2009/01/31

コンサルタントとしての勉強

たまたま見つけた『外資系コンサルタントのつぶやき』という連載記事。
ねこたんもITコンサルタントのような仕事をしているので、いろいろと参考になる記事が多かった。
その中で、第6回の部分がちょっと気になった。

外資系コンサルタントのつぶやき 第6回
私の友人に、突然サプライチェーン関連の仕事が振られました。彼はもともと技術畑の人で、それほど業務周りに詳しい人ではなかったので、どうなることやらと心配していたのです。彼はサプライチェーンの仕事が決まるとすぐに、大量の本を買い込み、プロジェクト開始後2、3日後には、とりあえずクライアントへのインタビューをこなしていました。もっとも、細かいところではやっぱり破たんがあったらしく、「突っ込まれて怖かった」などと話していました。彼はどちらかといえば一生懸命勉強をするタイプですが、それにしてもあれだけ短時間で要所を押さえる能力には脱帽です。


コンサルタントが知らない業務分野の仕事をするときには、まず片っ端からその業務の本を読んで一夜漬けするというのはある程度知られていることだと思うけど、これからとあるプロジェクトにアサインされるねこたんも自分を振り返ってみた。
今回のアサインはねこたんがコンサルティング経験がある業務分野なので、業務知識の追加は必要ないと思っていたけど、果たしてそうだろうか。
よく考えてみると、今回の仕事の範囲のひとつに、ねこたんが詳しい勉強をしたことのない業務があった。だいたいの流れはもちろんわかっているのだが、実際の業務についてそこだけ知識が浅い。
さっそくAmazonでその辺の書籍を5冊注文した。
さらに、コンサルティング関連の書籍で評価が高いものがあったので、それも3冊注文した。
こういうときは、「良さそう」と思った本は迷わずカートに入れることにしている。買った結果、本どうしで範囲がかぶっていてもかまわない。それだけ一般的な事項だということがわかるし、2冊目からはそこをとばして読んでもいい。
最初に少しお金がかかるけど、これで不安なく仕事ができると思うと正直、安いと感じる。

以前のねこたん日記で、ねこたんの強みの1つに「学習欲」があった。
これは自分自身でも自覚している強みなのだけれど、新しい知識を得るための行動を起こすことに抵抗がないということは、コンサルタントとしては必要なことなのだな・・・と「外資系コンサルタントのつぶやき」を読んで思った。
(最近、仕事に対する意欲が低下しているので、なんとか自分で自分を肯定したい心理なのかもしれないけど・・・。)

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