お台場にヴィーナスフォートというショッピングモールがある。私も行ったことがあるが、天井が青空や夕焼け空に変わったりして、とても幻想的なところだった。
今日、『やさしい経済学』(竹中 平蔵著)を読んでいると、そのヴィーナスフォートについてすごく驚かされることが書いてあった。(※太字装飾はねこたんによる加工)
ヴィーナスフォートは定期借地権で建て、10年で取り壊して復元することになっています。つまり、ヴィーナスフォートは10年間だけ開いているテーマパークで、たまたまそこに商店があるというとらえ方もできます。
えー!!あれって10年で取り壊すの???
あんなにお店や人がいっぱい入ってるのに・・・。信じられない。。
調べてみたところ、ヴィーナスフォートは1999年の開業なので、再来年には取り壊しということになる。
そもそも定期借地権って何?と思って調べたところ、借主は「買うよりは安く、広い土地を借りることができ」て、貸主は「期限付きで土地を貸すことができ、期間の延長がない(必ず戻ってくる。普通は半永久的に貸したままになるらしい)」、そして「契約完了時に更地にして返還する」という契約らしい。
なるほど・・・。本当にあと2年後には更地になるみたいだ。
定期借地権とは
また、ヴィーナスフォートについて調べていると、ゲーム業界の人が立ち上げに関わっていたことがわかって、これもびっくりした。下記の記事を見ると、竹中さんが「ヴィーナスフォートは10年間だけ開いているテーマパークで、たまたまそこに商店がある」と表現していたことに納得。
ヴィーナスフォート 集客の秘密
上記の記事で参考にされている本はこちら
Amazon.co.jp: 感動経営学―ヴィーナスフォート誕生秘話: 本: 大前 研一,宮本 雅史
それにしても、あと2年ということは、ヴィーナスフォートの跡に何ができるか、もう動き出している人がいるはずだ。下記の記事でもちょっと触れられているのを発見。ヴィーナスフォートだけでなく、パレットタウンもそうらしいけど、下記の記事では、あの土地が定期借地権となった苦し紛れの理由にも触れられていて、「本当に更地になるのか~??」とちょっと疑ってる感じにも見える。
森永卓郎と垣花正の 朝はニッポン一番ノリ! AMラジオ 1242 ニッポン放送
世の中いろんな知らないことがあるもんだと実感。
勉強してみるものだなぁ。
[雑談]
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