だったのは、開設当初から、「百話を蒐集した段階でサイトは閉鎖する」ということが宣言されていた点だ。
1年以上かけて、百話を集めた後、実際にこのサイトは「目的を達した」という理由で閉鎖された。
閉鎖されてからしばらくは、URLに飛ぶと閉鎖のあいさつが表示されていたが、今ではそれも表示されていない。
私は前述のレポートで、この「バーチャル百物語」を「現代の言談、新しい言談のかたち」として紹介した。手元には手書きのメモとして、「バーチャル百物語」のURLや序文の写しなどがまだ残っている。今でこそ、インターネットは誰でも情報を発信できる」場として認知されているが、当時はまだ個人が発信できるメディアという意識はほとんどなかったように思う。そんな時代に、方向性をしっかり持ち、最後まで目的からそれずに運営した点は見事であったし、厳選された怪談の質も高かったように思う。
今では、インターネットで百物語をやろうと思ったら、わざわざサイトを開設しなくても、レンタル掲示板などで簡単に実現できるし、怪談の集まるスピードも、10年前の比ではないだろう。
しかし、「バーチャル百物語」の運営に見た「丁寧さ」(「丹念さ」といったほうがいいだろうか)、百話蒐集後に閉鎖にいたった「ブレのなさ」、それらがすべて、テキストベースであるにも関わらず、暗い部屋で一人一人が怪異を語り、ろうそくの火を消していくという、異様な「百物語」の雰囲気を閲覧者に感じさせていたのに比べると、やはり「軽い」感じがしてしまう。
あのサイトが閉鎖されてしまったのは、今でも非常に惜しい。
できればもう一度見てみたいと思うが、それはきっと永遠にかなわないことだろう。
[雑談]
2006/08/11
iPodの電池を換える
だんだんとバッテリーがもたなくなってきたので、そろそろ交換か・・・と思っていたのだが、バッテリ交換6,800円という価格に気圧され、そのままにしていた。
ところが、充電からはずした10分後にバッテリ切れという症状が出たため、いよいよ交換せざるをえなくなった。
通常、iPodの修理は郵送の扱いとなるので、修理に出してから戻ってくるまでに1~2週間かかるようだ。もうちょっと早くなんとかならないかなぁと思っていたところ、Apple Store 銀座店に、iPodの修理や相談を専門に扱ってくれる「iPod Bar」があることを知った。
ここに直接持ち込めば、少しは早く戻ってくるのでは?と思い、店に出向くことにした。
「iPodの電池交換したいんですけど・・・」とお店の人に尋ねると、「2階で承ります。予約をしますのでこちらへどうぞ」といわれ、店頭に並んでいるMacのところへ連れて行かれた。店内にディスプレイしてある(商品見本の)Macならどれでも、2階にあるiPod Barや一般修理受付のGenius Barの予約ができるらしい(私の予約はお店の人がやってくれた)。展示品がそのまま予約に使えるって、ちょっと驚き。
平日の夜、iPod Barの待ち時間は30分ほどだった。きっと休日だともっと混んでるんだろうな。
iPod Barで自分の番がやってきた。事情を話して本体を見せると、リセット操作をしたり、「『復元』の操作はなさったことがありますか?」などのいくつかヒアリングを経て、「本当にバッテリがもたないのか、本体の故障なのか、こちらで2~3日預からせていただいて、テストをさせていただきます」とのこと。テスト自体は無料なので、お願いすることにした。
その場で預り証を発行してもらい、帰宅。預り証はA4の紙1枚なんだけど、OA用紙のようにペラペラの紙ではなく、両面印刷ができるくらいの厚みのある紙で、右肩にアップルのロゴが入っている。こういう細かい部分の積み重ねで、高級感というか、かっこよさが違ってくるんだろうと思った。
2日後。携帯の留守電に「テストの結果、やはりバッテリの消耗度合いが高いため、バッテリ交換させていただきます。予約は不要ですので、iPod Barに直接お越しください」とのメッセージが入っていた。さっそく出向く。
すると、「iPod mini は、本体を開けてバッテリだけ交換というのができませんので、新品と交換ということになります」と言われる。要するに、iPodにおけるバッテリ交換とは、本体丸ごと新品になるということを意味していたのだ!かなりびっくり。(@o@;) それで6,800円もするのか・・・。
古いほうのiPodは回収されていった。
※以前はバッテリ交換が今の倍額の12,000円くらいだったらしい。きっと、新モデルへの買い替えを促進するためだったのだろう。
というわけで、思いがけずあっさりと新品に交換されたiPod mini。
2年も使ったとはいえ、なんとなく使い捨て感覚が否めず、ちょっと違和感も感じたが、メーカー側としてはかえってコストを測りやすかったり、修理用のモノやヒトを用意する必要がなかったり、経営上のメリットがあるのだろうと思う。古いほうの本体も回収されていったので、単純に廃棄されるのではなく、リサイクルされるのかもしれない。
面白い体験ができてよかった。
[雑談]
2006/08/09
トラブルシュート:ZoneAlarm にやられる
ここ1ヶ月ほど、会社のPCの挙動がおかしい。
どうおかしいかというと、
・Windows2000終了時に、「0x○○が0x○○のメモリを参照しました。メモリがreadになることは できませんでした」のメッセージが数回出る
・hostsファイルを開くと、「他のプロセスによって上書きが禁止されています」と出て、編集も削除もできない
・パーソナルファイアウォールの「ZoneAlarm」(Free版)を入れているが、右下のタスクトレイにアイコンが現れない。スタートメニューから起動しようとすると、「指定されたパスへのアクセスは拒否(禁止?)されています」のようなメッセージが出て起動できない
・WindowsUpdateが使えなくなった(自動更新されず、手動でもエラー)
これらの症状、特にhostsファイルを使っているプロセスがあることに危険を感じ、もしやウイルス?と思ってスキャンするも、空振り。
アドウェアか何かが悪さをしている?と思い、Spybot S&D や、Ad-aware をインストールするも、最新の定義ファイルが何度やってもダウンロードできない!はじめはダウンロード用のサーバが落ちてるだけかと思っていたが、翌日になってもエラーメッセージが出るだけでダウンロードできない。
なぜダウンロードできないんだろう?ファイアウォールが邪魔しているのかと思い、会社のネットワークではなくPHSで外部に接続するが、状況変わらず、失敗。ZoneAlarmは立ち上がってないし、Windows2000だからWindowsXPのようなファイアウォールはないし・・・。
結局原因不明なので、Ad-awareの定義ファイルを別途入手して手動で入れ替える作戦をとる。結果、入っていたアドウェアは削除できたが、上記のおおもとの症状には変化なし。。これもハズレかぁ。
hostsファイルを占有しているプロセスが不明なので、この問題はとりあえず横に置き、ZoneAlarmが起動できないことのほうを調査することに。
ワームの中には、ZoneAlarmを起動させないようにするものもあるようなのでちょっと怖かったのだが、ウィルススキャンがシロだったため、まずそちらの可能性はなくなった。
そこでふと気づいた。タスクマネージャのプロセスを観察していると、ZoneAlarmのプロセスである「zlclient.exe」がずっと立ち上がっているではないか。タスクトレイには出てきてないのに??
しかも、スタートメニューからZoneAlarmを起動させようとして失敗するたびに、新たな「zlclient.exe」が立ち上がり増えていくではないか!
ためしにプロセスを終了しようとしてみたが、エラーメッセージが出て終了もできない。なんじゃこりゃ・・・。
とりあえず、ぐーぐる先生に「zlclient.exe 起動できない」と聞いてみた結果が、
Monologue: ZoneAlarm6.5.725.000のバグ
であった。症状、おんなじですよ。。
自分のPCに入っているZoneAlarmのバージョンを調べたいと思ったのだが、Readmeには、バージョン「6.5」とだけかかれており、それ以下の細かいバージョンがわからない。アプリケーションは起動できないしどうしよう・・・と思っていたら、会社の人から「使ったSetupファイルが残ってたらわかるんじゃない?」と助言をいただいた。
急いで「ごみ箱」を確認すると、Setupファイルの名称に「6_5_722」の文字が含まれている。まったく同じじゃないけど、かなり近いバージョンなので、同じバグが含まれている可能性は十分ある。
もしかしたらhostsファイルを中途半端につかまえてるのもコイツなんじゃ・・・?と思い、即アンインストールを決意。
まず普通に「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールを試みた。
すると、「True Vector Internet Monitor」というサービスをシャットダウンするところでエラー発生。しかたなくアンインストールをキャンセルしたのだが、そこからWindows自体の反応がヤバくなった。。「アプリケーションの追加と削除」のウィンドウが閉じられない。エクスプローラを立ち上げようとすると「メモリが足りません」といわれ、スタートメニューから再起動しようとすると「再起動またはシャットダウンする権限がありません」といわれる。
・・・どうしようもなくなったので、強制的に電源を切った。「シャットダウンする権限がない」なんて、初めていわれたよ・・・。(T_T)
少し心を落ち着かせて、セーフモードで起動してみる。ちゃんと立ち上がった。少し安心。
セーフモードで再度、ZoneAlarmのアンインストールに挑んだ。一瞬で成功。
なんだったんだ、あのパニックは・・・。
普通モードで再起動。おお~ちゃんと立ち上がってる(涙)。
ここで、ZoneAlarmのバグが引き起こしていた数々の所業が、すべて明らかになった。つまり、
・hostsファイルの編集/削除が可能となった
・Windows終了時のエラーメッセージが出なくなった
・WindowsUpdateが使えるようになった
・Spybot S&D, および Ad-awareの定義ファイルが自動更新できるようになった(これもか!)
WindowsUpdateについては、もともと自動更新にしていたのだが、再起動後にすぐ更新されたところをみると、結構危ない状態のまま1ヶ月放置してしまっていたのかもしれない。
ちなみに、McAfeeのVirusScanの定義ファイルは、問題なく自動更新されていた。どう違うんだろう。。
ともあれ、問題が解決してよかった。
でも、いろいろな掲示板を見ていると、セーフモードでもアンインストールできなかったケースもたくさんあるようだ。今回そういったケースを免れたのは、不幸中の幸いだったかもしれない。
[雑談]
2006/08/07
2006/08/04
遅刻癖は治るのか
小学校からすでに集団登校に間に合わず、一人で走って通学。
高校のときは通学チャリで毎朝スーパーダウンヒルに挑み、時速60kmを記録。
大学のときはあまりに午前中の授業に現れないので、友達から心配の手紙を受け取る。
社会人になってからも、飛行機に乗り遅れること2~3回。
会社に遅れそうになりタクシー通勤したこと5~6回。(結局電車のほうが速かった)
まわりから「気をつけなよ・・・」と怒られ呆れられることばかりだったのだが、いったいどうやってみんな遅刻せずにいるのか、すごく不思議だった。
これではいけないなぁと思い最近、いろいろと自分の行動を振り返ってみているうちに、あることに気がついた。
私が遅刻するのは、「その日の最初の予定」だけなのだ。
いったん会社に着いてからあと、会議や客先の待ち合わせには遅れることがない。
つまり、その日に家を出て最初の用事のときだけ、何かがおかしいのだ。
家での過ごし方に、何か問題があると気がついたのだ。
相談系の掲示板で、遅刻する人に対して、よく「早起きすればいいよ」というアドバイスがなされるが、実は、早起きはできるのに遅刻する人が存在する。私もそうだ。
たとえば、 朝8時に家を出るために、6時に起きたとしよう。普段はギリギリに起きて20分くらいで準備して家を駆け出すところを、2時間もあるのだから絶対大丈夫なはずなのだ。
なのに、いろいろと準備をしているうちに、気がつけば8時5分。結局10分くらい遅刻、というパターンが何回もあった。
そういった人へのいろいろな掲示板の回答を見ているうちに、有効そうな回答があったので、今週は一週間、それを試してみた。(そこにリンクしたいのだが、どうしても再発見できない。。。残念)
心がけたのは3点。 結果、今週は遅刻をしなかったばかりか、かなり早くから会社に行くことができた。
この世界にいるあまたの同志のために、少しでも参考になればと思うので、心がけた3点についてここに書き出してみたい。
1.早起きをする。それも1時間早起きなどというのではなく、2時間くらい思い切って早起きする。
→自分が朝、家を出る準備にどれくらいかかっているか、遅刻癖のある人は本当にはわかっていない。だからはじめのうちは、思い切って時間を長めにとって様子を見る。
2.起きたらまず、家を出るために必ずやらなければならないこと「だけ」をやる。
→最低限、これをやらないと外に出られない!(=これさえやっていれば、とりあえず外には出られる)ということを厳選する。私の場合は、「お風呂に入る」「服を着る」「肌の手入れをして日焼け止めを塗る」「髪を乾かしてワックスをつける」の4つ。化粧もできてないけれど、この4つさえクリアすれば、とりあえず外には出られる。
この4つが終わるまでは、ほかの事は一切やらない。たとえ流しに食器がたまっていても、洗濯機が洗濯終了の音を鳴らしていても、まゆ毛が不自然に伸びていても、早起きしたから時間は普段よりあると思っても、一切手出しは無用だ。
ここでかなり意志の強固さが必要。食器や洗濯機に伸ばしかけた両手を、強い意志でひっこめるのだ。
3.早く家を出ることを恐れない。
→上記2つをクリアすると、たいていは家を出る予定の時刻よりも早く、家を出られる状態になっているはずだ。そこで大事なのは、まだ予定の時刻になっていなくても、とにかく家を出てしまうことだ。
時間が10分や15分あまったからといって、別の用事に手を出すと、結局10分やそこら遅刻してしまうのだ。「早めに出ると、なんだか時間がもったいない」と感じるかもしれないが、ここは遅刻をしないことが最大かつ最優先の目的であることを思い出して、思い切って靴をはき、玄関のドアを開けて外に出てしまうことが大事だ。
いずれも、普段から遅刻をしない人にとってみれば当たり前のことなのだろうが、私のように「早起きをしても遅刻してしまう人」にとっては、2.と3.のルールはかなりの衝撃であった。
普段から遅刻しない人に対してこの話をすると、「(1.をせずに)2.の時間を見込んで、ギリギリまで寝てればいいんだよ」といわれるが、それは私のようなタイプの遅刻魔にとっては、非常に危険な行為である。なにしろ、「準備の時間を見込む」ことが、本人はできているつもりでも実際はできていないから、数分単位で微妙に遅刻してしまうのであって、このアドバイスは1.2.3.をすべてクリアしてしばらく遅刻しない状態が続き、心理的にももう大丈夫、という時点からはじめるべきセカンドステージといえよう。
私がこの3つのルールをしいてから1週間たったが、遅刻は起きていない。いつも定時ギリギリか、数分過ぎて出社していたのが、定時よりも40分ほど前に会社に着くようになった。
私は小さい頃、遅刻して、そのとき感じた嫌悪感によって翌朝学校に行くのがいやになり、さらにまた遅刻するという、負のスパイラルに陥っていた。それがいつのまにか慢性的な心の「考え癖」になってしまっていたようだ。悪いとはわかっていながらも遅刻してしまう、せずにはいられないという強迫観念に近いかもしれない。
まだ私の遅刻改善プログラムは始まったばかり。
これからも意思を強く持って、遅刻をしないように生きてゆきたい。
[雑談]
2006/08/01
議事録
手書きでメモを取ると、時間がかかって発言を聞き逃すことがあるため、私はノートPCを持参して猛スピードで全発言をタイピングしまくる、という力技を使うことにしている。(もちろん後から議事録っぽく整える)
ただし自分も発言するので、却ってそこがあいまいになったりする。ダメじゃん。
議事録を上手に取ってまとめるにはどうすればいいのか。たとえば実践的なこんな研修もあるけれど、受講料が3万円以上というのは、なかなか自腹を切るには厳しい金額だ。
そこで誰もが思いつくあの方法。そう、アナウンサーが実況中継の訓練のため、身の回りの出来事全部を実況中継するように、周囲で交わされる会話すべてを議事録に起こすという、無料でできる訓練を実践して・・・みなかった。だってめんどくさいもん。
でも実践した人がいたのだ。
@nifty:デイリーポータルZ:勝手に議事録
女性3名による「定例ミーティング」の議事録。これだけ紛糾した会議をうつくしく議事録にまとめるその技術に脱帽だ。ぜひ参考にしたい。
「マスカラ購入検討・業者ヒアリングの件」については、特記事項がかなりヒットであった。グッジョブ。
[雑談]